著:竹内洋 3件 人気順 新着順 教養主義の没落 変わりゆくエリート学生文化 著:竹内洋 一九七〇年前後まで、教養主義はキャンパスの規範文化であった。それは、そのまま社会人になったあとまで、常識としてゆきわたっていた。人格形成や社会改良のための読書による教養主義は、なぜ学生たちを魅了したのだろうか。本書は、大正時代の旧制高校を発祥地として、その後の半世紀間、日本の大学に君臨した教養主義と教養主義者の輝ける実態と、その後の没落過程に光を当てる試みである。 968円 丸山眞男の時代 大学・知識人・ジャーナリズム 著:竹内洋 戦後の市民による政治参加に圧倒的な支配力を及ぼした丸山眞男。そのカリスマ的な存在感の背景には、意外なことに、戦前、東大法学部の助手時代に体験した、右翼によるヒステリックな恫喝というトラウマがあった。本書は、六〇年安保を思想的に指導したものの、六〇年後半には学生から背を向けられる栄光と挫折の遍歴をたどり、丸山がその後のアカデミズムとジャーナリズムに与えた影響を検証する。 1,012円 大学の下流化 著:竹内洋 東大・京大からも消える教養主義、高学歴ワーキング・プア、競争なき教授たちと競争にさらされる大学……。大衆社会の中で進行する大学の下流化とはどのような風景なのか。大学を長年見つめてきた著者によるエッセイ集。 1,496円 1 TOP 電子書籍(本・小説) 著:竹内洋