嘘みたいな本当の話みどり 日本版ナショナル・ストーリー・プロジェクト
内田樹/高橋源一郎/ほしよりこ
泣いた、笑った、驚いた! 今回も、日本全国からとっておきの“嘘みたい”な話が集まりました。選者・内田樹、高橋源一郎両氏の琴線に触れた実話145編に、田原総一朗、横尾忠則、立川談春、三浦大輔、小泉武夫、近藤聡乃、山崎ナオコーラ、横塚眞己人氏、計8名の「あの人の『嘘みたいな本当の話』」も特別収録。 『きょうの猫村さん』で大人気・ほしよりこさんのたのしいイラストも満載です!!
選者プロフィール
内田樹(うちだ・たつる)
1950年、東京都生まれ。神戸女学院大学名誉教授。専門はフランス現代思想、武道論、教育論、映画論など。著書に『ためらいの倫理学』、『レヴィナスと愛の現象学』、『他者と死者』、『死と身体』、『寝ながら学べる構造主義』、『映画の構造分析』、『街場の教育論』、『街場の中国論』、『下流志向』、『武道的思考』など。『私家版・ユダヤ文化論』で第6回小林秀雄賞、『日本辺境論』で2010年度新書大賞、2011年4月には第3回伊丹十三賞を受賞。日本ユダヤ学会理事、多田塾甲南合気会師範、大阪市特別顧問。
高橋源一郎(たかはし・げんいちろう)
1951年、広島県生まれ。作家。明治学院大学教授。81年、『さようなら、ギャングたち』で第4回群像新人長編小説賞優秀作を受賞しデビュー。88年、『優雅で感傷的な日本野球』で第1回三島由紀夫賞、02年、『日本文学盛衰史』で第13回伊藤整文学賞を受賞。著書に『いつかソウル・トレインに乗る日まで』『一億三千万人のための小説教室』『ニッポンの小説―百年の孤独』『さよなら、ニッポン』『「悪」と戦う』など多数。2010年12月、内田樹との対談集『沈む日本を愛せますか?』も刊行。 814円