越村勲 3件 人気順 新着順 演劇と映像で「体感する」世界史 越村勲 歴史を体感させる演劇とアニメーションの可能性! アニメーションや演劇を通して歴史を「体感する」ことを提唱し、演劇を通してその地域を全体的に考える意味を再確認するとともに歴史を学び、そこで造られる文化のハイブリッド化がグローバル文化の先例になることを示す。そして、アニメーション・ドキュメンタリーを検証する場を、「個人から」世界史を捉え直す場として提唱する。 1,870円 クロアティアのアニメーション 越村勲 アート・アニメーションの新たな世界を切り開いたクロアティアの「ザグレブ派」アニメーションに、大国に翻弄されてきた西バルカンの小国クロアティアに生きる人々の歴史認識や心性を探る社会史の新たな試み。 付録DVD収録の『ザグレブ・フィルム40年40分史』では、ザグレブ・フィルムの歴史とその特徴をコンパクトに通覧でき、主な作品のハイライトも楽しめます。また、代表作家4人の4作品もまるごと収録! けして古びず、新しささえも感じさせるアート・アニメーションの数々は必見です。 「……社会史の方法として、心性つまり人々の思考様式や感覚を、文献以外の図像なども使って研究しようとする方法があります。フランス史学をリードするP・ノラなどは、伝承に加えて写真・絵画そして映画などを分析の対象にしようと考えているようです。そして私は文献以外の資料としてアニメーションを取り上げたいと考えています。というのも、クロアティアの歴史を研究する中で、ザグレブ派と呼ばれるアニメーションにクロアティアの人々の心性がよく現れていると思うようになったからです。そして歴史的には近世民衆詩の英雄、現代的にはこのアニメーションの主人公がクロアティアの心性を分析する最良の材料ではないかと考えています……」(「序章」より) 2,090円 ウスコク 越村勲 盗賊か、英雄か______ アドリア海を荒らした海賊たちの物語。 オスマン帝国が覇権を広げるなか、 イタリア半島とバルカン半島に挟まれたアドリア海では、 海賊・ウスコクがその名を轟かせていた。 民衆詩で英雄と謳われたかれらの実態とは? 知られざるウスコクの歴史と暮らしぶりを明らかにする とともに、 バルカン半島で、イスラムとキリスト教のせめぎあいの 最前線となった軍政国境地帯の複雑な力学、 近世国家の成立と“アウトロー”の誕生の因果関係を探る。 2,420円 1 TOP 電子書籍(本・小説) 越村勲