北方謙三 206件 人気順 新着順 残照 ブラディ・ドール(7) 北方謙三 自らの生き様を確認する為、下村敬は何も言わず自分の元を去っていった女を追い求め、港町N市にやって来た。そこで癌に蝕まれながらも己を貫く医師・沖田や、この街の酒場『ブラディ・ドール』のオーナー・川中、坂井たちと出会う。そして沖田が経営する診療所がある土地の権利を狙う業者と対峙する為、下村は死地へと向った。最期の炎を燃やす男、愛の行く末を追う男、死にゆく男を止められない女──。交錯する想い、その先にあるのは光か闇か。大好評シリーズ第七弾!! 616円 黙約 ブラディ・ドール(6) 北方謙三 男は流れてきた。いつ消えていくかもわからないこの街へ──。闇を抱え港町N市に流れ着いた一流の腕をもつ外科医・桜内。ひと月ほど前、自殺未遂で治療をした患者が東京で射殺された。その後、次々と起こる不審な事故や事件。そのすべてに桜内の患者が関わり、この街に不穏な空気が漂い始める。酒場「ブラディ・ドール」に集う男たち、川中、藤木、キドニー、坂井──。深層の中で蠢く男たちの生き様と死に様を描いた、大好評シリーズ第六弾!! 616円 黒銹 ブラディ・ドール(5) 北方謙三 叶竜太郎はある男を追って港町N市に来た。この街にある酒場『ブラディ・ドール』のホステスと、追っている男が繋がっているという情報を掴み、叶は店の扉を開けた。店内では、十五年前に突如姿を消したピアニストの沢村明敏が演奏をしていた。ピアノの音色は歳月を経て、錆びが浮いたような味わいのある演奏になっていた――。叶が追っている人物とはいったい誰か!?そして意外な人物が叶の前に立ちはだかる――。大人気シリーズ第五弾!! 616円 秋霜 ブラディ・ドール(4) 北方謙三 ホテル「キーラーゴ」。港町N市から少し離れた海沿いにあるこのホテルに、画家の遠山一明は銀座のホステス・玲子と共に宿泊した。ヨットハーバーに立ち寄った遠山は、突如玲子を探す謎の男たちに襲われた。玲子の過去については全く知らない遠山だったが、どうやら彼女はこの街にある酒場「ブラディ・ドール」のオーナー・川中良一のことを知っているらしい。玲子の過去にはいったい何があるのか!?川中と玲子、ふたりの関係は!?珠玉のハードボイルド小説、シリーズ第四弾!! 616円 チンギス紀 十一 黙示 北方謙三 チンギス・カンは、弟や息子たちと共に金国に大軍で遠征し、攻城戦をおこなっていく。対する金国は、定薛を総帥とする防衛軍を組織し、福興が軍監に就く。ホラズムの皇子ジャラールッディーンは、ジャムカの息子マルガーシらと共にサマルカンドに戻る。マルガーシはアラーウッディーンに謁見を果たした。そしてチンギスは任城に進軍した際、旗を出さずにある場所へと向かう。そこにはかつて漢たちが集まった湖寨があった。 1,760円 肉迫 ブラディ・ドール⑶ 北方謙三 かつてフロリダでホテルを経営していた秋山律。妻を亡くし、娘とともに日本に帰ってきた秋山は、ある目的のため港町N市で土地を手に入れる。一方、新たに自分のヨットハーバーを建設しようとしていた「ブラディ・ドール」のオーナー川中良一は、建設予定地をめぐり、秋山と対峙する事になる――。脳裏に焼きつく惨劇。守るべきかけがえのない存在。錯綜する想いを胸に抱き、男は雄叫びをあげる。極上のハードボイルド小説、シリーズ第三弾!! 616円 碑銘 ブラディ・ドール(2) 北方謙三 権力、野心、支配……。様々な欲望を貪るような事件から、一年半が経った港町N市に、ひとりの男が降り立った。男の名は坂井直司。この街にある酒場「ブラディ・ドール」にバーテンとしてもぐり込んだ坂井。その目的は何なのか。笑顔の裏側に何があるのか――。