風野 真知雄 81件 人気順 新着順 穴屋でございます 風野 真知雄 〈どんな穴でも開けます 開けぬのは財布の底の穴だけ〉──本所で珍商売「穴屋」を営む佐平次(さへいじ)のもとには、さまざまな穴を開けてほしいという難題が持ち込まれる。今日も絵師を名乗る老人が訪れた。ろうそく問屋の大店に囲われている絶世のいい女を描きたいので、のぞき穴を開けてほしいという。用心のため、佐平次は老人の後を尾ける。奴の正体は? 人情溢れる筆致で描く連作時代小説。(『穴屋佐平次難題始末』改題)。【解説】杉江松恋 726円 猫見酒 大江戸落語百景(1) 風野 真知雄 商売物のうなぎに愛着を感じ、うなぎを殺せなくなった長八は、南念和尚に相談し、「ご天寿うなぎ」なるものを考案した。それは江戸で大流行するが……。落研出身の著者による、古典落語、オリジナル落語をベースとした江戸人情噺。 610円 痩せ神さま 大江戸落語百景(2) 風野 真知雄 でっぷり太った幼馴なじみのお竹とお松は、甘い物を控えずに痩せたいという願望を叶えるため、近所で評判の痩せ神様の霊験に頼る。玉串は何と1両! あまりの大金に驚く二人に、怪しげな神主・安倍長明は、この神様は金持ちにしか効かないと方言する。不思議に思いつつも、その神様のお札を持ち帰る二人だったが……。大人気シリーズ第二弾! 610円 極道大名 風野 真知雄 久留米藩主・有馬虎之助には裏の顔がある。なんと江戸のごろつきで知らぬ者はない極道〈水天宮の虎〉なのだ。そんな虎之助だが八歳の将軍家継にはなぜか懐かれ、このかわいい将軍を支えて自分は副将軍にと目論んでいた。だがある日を境に事態は急変、かつて散散殴りつけた男の影がちらつき始め……。帰ってきた伝説の暴れん坊、新シリーズ始動! 564円 極道大名2 窮虎、将軍を噛む 風野 真知雄 八代将軍の座に就いた吉宗は、かつて自分をぼこぼこにした久留米藩主・有馬虎之助への恨みを忘れていない。腕の立つ久留米藩士が一人、また一人と襲われ、虎之助の裏の顔である極道の丑蔵一家でも幹部が嵌められ投獄された。やくざ一掃を唱える町奉行・大岡越前まで現われて追い詰められる虎之助。反撃の目はあるのか!? 緊迫のシリーズ第二弾。 564円 極道大名3 虎之助最後の日 風野 真知雄 久留米藩主でありながら極道〈水天宮の虎〉でもある有馬虎之助。敵対する将軍吉宗が差し向けてきた熊野忍軍の頭領を捕らえ、この駒をどう使おうかと悪だくみに余念がない。一方、吉宗は巻き返しを図るべく忍びの精鋭を放つが、胸の内ではもう久留米藩を潰すしかないと心を決めて……。大人気シリーズついに完結、虎之助と吉宗、最後の騙し合い! 564円 大名やくざ5 徳川吉宗を張り倒す 風野 真知雄 久留米藩の懐はまだまだ火の車。そこで藩主・虎之助は〈馬鹿につける薬〉という大儲け間違いなしの商いを思いつき、薬作りに自ら奔走する。そんな折、丑蔵一家を束ねる母・辰の行方が知れなくなった。江戸最大のやくざ・万五郎一家の仕業と睨んだ虎之助は、怒り心頭で殴り込んでゆき……。腕っ節と機転が武器の破天荒大名、痛快シリーズ第五弾! 564円 大名やくざ6 虎の尾を踏む虎之助 風野 真知雄 大胆不敵で型破り、これぞ不良大名の参勤交代! 参勤交代をさんざん先送りしてきた藩主・虎之助。さすがにもう国入りしないとまずいがやくざの抗争が一触即発の今、実家の丑蔵一家から離れることもできない。