風野真知雄 85件 人気順 新着順 同心亀無剣之介 消えた女 風野真知雄 ちぢれ毛の髷に、冴えない風貌――北町奉行所同心・亀無剣之介は、陰でちぢれすっぽんとあだ名され、奉行所内だけでなく、市井の町民にも侮られていた。しかし、しょぼくれた見かけの裏には、難事件を解き明かす明晰な頭脳と、下手人をとことん追いつめる執念、そして奉行所内でも一、二を争う剣の腕前を隠し持っていた。年明けも近い晩冬の江戸??。禅寺の崩れかけた鐘撞き堂で、大店の女主人が、鐘の下敷きになって亡くなった。女の死に不可解な疑問を抱いた剣之介は、寺の住職・雪元を疑う。しかし、雪元は、女が死んだときに別の場所にいたという、確かな証言があった……。 649円 同心亀無剣之介 わかれの花 風野真知雄 風采があがらず、しょぼくれて冴えない侍――亀無剣之介は、毛羽だったちぢれ毛の髷と、名前の一文字から、ちぢれすっぽんと呼ばれる北町奉行所の名物同心。その風貌と、おどおどした言動は、奉行所のみならず、町民のあいだでも馬鹿にされているが、実は頭脳明晰であり、剣は鳳夢想流免許皆伝の腕前。見かけからは思いもよらない、切れ者同心であった。 ある日、沢木屋の女主人・おさよは、やむをえぬ事情から、能登屋の弦蔵を殺してしまう。考え抜かれた殺しの計画は完璧で、おさよは、奉行所の探索の手からうまく逃れたかにみえたが……。 殺しの下手人にしつこく喰らいつく、剣之介の追及がはじまる! 649円 同心亀無剣之介 恨み猫 風野真知雄 ちぢれすっぽんと呼ばれ、同僚の武士どころか市井の町民、はては悪党にすら侮られている、北町奉行所の名物同心・亀無剣之介。 だが、しょぼくれた顔 と冴えない言動の裏には、難事件を解き明かす鋭い頭脳と、鳳夢想流免許皆伝の剣術を隠し持っていた。殺しの下手人に対してさえ、したてに出る剣之介で あったが、おどおどと、しかししつこく質問を繰り返すうちに、下手人は亀無の中に潜む高い知性と、悪を見逃さぬ執念に気づき、そして恐怖する……。 猛 暑の江戸で、お千代は、幼なじみを殺してしまう。殺しの嫌疑から逃れたかに思えたお千代の前に、風采のあがらぬ同心・亀無剣之介が現れた。同心と下手人 の息づまる攻防が、ここにはじまる! 691円 同心亀無剣之介 きつね火 風野真知雄 ちぢれ毛の髷にしょぼくれた顔……亀無剣之介は、その冴えない風貌ととぼけた態度から、周囲に無能と侮られる北町奉行所同心。仕事がつらいとぼやいてばかりだが、その本性は、犯人のほんのわずかな間違いを見逃さない、きわめて頭脳明晰な切れ者であった。ある日、不忍池の横の川に悪名高い金貸しの亡骸があがり、その近くで、商家の若旦那の斬殺死体が見つかる。現場の状況から、辻斬りの仕業かと思われたが、じつは河西慶二郎という用心棒が仕組んだ、巧妙な連続殺人であった。ばらまかれた偽装や罠を見破り、着々と下手人の河西を追いつめる亀無。だが、真相の裏側には、亀無ですら予想できない戦慄と、切ない哀しみが隠されていた……。 680円 ふうらい指南 風野真知雄 真夏の江戸。大川が江戸湾に流れ込む鉄砲州で、日がな釣りを楽しむ四十なかばの武士──もと火盗改め同心、矢沢冬馬である。武芸百般、悪党に恐れられた凄腕の剣士であったが、大捕物の最中のある出来事により、火盗改めを引退。息子に家督をゆずり、釣り三昧のなんとものどかな日々を送っていた。命を賭す激務からは解放されたが、幾度も死線をくぐり抜けた歴戦の武者にしてみれば、やはりちと退屈。ふとした事情から、市井の人々に武芸の個人指南をはじめるのだが……!?難事件からおかしな騒動まで、あざやかな剣さばきと人情で解決する冬馬の活躍! 691円 ふうらい秘剣 風野真知雄 かつて火盗改めの鬼と呼ばれた矢沢冬馬は、江戸八丁堀で武芸指南をいとなむ凄腕の剣客。