自分を持て余し、死に場所を求める男たちの生き様を描いた、待望のシリーズ第二弾!! 616円 さらば荒野 ブラディ・ドール(1) 北方謙三 港町N市にある酒場「ブラディ・ドール」。店のオーナー・川中良一の元に、市長の稲村からある提案が持ちかけられた。その直後、弟の新司が行方不明になっていることを知った川中は、手掛かりを掴むために動き出す。新司は勤務先から機密事項を持ち出し、女と失踪している事が判明した。いったい弟は何を持ち出したのか!?そして黒幕は――。ハードボイルド小説の最高峰が、ここに甦る。シリーズ第一弾!! 616円 チンギス紀 十 星芒 北方謙三 草原の覇者チンギス・カンは、従来の騎馬隊に加えて、ボレウに歩兵部隊を、ナルスに工兵部隊を整備させていた。陰山の陽山寨を拠点に、騎馬隊と合流させ、まずは西夏の城郭へと軍を動かそうとする。ジャムカの息子マルガーシは、流れついたトクトアのもとで苛烈な修業を積み、次なる道へと動き出していた。ホラズム・シャー国の皇子、ジャラールッディーンは10歳で、護衛のテムル・メリクと共に旅に出る。予期せぬ邂逅が、二人を待ち受けていた。新たな幕開けの予感をもたらす好評第10巻。 1,760円 史記 武帝紀(七) 北方謙三 前漢の中国。老いを自覚する武帝・劉徹は、漠然とした不安を抱いていた。宮中に蔓延る巫蠱の噂。その嫌疑をかけられた皇太子は、謀反の末、自死を遂げる。国内の混乱をよそに、匈奴との最後の戦いが迫っていた。敗北を続ける将軍・李広利は、その命を賭け、敵将の首を執拗に狙う。一方、匈奴に降り右校王となった李陵は、故国への想いを断ち切るかのように最後の戦に向かう。亡き父の遺志を継ぎ、『太史公書』を書き上げる司馬遷。そして極寒の地に生きる蘇武は、友と永遠の絆を紡ぐ――。北方版『史記 武帝紀』、感涙の完結。(巻末エッセイ・小松弘明) 660円 史記 武帝紀(六) 北方謙三 前漢の中国。武帝・劉徹の下、匈奴との激しい戦いが繰り返され、無謀とも思える戦の末に力尽き降伏した李陵は、軍人として匈奴で生きることを誓う。一方、匈奴で囚われの身となり北の地に流された蘇武は、狼とともに極寒を生き抜き、自らの生きる理由を問うのだった。彼らの故国では、忍び寄る老いへの不安を募らせる劉徹の姿を、司馬遷が冷徹に記す。そして、匈奴の最精鋭兵を指揮する頭屠が漢軍を追い込むなか、李陵と蘇武は、宿星が導きし再会を果たす。北方版『史記』、佳境の第六巻。(解説・末國善己) 660円 チンギス紀 九 日輪 北方謙三 モンゴル族を統一し、さらにケレイト王国を滅ぼしたテムジンは、弟のカサル、テムゲ、長男ジョチらに出動を命じ、タヤン・カンが統べるナイマン王国との戦いを進める。そのナイマン王国の大軍の中に、ジャムカの千五百騎が、ホーロイ、サーラルとともに潜んでいた。崩れたナイマン軍を見届けて馬首を回したテムジンは、眼前にあるはずのない旗を見る。ジャムカ――。とっさに吹毛剣を抜いたテムジンだが、すさまじい斬撃を受けて落馬する。 1,760円 史記 武帝紀(五) 北方謙三 前漢の中国。大きな戦果をあげてきた大将軍・衛青を喪った漢軍は、新たな巣于の下で勢いに乗る匈奴に反攻を許す。今や匈奴軍の要となった頭屠の活躍により、漢の主力部隊である李広利軍三万はあえなく潰走した。一方、わずか五千の歩兵を率いて匈奴の精鋭部隊が待つ地に向かい、善戦する李陵。匈奴の地で囚われの身となり、独り北辺の地に生きる蘇武。そして司馬遷は、悲憤を越え、時代に流されようとする運命を冷徹な筆でつづり続ける――。北方版『史記』、慟哭の第五巻。(解説・吉野仁) 660円 史記 武帝紀(四) 北方謙三 前漢の中国。匈奴より河南を奪還し、さらに西域へ勢力を伸ばそうと目論む武帝・劉徹は、その矢先に霍去病を病で失う。