そんな折、虎之助はある偶然の出会いからこの難題を解く妙案を思いつく。一方国許では〈陰の藩主〉が虎之助を早く殺したくて、うずうずしながら待っていた……。痛快シリーズ第六弾! 564円 大名やくざ4 飛んで火に入る悪い奴 風野 真知雄 赤穂浪士の生き残り・寺坂吉右衛門が吉良の血筋・上杉家から命を狙われているという。 虎之助は祖父と親しかった寺坂を守ろうと動くうち、やくざも驚く上杉家の狡猾な策に辿りつく。 一方で、家中の敵対派からは藩主として命を狙われ、やくざの縄張り抗争も激化の一途――。 虎之助の暴れっぷりに磨きがかかる、人気爆発の痛快シリーズ第四弾! 564円 葛飾北斎殺人事件 風野 真知雄 ご先祖は八丁堀同心――若き歴史探偵が謎に迫る! 東京スカイツリーにほど近い葛飾北斎ゆかりの寺の前で世界的デザイナーの近田流星が遺体で見つかる。歴史研究家・月村弘平の恋人で警視庁刑事・上田夕湖が捜査するが有力な手掛かりは見つからない。一方、北斎の傑作〈富嶽三十六景〉をテーマにしたツアーに参加した月村も富士山で死体と遭遇し――北斎と事件の謎に迫る、書き下ろし歴史トラベルミステリー! 770円 眠れない凶四郎(四) 耳袋秘帖 風野 真知雄 難事件解決後も、凶四郎はなお江戸の闇を巡り廻る 今度の魔物は一体何か? 妻殺しの一件はなんとか解決。 し かし凶四郎の不眠症は快癒しないまま、今日も暗闇の江戸の街を見回る。 奉行の根岸は闇の世界に引きずり込まれないよう注意深く凶四郎を見守る。 しかし、再び殺しが起きる。 芝居小屋の裏方が張り巡らされた綱に縊り殺された!そして第二第三の殺しが。 走る凶四郎。根岸の名推理が冴え渡る! 土蜘蛛、骸骨、一体次は何だ!! 大好評、耳袋秘帖・殺人事件シリーズ。 689円 嘘つき 女だてら麻布わけあり酒場8 風野 真知雄 開明派を憎む鳥居耀蔵がとうとう南町奉行に就任。弾圧の機運高まる麻布の町で、居酒屋の女将・小鈴は恋仲の男とそば屋にいた。店の女将が店主に向かって〈そば切りが十八、うどんが二十六〉という不思議な注文を告げるのを見た小鈴は、その謎を解くうちに自分たち二人の行く末まで悟る。さらに小鈴には、心えぐられる決別が迫っていた……。傑作シリーズ第八弾! 556円 爺いとひよこの捕物帳 青竜の砦 風野 真知雄 死んだと思っていた最愛の父・源太と、思いがけず再会した下っ引きの喬太。だが父は将軍暗殺をたくらむ土御門一味から抜けたため、かつての仲間と町方の両方から追われていた。喬太を巻き込みたくない伝説の忍び・和五助翁はこちらにまかせておけと言うが、逞しくなった喬太は自分の意思で騒乱に飛び込んでゆく……。老爺の導きで半人前の少年が成長を遂げる、痛快捕物帳第四弾! 556円 爺いとひよこの捕物帳 燃える川 風野 真知雄 三年前の大火で父を亡くした下っ引きの喬太。遺体を見ては血の気が失せてしまう新米だが、伝説の忍び・和五助翁に助けられながら相次ぐ怪事件の真相に迫る。そんな中、死んだはずの父が将軍暗殺に失敗して逃走したという。和五助たち周囲の大人は喬太の耳に届かぬうちに解決しようと奔走するものの、一目逢いたいと願い合う父子の情は、いつしか互いを引き寄せていた――。 556円 星の河 女だてら 麻布わけあり酒場9 風野 真知雄 店に現れた南町奉行・鳥居耀蔵をきつい口調で追い返してからというもの、落ち着かない日々を過ごす女将の小鈴。完全に敵となった鳥居は次に何を仕掛けてくるのか。