ルドルフ・シュタイナー/新田義之 4件 人気順 新着順 いかにカルマは作用するか ルドルフ・シュタイナー/新田義之 人智学者ルドルフ・シュタイナーが1903年に執筆した「霊魂の再受肉とカルマ」「いかにカルマが作用するか」の2編を訳出したものです。 (前略) シュタイナーにとって「カルマ」論が、生涯を通して考え続け説き続けた、いわば彼の哲学の中心テーマであったということと、この二篇の執筆から死に至るまでの二十年余りの間に、数えきれないほど度々「カルマ」について論じながら、結局のところ彼のカルマ論の根拠が、出発点のこの二篇にすでにはっきり示されており、その後の諸論はこれを基礎として肉づけられ、敷衍され、特殊テーマと結合されて行ったものに過ぎないと見られる……(訳者によるあとがきから引用) 本書は1986年7月に人智学出版社より発行された『ルドルフ・シュタイナー著作全集33 いかにカルマは作用するか』を復刊したものです。復刊に際しては、発行当時の時代背景を考慮して原本をできるだけ活かすこととしましたが、訳者による若干の語句の修正が行われています。 660円 人智学・神秘主義・仏教 ルドルフ・シュタイナー/新田義之 人智学者ルドルフ・シュタイナーが1923年に執筆した三つの小論からなる「人智学と神秘主義の相違」(味形修訳)と1910~11年にかけてベルリンで行われた連続講演の第13回にあたる「仏陀」(新田義之訳)の2編で構成されています。 本書は1986年7月に人智学出版社より発行された『ルドルフ・シュタイナー著作全集32 人智学・神秘主義・仏教』を復刊したものです。 復刊に際しては、発行当時の時代背景を考慮して原本をできるだけ活かすこととしましたが、編者・訳者による若干の語句の修正が行われています。 704円 精神科学の立場から見た子供の教育 ルドルフ・シュタイナー/新田義之 本書は原題をDIE ERZIEHUNG DES KINDES VOM GESICHTSPUNKTE DER GEISTESWISSENSCHAFTといい、1907年にシュタイナー自身の主宰する雑誌『ルチファー・グノーシス』に発表されたものである。教育に関する彼の発言のうちで最も古いものであるが、そういう歴史的な意義を一応抜きにしても、短かい内によく彼の教育観の要点がまとめられているために、今でも最重要なシュタイナー教育学文献の一つに数えられており、ヴァルドルフ学校教育に興味を持つ人達にまず最初にすすめられる本がこれだと言ってよい位である。(監修者によるあとがきより) 本書は1980年3月に人智学出版社より発行された『精神科学の立場から見た子供の教育』を復刊したものです。復刊に際しては、発行当時の時代背景を考慮して原本をできるだけ活かすこととしましたが、監修者・訳者による若干の語句の修正が行われています。 616円 マルコ伝 ルドルフ・シュタイナー/新田義之 本書はR.シュタイナーによる福音書解釈のなかでもとくに出色のものと言われています。 これまで長く翻訳では読むことのできなかった作品です。内容については、監修者の新田義之氏の本書の巻末に書かれた一文(一部抜粋)をご覧ください。 シュタイナーの『マルコ伝』について 新田義之(1981年記) 私にとっては『ルカ伝』と、この『マルコ伝』とが特に興味深く思われた。 と言うのは、『ルカ伝』には明らかにグノーシスの思想を根底とするシュタイナーのキリスト観が、従来のどの作品の場合よりも鮮明に示されているように見受けられたし、又、現在の人智学的キリスト教考古学が、盛んに中世美術の中にその証拠を探し求めている「二人の少年イエス」の考え方が、他作品のどれよりも明瞭に打ち出されているからであり、『マルコ伝』においては、これまでの一連の福音書解釈のしめくくりをする位置にある講演であるにもかかわらず、その結論である「無花果の樹にはもはや花咲かず、十字に組まれた枯木に、つり吊げられたイエスの肉体という花が咲く」というイメージに至り着く道程に、不思議なほど多くの思わせぶりな、時によっては極めて感情的とも見られる表現が混じっており、彼の思想家としての歩みを考える上での一つの手がかりが、そこに求められるからである。 本書は1981年9月に人智学出版社より発行された『マルコ伝』を復刊したものです。復刊に際しては、発行当時の時代背景を考慮して原本をできるだけ活かすこととしましたが、監修者・訳者による若干の語句の修正が行われています。 2,640円 1 TOP 電子書籍(本・小説) ルドルフ・シュタイナー/新田義之