四十なかばにして家督を息子にゆずり、釣り三昧ののどかな日々を送るが、悪を追いつめる激しい気性はなかなかおさまらない。そんなある日、武芸の手ほどきを依頼された冬馬が、約束の場所に向かうと、そこには依頼人の無惨な斬殺死体があった。駆けつけた旧知の同心、須田剣一郎に事情を説明するも、殺しに使われた刀は間違いなく冬馬のもの。嫌疑を晴らすかたわら、失われた秘剣の復活という難題に四苦八苦する冬馬の前に、なんと恋の好敵手も現れて……! 680円 宮本武蔵の猿~奇剣三社流 望月竜之進~ 風野真知雄 独自に編み出した剣術、三社流の師範・望月竜之進は、諸国を剣術修行で廻っていた。武蔵国川越城下に入ると、有名な剣豪・宮本武蔵の剣の奥義を会得した猿がいるという話を聞く。はたして、その“剣豪”猿の腕前は、そして、その裏に隠れた陰謀とは……。抱腹絶倒、息を呑む剣戟の末に、ホロリとする、風野真知雄しか書けないオリジナル時代小説シリーズ第一弾。 660円 耳袋秘帖 南町奉行と深泥沼 風野真知雄 南町奉行・根岸肥前守に大身の旗本・山崎主税助が相談を持ち掛けてきた。 麻布の山崎家の屋敷にある「がま池」に、妙な生き物が棲んでいるという。 その後、麻布界隈で奇妙な事件が頻発。 どうやら謎を解く鍵は、山崎家の所領・備中川上郡成羽領の「深泥沼」という大きな沼にあるらしい。 好評の「南町奉行」シリーズ第2弾! 709円 奇策―北の関ヶ原・福島城松川の合戦 風野真知雄 独眼竜vs.老将!圧倒的な軍勢に真っ向立ち向かった、知られざる“北の関ヶ原”。――慶長五年(1600)、東北の覇権を狙う伊達政宗が二万の兵を進めるなか、福島城を守る上杉方は僅か四千だった。圧倒的不利の中、裏切りの常習者である福島城代・本庄繁長は、いかにして戦うか!? 680円 喧嘩旗本 勝小吉事件帖 風野真知雄 口先と押しの強さは天下一品! 勝海舟の父、最強にして最低の親ばか小吉。無頼がたたって座敷牢に閉じこめられていた。牢での暇をもてあますあまり、奇妙な才能を開花させた。江戸市中で頻発する事件の謎を、たちどころに座敷牢探偵(アームチェア・ディテクティブ)するのだ。涙あり、喧嘩あり、これぞ人情時代小説! 680円 罰当て侍 風野真知雄 赤穂四十七士ただ一人の生き残り、薄幸の町娘のため剣を抜く! 吉良邸討ち入りに加わり、ただ一人生き延びた男、寺坂吉右衛門。江戸じゅうを沸かせた忠臣蔵から三十余年、齢七十を超えた彼は、麻布の曹渓寺でひっそりと寺男を務めていたが、突如周囲に奇妙な事件が続出する。近所のうどん屋店主・喜兵衛が渋谷川で溺死、その直前にうどん屋の隣の長屋の庭木に、ほんの一瞬、死体が逆さ吊りにされていたというのだ。喜兵衛はそれを目撃していたのだが……。残された喜兵衛の娘おさきは苦界に身を落とす覚悟をするが、吉右衛門は彼女を救うため老体に鞭打ち事件の真相を追う。かつての名剣士吉右衛門は、討ち入りで見せたあの剣の冴えを取り戻せるのか! 書き下ろし傑作、待望の電子化! 649円 幻の城――大坂夏の陣異聞 風野真知雄 慶長十九年、大坂城へ続々と武将たちが集結していた。大坂の陣の幕開けである。だが真田幸村は、総大将にふさわしい人物がいないことに苛立っていた。「あの方しかいない」幸村は密かに根津甚八らを流人の島・八丈島に向かわせた!もう一つの「大坂の陣」。 733円 密室 本能寺の変 風野真知雄 信長はどのように死んだのか?殺したのは誰なのか? 日本史上最大の“密室”の謎が、いま解き明かされる!? 「上さまをもっともお慕いしているのは、この光秀である――」天正10年(1582)6月1日。織田信長は茶会を催すため、わずか30人の警護を伴って京の本能寺に入ったが、 明智光秀はそれを心底憂えていた。そこに集まったのは信長を討たんとする「刺客」ばかり。