手紙が語る歴史秘話 書簡と現代語訳で日本史の裏側を読み解く ~戦国武将から明治の文人まで~
「江戸楽」編集部
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
★ 貴重な資料を所蔵元の専門家が詳しく解説!
★ 年表や相関図、ゆかりの地で深堀も。
★ あらたな視点で語られる「あの出来事」、
家臣や友人にみせた「意外な素顔」
★ 親しい人への私信に垣間見える日常や家族のありかた…。
★ 激動の時代を生きた人物たちの足跡と、
息づかいを感じる人気の連載が1冊に!
◆◇◆ 本書について ◆◇◆
裸一貫から天下人に登りつめた豊臣秀吉、
江戸幕府を開いた徳川家康、
薩長同盟の成立に尽力した坂本龍馬…。
私達が歴史上の偉人に思いを巡らせる時、
映画やドラマ、時代小説に描かれたイメージが
浮かんでくることが多いのではないでしょうか。
後年に創作された逸話や伝聞ではない、
生身の姿を描くことは難しいものです。
そうした時に手掛かりとなるのが、
その人物が自ら記した手紙です。
記された内容は差出人の人柄だけでなく、
その時代の空気感までも伝えてくれます。
また、個性溢れる筆跡にも性格が表れているようで、
遠い過去に生きた人物がぐっと身近に
感じられることもあるかもしれません。
貴重な歴史資料でありながら
様々な楽しみ方ができるのは、
直筆の手紙ならではだと思います。
戦国や幕末といった時代の転換期の
緊迫感が感じられるようなものから、
日本を代表する作家の交友関係を伝えるもの、
家族への愛情に溢れたものまで様々。
その中から四〇点を厳選し、
相関図やゆかりの史跡などを加えて纏めたのが本書です。
日本史上の事件の舞台裏を覗いたり、
偉人の意外な素顔と出合ったり、
はたまた手紙の筆跡に注目したり。
それぞれの楽しみ方で読んでいただければ幸いです。
◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆
☆ 戦国時代
* 毛利元就→三人の息子
* 浅井長政→阿閉甲斐守
* 明智光秀→土橋重治
* 豊臣秀吉→滝川一益
* 徳川家康→浅野長政
* 徳川秀忠→結城秀康
・・・など
☆ 江戸時代
* 直江兼続→松本高次
* 勝→本居宣長
* 平賀源内→宮脇又右衛門
* 十返舎一九→藤森善兵衛
* 原惣右衛門→超倫子六左衛門
* 松尾芭蕉→句空
・・・など
☆ 江戸幕末期
* 河井継之助→河井代右衛門
* 坂本龍馬→乙女
* 沖田総司→佐藤彦五郎
* 高杉晋作→木戸孝允
* 渋沢栄一→千代
* 徳川斉昭→徳川慶恕
・・・など
☆ 明治以降
* 樋口一葉→くに
* 太宰治→井伏鱒二
* 芥川龍之介→山本喜誉司
* 福澤諭吉→鐘
* 夏目漱石→藤代禎輔
* 徳川慶喜→筆子
・・・など 1,980円