ヘニング・マンケル/柳沢由実子 20件 人気順 新着順 苦悩する男 上 ヘニング・マンケル/柳沢由実子 イースタ署刑事クルト・ヴァランダー59歳、数年前に町なかのアパートを出て、田舎の家に住み始めた。娘のリンダも、同じ刑事の道を歩んでいる。そのリンダに子どもが生まれた。リンダのパートナー、ハンスは投資家。父親のホーカンは退役した海軍司令官、母親のルイースは元語学教師で、気持ちのよい人たちだ。だが自らの誕生パーティーの三ヵ月後、ホーカンが失踪してしまう。ルイースもハンスも原因に心当たりはないと言うが、ヴァランダーはパーティーでのホーカンの様子にひっかかるものを感じていた。北欧ミステリの金字塔シリーズ完結。 1,300円 苦悩する男 下 ヘニング・マンケル/柳沢由実子 退役した海軍司令官、ホーカン・フォン=エンケは、自宅であるストックホルムのアパートメントから散歩にでかけ、そのまま戻らなかった。ヴァランダーは娘リンダのため、そして初孫クラーラのために、ホーカン失踪の謎を調べ始める。海軍時代の経歴になんらかの秘密が隠されているのか? 海軍時代のホーカンの知り合いに話を聞くが、彼の行方は杳として知れない。そんな中、今度は妻のルイースまでもが姿を消してしまったのだ。ときおり襲う奇妙な記憶の欠落に悩まされながら、ヴァランダーは捜査を進めるが……。刑事ヴァランダー最後の事件。 1,300円 ファイアーウォール 上 ヘニング・マンケル/柳沢由実子 19歳と14歳の少女がタクシー運転手を襲う事件が発生。19歳のソニャがハンマーで殴り、14歳のエヴァがナイフで刺した。逮捕された少女たちは金ほしさの犯行だと自供、反省の色はない。ヴァランダーには彼女たちが理解できなかった。あまりにふてぶてしい二人の態度。尋問の席で母親を罵倒し殴ったエヴァに腹を立てたヴァランダーは、思わず彼女に平手打ちを食らわせてしまう。ところがまさにその瞬間の写真を新聞に掲載されてしまった。味方だと信じていた署長への不信、孤立感に苛まれるヴァランダー。北欧ミステリの巨匠の傑作シリーズ。 1,222円 ファイアーウォール 下 ヘニング・マンケル/柳沢由実子 タクシー運転手殺害で逮捕されたソニャ。脱走した彼女は、変電所で死体となって発見された。自殺か他殺か? 単純なはずの事件が一気に様相を変える。一方、現金自動支払機の前で死んでいたITコンサルタントの男性の死体がモルグから盗み出され、代わりにソニャとの繋がりを疑わせるものが置かれていた。男の周辺を調べ始めたヴァランダーは、コンピュータに侵入するために、天才的なハッカー少年の手を借りる。新しい時代の犯罪についてゆけず、苦しむヴァランダー。人気シリーズの転換点。 1,222円 背後の足音 上 ヘニング・マンケル/柳沢由実子 夏至前夜、三人の若者が自然保護地区の公園でパーティーを開いていた。18世紀の服装、音楽、美味しい料理、ワイン。物陰から彼らをうかがう目があるとも知らず……。イースタ警察署に一人の若者の母親から、娘を捜してくれという訴えがあった。夏至前夜に友人と出かけて以来、行方がわからないというのだ。旅先からの絵はがきは偽物らしい。捜査会議を招集したが、刑事のひとりが無断で欠席した。几帳面な人物が、なぜ? 不審に思ってアパートを訪ねたヴァランダーの目の前に、信じられない光景が。CWAゴールドダガー賞受賞シリーズ。 1,222円 背後の足音 下 ヘニング・マンケル/柳沢由実子 長年いっしょに仕事をしてきた同僚の刑事が殺された。そのあまりに無惨な殺人現場に、ヴァランダーを始め、イースタ署の面々は言葉を失った。どうやら殺された刑事は、夏至前夜に消えた若者たちの事件を調べていたらしい。二つの事件は同一犯のしわざなのか? 調べを進めるうちに、次第に明らかになる同僚の隠された素顔。自分はいったい、彼の何を知っていたのか。焦燥感がつのるなか、次の犠牲者が……。糖尿病からくる体の不調と闘いながら、ヴァランダーは事件の真相に迫る。現代社会の病巣を見事にえぐった、北欧の巨匠、マンケルの傑作。/解説=小山正 1,222円 五番目の女 上 ヘニング・マンケル/柳沢由実子 父親と二人のローマ旅行は、予想外に楽しいものになった。その素晴らしい一週間が終わり、イースタ警察署に戻ったヴァランダーを待ち受けていたのは、花屋の家宅侵入の通報だった。店主は旅行中で盗まれたものはない。その次には一人暮らしの老人が失踪した疑いがあるとの訴え。一見事件性のなさそうな二件のできごと。