喪失感から、心に闇を抱える劉徹。一方、そんな天子の下、若き才が芽吹く。泰山封禅に参列できず憤死した父の遺志を継ぐ司馬遷。名将・李広の孫にして、大将軍の衛青がその才を認めるほどの逞しい成長を見せる李陵。そして、李陵の友・蘇武は文官となり、劉徹より賜りし短剣を胸に匈奴へ向かう――。北方版『史記』、激動の第四巻。(解説・池上冬樹) 660円 史記 武帝紀(三) 北方謙三 中国・前漢の時代。武帝・劉徹の下、奴僕同然の身から大将軍へと昇りつめた衛青の活躍により、漢軍は河南の地に跋扈する匈奴を放逐する。さらに、その甥にあたる若き霍去病の猛攻で、匈奴に壊滅的な打撃を与えるのだった。一方、虎視眈々と反攻の期を待つ、匈奴の武将・頭屠。漢飛将軍と称えられながら、悲運に抗いきれぬ李広。英傑去りしとき、新たなる武才の輝きが増す――。北方版『史記』、風雲の第三巻。(解説・西上心太) 660円 史記 武帝紀(二) 北方謙三 中国前漢の時代。若き武帝・劉徹は、匈奴の脅威に対し、侵攻することで活路を見出そうとしていた。戦果を挙げ、その武才を揮う衛青は、騎馬隊を率いて匈奴を打ち破り、念願の河南を奪還することに成功する。一方、劉徹の命で西域を旅する張騫は、匈奴の地で囚われの身になっていた――。若き眼差しで国を旅する司馬遷。そして、類希なる武才で頭角を現わす霍去病。激動の時代が今、動きはじめる。北方版『史記』、待望の第二巻。(解説・細谷正充) 660円 チンギス紀 八 杳冥 北方謙三 モンゴル族の統一をかけた大きな戦いに結着がつくも、敗れた者たちはそれぞれに生き延びる。その中には、命ある限りテムジンの首を狙い続ける者もいた。テムジンはモンゴル族統一後も、遊牧だけではない生活を見据え、積極的に動く。軍の南の拠点となるダイルの城砦を訪れ、さらに大同府へと向かう。大同府には、かつて一時期を過ごした蕭源基の妓楼があった。そこでテムジンは轟交賈の男と出会う。しかし、そのような状況下、草原を生きる者たちに激震をもたらす出来事が、ふたたびテムジンを待ち受けていた。好評第八巻。 1,760円 史記 武帝紀(一) 北方謙三 匈奴の侵攻に脅かされた前漢の時代。武帝劉徹の寵愛を受ける衛子夫の弟・衛青は、大長公主(先帝の姉)の嫉妬により、屋敷に拉致され、拷問を受けていた。脱出の機会を窺っていた衛青は、仲間の助けを得て、巧みな作戦で八十人の兵をかわし、その場を切り抜けるのだった。後日、屋敷からの脱出を帝に認められた衛青は、軍人として生きる道を与えられる。奴僕として生きてきた男に訪れた千載一遇の機会。匈奴との熾烈な戦いを宿命づけられた男は、時代に新たな風を起こす。北方版『史記』、待望の文庫化。(解説・鶴間和幸) 660円 三国志 十三の巻 極北の星 北方謙三 志を継ぐ者の炎は消えず。曹真を大将軍とする三十万の魏軍の進攻に対し、諸葛亮孔明率いる蜀軍は、迎撃の陣を南鄭に構えた。先鋒を退け、緒戦を制した蜀軍だったが、長雨に両軍撤退を余儀なくされる。蜀の存亡を賭け、魏への侵攻に『漢』の旗を揚げる孔明。長安を死守すべく、魏の運命を背負う司馬懿。そして、時代を生き抜いた馬超、爰京は、戦いの果てに何を見るのか。壮大な叙事詩の幕が厳かに降りる。北方版〈三国志〉堂々の完結。 628円 三国志読本 北方三国志別巻 北方謙三 圧倒的な支持を得て遂に完結した,北方版三国志。熱烈な読者の要望に応えて,新たに収録した北方謙三ロングインタビューと,単行本のみの付録となっていた『三国志通信』を完全再録し,詳細な人物辞典,より三国志を愉しむための解説記事を満載したハンドブック。三国志全十三巻と共に,貴兄の書架へ。 628円 1 ... 345 ... 11 TOP 電子書籍(本・小説) 北方謙三 4ページ目