そして、このまま信長が誰かに殺されるのをみすみす許すくらいならば、いっそわが手で、と挙兵を決意する。だが翌日、本能寺を取り囲んだ光秀は、信長がすでに殺害されたことを知る。居合わせたのは太政大臣の近衛前久や博多の島井宗室など、信長に恨みを抱く公家や豪商ばかり。いったい誰が? どのような方法で? 憤怒に包まれた光秀の、犯人捜しが始まった! 715円 やっとおさらば座敷牢 風野真知雄 奇怪な事件を見事に解明! 快刀乱麻を断つ「座敷牢探偵」の爽快名推理! 座敷牢暮らしももうすぐ三年になろうかという、本所の無頼旗本・勝小吉。最近は悪友の早川又四郎にすら愛想を尽かされている。のちに勝海舟となる息子の麟太郎のあどけない笑顔に時には反省もするが、「ぶっかけ飯しか食わない男の変死」や「切腹した犬」などの怪事件を聞くや、俄然、その解決のために身を乗り出す。手柄を上げて、一刻も早く窮屈な牢屋から解放されたいのだ。はたして、小吉に僥倖は訪れるか……抜群の知力と笑えるほどの駄目さ加減が心をほぐす痛快時代推理。勝海舟の父の若き日の抱腹破天荒生活、ついに完結! 770円 われ、謙信なりせば――上杉景勝と直江兼続 風野真知雄 「あの二人が欲しい」慶長三年、天下盗りに王手をかけた徳川家康が呟いた。二人とは、故上杉謙信の跡を継ぐ上杉景勝と軍師直江兼続…家康が最も恐れた男たちである。が、家康が老獪に足場を固めつつあるとき、真っ向から対立してきたのがこの二人だった!“義”を重んずる謙信たらんとする景勝と兼続の超然たる生きざまを描く! 770円 耳袋秘帖 南町奉行と大凶寺 風野真知雄 墓を作れば化けて出る、檀家は次々に落ち目となり、 おみくじを引けば大凶ばかりの深川・題経寺。 その噂を小耳にはさんだ南町奉行・根岸肥前守だが、 お寺のことは管轄が違う。 とりあえず寺社奉行の耳に入れておき、 一件落着と思っていた矢先に、境内で女が殺されて……。 装いも新たに「耳袋秘帖・南町奉行シリーズ」発進! 709円 女だてら 麻布わけあり酒場 風野真知雄 聞き上手、料理上手の女将おこうを頼って、わけありの客が集う人気居酒屋。ところが失火でおこうが落命し、彼女に惚れていた常連客の元同心・星川、瓦版屋の源蔵、元大店の若旦那・日之助は途方に暮れる。せめてもの弔いに三人は店の再建を誓うが、思わぬことから火事が付け火である証拠をつかむ……。時代小説の気鋭、待望の新シリーズ第一弾! 596円 大名やくざ 風野真知雄 有馬虎之助は大身旗本の次期当主。ところが屋敷を一歩出れば着流しを大きくはだけて目つき鋭く、「若親分!」と方々から声が飛ぶ。じつはこの虎之助、侠客の大親分を祖父に持つ根っからのやくざだった――。敵との縄張り争い、主筋の藩の跡目騒動、次々と舞い込む難題に稀代の暴れん坊がはったりと剣戟で対峙する! 痛快時代小説シリーズ第一弾。 564円 大名やくざ3 征夷大将軍を脅す 風野真知雄 藩に三十万両という莫大な借金があると知った虎之助。やくざなら踏み倒すところだが大名ではそうもいかない。そこで、恋仇で大金持ちの商人・紀伊国屋に借金を押し付けて、ついでに二升太夫からふられるようにとあれこれ策を練る。一方では祖父の遺言から将軍綱吉の弱みに気付き、ある悪だくみを企てて――話題沸騰の痛快シリーズ第三弾! 564円 大名やくざ2 火事と妓が江戸の華 風野真知雄 やくざの若親分でありながら大名となった虎之助。だが藩士はみな軟弱で、これでは藩に任された火の御番も覚束ないと直々に鍛え始める。そんな中、将軍の菩提寺で付け火騒動が起こり、火消しで名高い加賀藩と腕の優劣を巡る睨み合いに。雄藩相手に一歩も引かぬ虎之助だが、一方では風変わりな酒飲み太夫に袖にされ……。痛快シリーズ第二弾! 564円 12345 TOP 電子書籍(本・小説) 風野真知雄 3ページ目