だが、老人が濠の中で串刺しの死体となって発見されるに至り、事態は恐るべき様相を見せはじめる……。ヴァランダーを、そしてイースタ署の面々の心胆を寒からしめた奇怪な事件。CWAゴールドダガー受賞作シリーズ。 1,222円 五番目の女 下 ヘニング・マンケル/柳沢由実子 串刺しにされて殺された老人の金庫には、傭兵と思われる人物の日記が入っていた。この中に手がかりが隠されているのか? 捜査を進めるヴァランダーのもとに、父親急死の報がはいる。せっかく心を通わせることができた矢先だというのに……。だが哀しみにひたっているひまはなかった。行方がわからなくなっていた花屋の主人が、遺体で発見されたのだ。長いこと監禁されたうえで殺され、森の中で木に縛りつけられていた。これはまだ始まりにすぎないのだろうか。新しい連続殺人の幕開けか? 現代社会の問題をあざやかにあぶり出す、北欧ミステリの真髄。/解説=北上次郎 1,222円 目くらましの道 上 ヘニング・マンケル/柳沢由実子 イースタ署のヴァランダー警部は、夏の休暇を楽しみにしていた。つきあっているバイバと旅行に行くのだ。そんな平和な夏の始まりは、一本の電話でくつがえされた。不審な女性がいるとヴァランダーが呼ばれて行った先の菜の花畑で、少女が焼身自殺。身元も自殺の理由も不明。目の前で少女が燃えるのを見たショックに追い打ちをかけるように、事件発生の通報が。殺されたのは元法務大臣。背中を斧で割られ、頭皮の一部を髪の毛ごと剥ぎ取られていた。これがすべての始まりだった。CWAゴールドダガー賞受賞の傑作。スウェーデン警察小説の金字塔。 1,018円 目くらましの道 下 ヘニング・マンケル/柳沢由実子 斧で殺害し、髪の毛ごと頭皮の一部を剥ぐという凄惨な殺人。犯人は次々と犠牲者を増やしていった。元法務大臣、画商、そして盗品の売人。殺害方法はしだいにエスカレートし、三人目は生きているうちに両目を塩酸で焼かれていた。犠牲者に共通するものは? なぜ三人目は目を潰されたのか? 常軌を逸した連続殺人に、ヴァランダーらは振りまわされる。そして四人目の犠牲者は……。犯人の目的はなんなのか。一方、菜の花畑で焼身自殺した少女は、ドミニカ共和国で失踪人として届けられていた。現代社会の病巣を鋭くえぐる、傑作シリーズ。/解説=杉江松恋 1,018円 笑う男 ヘニング・マンケル/柳沢由実子 正当防衛とはいえ、人を殺したことに苦しむヴァランダー。このまま警察官を続けるか否か、長期休暇を取りデンマークの海岸で悩む彼のもとへ友人の弁護士が訪ねてきた。同じ弁護士の父親が交通事故で死亡したが、腑に落ちない点があると言う。しかしヴァランダーに他人の悩みに力を貸す余裕などなかった。ついに警察を辞める決心をし、イースタに戻った彼が見たのは、自分が助力を拒み突き放した友人の死亡記事だった。他殺である。急拠、意を翻して復職し、事件を追い始めた彼の身に、犯人の魔の手が迫る。ゴールドダガー受賞人気シリーズ第4弾。/解説=関口苑生 1,324円 白い雌ライオン ヘニング・マンケル/柳沢由実子 春の祭典を目前にしたスウェーデンの田舎町で、不動産業者の女性が行方不明になった。良き妻、幸せな母、教会の熱心な信徒がなぜ? 失踪か、それとも事件か、事故か。ヴァランダー警部らは彼女の足取りを追い、最後に向かった売家へ急いだ。ところがその近くで謎の空き家が爆発炎上、焼け跡から発見されたのは、黒人の指と南アフリカ製の銃、ロシア製の通信装置だった。二つの不可解な事件の関連は? スウェーデンとロシア、そして南アフリカを結ぶ糸は? EU各国で爆発的な人気を誇るベストセラー作家の、CWAゴールドダガー受賞シリーズ。/解説=吉野仁 1,527円 リガの犬たち ヘニング・マンケル/柳沢由実子 スウェーデン南部の海岸に、一艘のゴムボートが流れ着いた。中には、二人の男の死体が抱き合うように横たわっていた。共に射殺。身に付けた高価なスーツからするに漁師や船員ではなさそうだったが、身元を示すような物は何もなく、ボートには製造元すら書かれていなかった。彼らはいったい何者なのか? 検死医の報告によれば、どうやら海の向こう、ソ連か東欧の人間らしいのだが……。小さな田舎町の刑事に過ぎないヴァランダーは、思いもよらない形でこの国境を超えた事件の主役を演じることになるのだった! 話題のスウェーデン警察小説、第2弾。 1,119円 殺人者の顔 ヘニング・マンケル/柳沢由実子 雪の予感がする一月八日の早朝、小さな村から異変を告げる急報がもたらされた。駆けつけた刑事たちを待っていたのは、凄惨な光景だった。