そして、仲間の日之助の正体は噂の盗人・紅蜘蛛小僧だという鳥居の指摘……。母に惚れた男たちの人生が狂ってゆくのを、やるせない思いで見つめる小鈴にさらなる悲劇が――。大人気シリーズ、感涙の第九弾! 517円 慕情の剣 女だてら 麻布わけあり酒場5 風野 真知雄 居酒屋〈小鈴〉に、酒樽とするめが相次いで置き去りにされた。謎々のような出来事の理由を探るうち、小鈴は亡母の思いがけない顔に辿り着く。一方、大坂の乱で爆死したはずの大塩平八郎は、幕府転覆の同志を募るため、葛飾北斎の居所を探り当てていた……。大好評シリーズ第五弾! 517円 町の灯り 女だてら 麻布わけあり酒場10 風野 真知雄 大塩平八郎が起こした世直し一揆の余波で、大切な人を失った女将の小鈴。悲しみはとても癒えないが、南町奉行・鳥居耀蔵との戦いのため懸命に知恵を絞る。囚われている仲間の日之助は無事に牢を出られるのか? 『巴里物語』に隠されたいた驚愕の真実とは? そして、小鈴は仲間と店を守り通すことができるのか? 大人気シリーズ、ついに完結。 517円 同心亀無剣之介 やぶ医者殺し 風野 真知雄 冴えない風貌のせいで周囲からは侮られがちの、北町奉行所同心・亀無剣之介。厄介な難事件を押しつけられては、ぼやいてばかりのしょぼくれた中年男だが、じつは見かけと違い、とんでもない才能の持ちぬし―小さな矛盾や、下手人のわずかな隙も見逃さず、たちまちのうちに完全犯罪を瓦解させる、凄腕の同心であった。そんな剣之介が担当することになったのは、女絵師殺しの事件。被害者の娘は、年若ながら新鋭絵師として期待され、その才に嫉妬した同僚絵師の仕業かに思われた。だが、ただひとり、剣之介だけは、ほかに真犯人がいるかもしれない、と直感するのだが…。爪を隠した天才が上級町民の罪を暴く、完全新作・ここに開幕! 682円 眠れない凶四郎(三) 耳袋秘帖 風野 真知雄 私の妻はこんな事で死なねばならなかったのか! 妻を殺されて不眠症になった同心が、妻惨殺事件の真相に迫る! 妻を池の端の出合い茶屋で惨殺された同心・凶四郎は不眠症となり、 夜回り同心として江戸の町を見守っている。 「武家屋敷に化け猫が出た」「神社の石灯籠が動く!?」――江戸の夜は意外と賑やかだ。 一方妻の実家の主が蝦夷地の交易に密かに手を染めているらしいと判明した。 果たして妻が殺された真相に迫ることが出来るのか! 689円 荀いく 風野 真知雄 中国は三国時代。中原の覇者を目指す曹操のもとに「王佐の才」を謳われる男がいた。その名も荀いく――。「王佐」とは王を佐(たす)けるの意味。荀いくは政戦両略にわたって曹操を支え、文字通りその覇業を援けた。曹操の留守を狙って攻め寄せた呂布を見事撃退し、君主の帰還まで根拠地を守り抜く、落ちぶれていた後漢の献帝を迎え入れるよう進言し、曹操の大義名分をつくる、兵力に勝る袁紹と互角に渡り合えるよう様々な策略をめぐらし、「官渡の戦い」を勝利に導くなど、まさに魏の建国は荀いくなくしてありえなかった。さらに本書では、荀いくを従来のイメージである「漢王朝の再興を目指す忠臣」として捉えるのではなく、様々な場面で躊躇する曹操を叱咤激励しつつ、その知略でもってなんとか魏王に仕立て上げようとする野心家として描いている。ラストは『正史三国志』『三国志演義』もびっくりの、驚くべき結末があなたを待っている! 589円 12345 TOP 電子書籍(本・小説) 風野 真知雄