佐野 洋 88件 人気順 新着順 佐野洋推理傑作選 銅婚式 佐野 洋 中堅作家の波多亮、その夫婦の銅婚式の席上で、彼の元許婚者の死の真相を追及するという、とてつもない余興が始まった。招待客は各人それぞれの立場で推理を被露するのだが、夫婦の意図は測り難い。一人の記者が大胆な推理で、真相を暴露した。ところが彼は……。鬼才の処女作「銅婚式」ほか、つぶよりの好短編7編収録の傑作ミステリ短編集。 605円 佐野洋短篇推理館《文庫オリジナル最新14作》 佐野 洋 「殺したい男がいる」と告げた女の真意とは? 離婚した妻から突然頼まれた事のてん末は? 偽装アリバイ、変形倒叙、犯人当て、心理の深層……名手が繰り出す傑作の数々が、あなたの推理に挑みます。思わず唸る真相、これぞ短篇の醍醐味です。ミステリ界の巨人が、あらゆる技と知恵を駆使した傑作集。 880円 小説三億円事件 佐野 洋 事実は小説よりも奇なり? 小説は現実よりも面白いか? 1968年に発生して日本中の話題をさらい、今なお未解決の、かの「三億円事件」をヒント・素材にして、推理作家がさまざまの視点からリアリティーのある五つの「小説・物語」として構成した、異色かつ出色の連作ミステリー集。 550円 運ばれた危険 佐野 洋 家を3日間留守にするので、飼い犬に餌をやって欲しい――宅配便のセールス・ドライバーが担当区のお得意の夫人から受けた奇妙な依頼。それが、事件の発端で危険な罠だった。彼女は、約束の日を過ぎても帰らなかったのだ。平和な高級住宅地を舞台に巻き起こる不可解な連続殺人。巨匠が放つ白熱のサスペンス! 文庫オリジナル。 1,045円 指の時代 佐野 洋 キャリアの新人警部補・桜川が、大藤署にやって来た。警察庁幹部の親戚筋にあたるという、超エリートの「教育係」を命じられたのは、ベテランの柿本巡査部長。だが、大藤署の現役署員が起こしたある交通事故をきっかけに、柿本も理不尽な事件に巻き込まれていく――。警察署内で不祥事発覚! だれが嘘をついたのか? その背後に見え隠れする、警察の「暗部」と「腐敗体質」を鋭く抉る、ミステリーの巨匠による傑作長編推理小説。 880円 推理日記 I 佐野 洋 ミステリーの実作家であり、眼光紙背に徹する読み巧者としても知られる著者が、「推理小説は高級な遊び(エンターテインメント)である」との信念のもとに、数々の名作、傑作の魅力と問題点を摘出。――推理小説にはこんな読みかた、楽しみかたがあったのか、という“ミステリーを十倍楽しむ知的発見の書”である。 550円 推理日記 II 佐野 洋 ミステリーを十倍楽しむための、ファン必読の推理読本第2弾。独自の推理美学の秀れた実践者であり、かつ日本のミステリー界の理論家第一人者をもって鳴る著者が、数多の作品の長所・短所の分析から、有名な名探偵論争までを通じ、推理の最上の味わい方のコツを読者に伝授。作品別・事項別の索引つき。 550円 推理日記 III 佐野 洋 乱歩賞受賞の新進作家・坂本光一氏も熱読していた「推理日記」。ミステリー・ファンから実作家まで、“なるほど、そうか!”と感嘆させる、推理小説の味わいかた作りかたのAからZを、多くの作家の作品を爼上にのせて懇切に説く極上の“推理料理”のエッセイ集。 550円 推理日記(5) 佐野 洋 ミステリーは人生だ。実作者の目でみた鋭い分析と細部への徹底したこだわり……。辛口で鳴るミステリーの名匠が贈る、正統派ミステリー読本。松本清張から、赤川次郎、宮部みゆきまで多くの作家の作品を俎上にのせ縦横無尽に語る。ミステリーファン必読の極上推理エッセイ。ミステリーはこう読めば、もっともっと面白くなる! 1,210円 推理日記(6) 佐野 洋 こう読めば、推理小説はもっともっと面白くなる! おごらず、見くびらず、持ち上げず。私心なく、ただミステリーの発展と向上を旨として、巨匠・佐野洋がライフワークとして取り組む、極上の推理エッセイ集。実作者ならではの視点・論点は、まさに目から鱗が落ちる思いです。超辛口な正真正銘の骨太評論77編を収録。ミステリー好き必読の書。貴方の好きな作品が、きっと登場しています! 1,320円 推理日記(4) 佐野 洋 推理小説を何倍も楽しんでもらうための「誌上講演・ミステリーのできるまで」と、その実験・応用編たる短編作品「佳人豹変」も同時収録した、新機軸・立体構成の、出色の推理批評シリーズ、第4巻。推理愛好家、プロの作家はもとより、批評・論争べたの一般人にまで役立つ、お得用ミステリー読本。 605円 皮肉な凶器 佐野 洋 成田信夫に会社の同僚・盛岡精一が頼んできたのは、ゴルフの雑誌社が主催するゴルフコンペに身替わりとして参加してほしいということだった。腕に少々自信のある成田は、優勝賞品の高級ゴルフクラブに惹かれて頼みを聞き入れることにした。