被害者のうち、無惨な傷を負って男は死亡、虫の息だった女も「外国の」と言い残して息を引き取る。片隅で静かに暮らしていた老夫婦を、誰がかくも残虐に殺害したのか。ヴァランダー刑事を始め、人間味豊かなイースタ署の面々が必死の捜査を展開する。曙光が見えるのは果たしていつ……? マルティン・ベック・シリーズの開始から四半世紀――スウェーデン警察小説に新たな歴史を刻む名シリーズの幕があがる! 1,018円 ピラミッド ヘニング・マンケル/柳沢由実子 北欧ミステリの帝王、ヘニング・マンケルが生んだスーパースター、イースタ署の刑事クルト・ヴァランダー。そんなヴァランダーが初めて登場したのは、ガラスの鍵賞受賞の『殺人者の顔』だが、本書は、ヴァランダーがまだ二十代でマルメ署にいた頃の「ナイフの一突き」「裂け目」から、イースタ署に移り、ベテランとなった「海辺の男」「写真家の死」を経て、『殺人者の顔』直前のエピソードで、飛行機墜落の謎と手芸洋品店放火殺人事件を追う「ピラミッド」に至る、5つの中短篇を収録。ヴァランダーの知られざる過去を描いた、贅沢な作品集。 1,425円 流砂 ヘニング・マンケル/柳沢由実子 これが私の生きる条件を変えた十日間の真実である。流砂は地獄への穴だが、私はなんとかそれに嵌らなくて済んだ。――がんの告知を受けた北欧ミステリの帝王マンケルは何を思い、押し寄せる絶望といかに闘ったのか。遙かな昔に人類が生まれてから今日まで、我々は何を受け継ぎ、そして遠い未来の人々に何を残すのか。〈刑事ヴァランダー・シリーズ〉の著者の最後の作品。闘病記であり、遺言でもある、魂の一冊。 2,444円 北京から来た男 上 ヘニング・マンケル/柳沢由実子 凍てつくような寒さの未明、スウェーデンの小さな谷間の村に足を踏み入れた写真家は、信じられない光景を目にする。ほぼすべての村人が惨殺されていたのだ。ほとんどが老人ばかりの過疎の村が、なぜ。休暇中のヘルシングボリの女性裁判官ビルギッタは、亡くなった母親が事件の村の出身であったことを知り、一人現場に向かう。事件現場に落ちていた赤いリボン、防犯ビデオに映っていた謎の人影……。事件はビルギッタを世界の反対側、そして過去へ導く。刑事ヴァランダー・シリーズで人気の北欧ミステリの帝王ヘニング・マンケルの集大成的大作。 1,222円 北京から来た男 下 ヘニング・マンケル/柳沢由実子 亡くなった母が幼少時を過ごしていたという、殺人現場の家を訪れたビルギッタは、密かに数冊のノートを持ち出した。その中に記された“ネヴァダ”の文字が目に飛びこんできたからだ。それはスウェーデンの寒村で起きたのとそっくりの血塗られた事件が起きた土地。日記は1860年代に書かれたもので、アメリカ大陸横断鉄道敷設工事の現場監督が残したものだった。貧しさにあえぐ19世紀の中国の寒村、鉄道建設に沸く開拓時代のアメリカ、そして発展著しい現代の中国、アフリカ。現代の予言者マンケルによる、ミステリを超えた金字塔的作品。 1,222円 霜の降りる前に 上 ヘニング・マンケル/柳沢由実子 リンダ・ヴァランダー、まもなく三十歳。警察学校を修了して秋からイースタ署に赴任することが決まり、この夏は父クルトのアパートに同居している。久しぶりの故郷で、旧友ふたりとのつきあいも復活した。だが、その友人のひとりアンナがいきなり行方不明に。いなくなる直前にアンナは、彼女が幼いころに姿を消したままの父親の姿を見たと、リンダに告げていた。アンナになにが? 心配のあまり、まだ正式に警察官になっていないからと諫める父の制止を無視し勝手に調べはじめるリンダ。全世界で4000万部突破! スウェーデンミステリの巨匠マンケルの人気シリーズ。 1,119円 霜の降りる前に 下 ヘニング・マンケル/柳沢由実子 白鳥が燃やされる事件。子牛が焼き殺される事件。イースタの周辺では奇妙な事件が続いていた。頭のおかしい人間の仕業なのか。動物虐待か。さらに女性が行方不明になったとの通報が入る。だが驚いたことに、リンダのいなくなった友人アンナの日記に、行方不明の女性の名前があったのだ。ふたりはどこで繋がっていたのか。リンダの不安は増すばかり。調べているうちに、行方不明の女性の乗っていたベスパを見つけてしまった。娘の勝手な行動に父クルトは怒りを爆発させる。人気の刑事クルト・ヴァランダーが父娘で難事件に挑む。全世界で4000万部突破! 北欧ミステリの巨匠マンケルの人気シリーズ。 1,119円 1 TOP 電子書籍(本・小説) ヘニング・マンケル/柳沢由実子