翌日、成田は盛岡の出社を待ったが現れない。いったい盛岡の身に何が起きたのか……(表題作の「皮肉な凶器」)。 「損な役割」では、高校時代からの同級生八重沢から、秘密の頼み事をされた遠野の顛末が描かれている。八重沢は不倫をしていたが、夫にバレてしまう。話し合いの席をもうけることになったが、身替わりとして遠野に出てほしいというものだった。慰謝料として百万を携えていった遠野がそこで見たものとは……。 もっともっと評価されるべき作家・佐野洋の、身替わりを材にとった凝りに凝ったミステリー7編。 671円 幻の殺人 佐野 洋 「わたくし、人を……。人を殺してしまったのです」 新聞社の論説委員をしている私は、愛人の冬子から衝撃の電話を受けた。当惑させられたのは、今朝の二時頃だという。 しかしその時刻、冬子に殺人は不可能だった。冬子とともに、わたしは家族に内密にして、熱海に二泊していたのだ。 冬子はこれから自首するという。わたしの不倫の秘密は守るれられるのか。そして、冬子は殺人犯として逮捕されされてしまうのか――。冬子によってもたらされたわたしの戸惑いが深まる。読めない結末の表題作「幻の殺人」。 この全5作の短篇は、長編の原型となったものばかり。男と女がそれぞれに秘める思惑が、意外な形をつくりだしていく。緻密で精巧なミステリー! 660円 言えない関係 佐野 洋 徹夜で麻雀をするといった夫不在の家で、妻の心にふっと淫らな隙ができてしまう。そこを突いた男と、ただならぬ関係がはじまり、妻は窮地に陥っていくのが表題作の「言えない関係」。 「戯れの誓い」では、もしも死期が迫っていることがわかったら、憎んでいる男を殺してやってもいい、と約束した男女の心理の葛藤と駆け引きを描く。 ほかに「指の骨」「職権濫用」「近所の墓」「血の問題」「鏡の前」「壺の中」など、全8編の短編集。いずれも、思いもかけない結末が待ち構えている。 660円 不逞の輩 退職者たち 佐野 洋 サラリーマンは会社では没個性を良しとして生きているが、それはあくまでも会社での顔である。 彼らの素顔があらわになるのは、定年退職した時だ。 自分はどうやって生きていけばいいのか。社会との関わりをどうやって維持していこうか。いっそ、世の中に背を向けて生きていくことも可能だろうか。 退職者たちは、生き方を探りながら恐る恐る一歩を踏み出す。 けれどもそこで待ち受けているのは、安全な地ばかりではない。落とし穴や底なし沼かもしれない。 退職がきっかけとなって起こる悪意や殺意を見事に描いた短編9作品! 660円 消えた人々 佐野 洋 失踪には、思い悩む中年サラリーマンだけが失踪するものではない。専業主婦も定年退職した壮年も、何かの理由があって失踪する。 その理由とは何か。 金? 男女関係のもつれ? 殺人の隠蔽? 平凡な日常から突如消えた七人の男女の大胆な失踪計画を描いた短編集。知的ミステリーの緻密さに息を呑む。 660円 墓苑とノーベル賞~岩中女史の生活記録~ 佐野 洋 岩中妙子は56歳の専業主婦。転居先の自治会で防犯部長を押しつけられる。だが、持ち前の好奇心から、次々と謎を追いかけていくことに……。墓苑のセールス電話が引き起こす脅迫騒動(「墓苑とノーベル賞」)、生垣に貼られた犬の糞尿への過激な警告文(「警告と署長感謝状」)など、日常の些細な出来事から広がる事件を鮮やかな推理で解明する連作ミステリー。 605円 検察審査会の午後 佐野 洋 「あなたは検察審査員候補者に選ばれました」高校教師・佐田のもとに届いた1枚の葉書。それは、検察官が下した不起訴処分の妥当性を市民が審査する日本独自の「陪審制」検察審査員の選任通知だった。落ちてきた突然の義務。佐田は、さまざまな事件に関わりながら、次第に興味を深めていく。「裁判員制度」時代に先駆けて名匠が描いた市民参加型司法推理の傑作! 550円 葬 送 曲 佐野 洋 親父が殺された。霊柩車に遭ったときに、親指を隠さなかった罰らしい」――なにげない親子の会話が、中学時代に友人からもらった不吉な手紙を思い出させた。それは迷信だと、一笑に付すことができない人の心。(「自信家」)ほかに「会葬者」「副葬品」など、短編の名手が、人の死の前後のさまざまなドラマを、ウィットあふれる筆致で描く、珠玉の連作ミステリー。 550円 白い刑事 佐野 洋 刑事の仕事は、被疑者の容疑を黒くする材料を集めること。しかし、その嫌疑が、誘導尋問や偽証によって落とされた「冤罪(えんざい)」の陥穽(かんせい)であったなら――。「白い刑事」と呼ばれる中央署の刑事・相良修平(さがらしゅうへい)は、弁護士や新聞記者の協力を得て、事件の隠された真相に迫る! あふれる機知と、心に残る人生の機微。社会派ミステリーの名匠が描く八つの傑作短編。 660円 12345 TOP 電子書籍(本・小説) 佐野 洋 3ページ目