麻倉一矢 54件 人気順 新着順 八咫烏の罠 麻倉一矢 天子様の護り人と称す八咫烏らが江戸で暗躍。 将軍の命で俊平は京へ。 朝幕対立が再熱しはじめた。 桜町帝と過激派公家の胸に、幕府への不信は未だ根深い。 天下大乱に繋げてはならぬ。 桜町帝に拝謁した俊平は…。 将軍吉宗の影目付・柳生俊平は、吉宗から、ふたたび朝廷と幕府の間を取り持ってほしいと密命を受けた。かつて桜町天皇は、天皇親政と朝廷権威の復活をめざして、尾張藩を介して幕府転覆を目論んだことがあった。その折は柳生俊平の活躍があり、朝幕の抗争も一度は収まったかに見えたが、朝廷の幕府への不信は未だに根深いと吉宗は言う。俊平は密命を受け、京へ向かった。 770円 浮世絵の女 麻倉一矢 絵師は瀬戸内の姫君! 漁場を巡り隣藩が攻防。将軍の命で俊平は…… 国許は讃岐の丸亀藩五万石。 戦国以来の自由なる海の民を誇るが、隣国の高松藩が徳川御一門の威をかりて、丸亀の漁場を荒らしまわる。 元大奥の中臈でお局館の吉野が、浮世絵に描かれることになった。絵師は、 讃岐の丸亀藩五万石の姫君・輝姫。若き現藩主京極高矩の姉で妾腹の輝姫の母は、家康から幕府創業の功で朱印状を与えられ名字帯刀を許された戦国以来の海の民「塩飽衆」の出。丸亀藩の漁場をたえず荒らすのは、隣国の高松藩。徳川御三家水戸家の支藩を笠に着て、将軍吉宗をも悩ませる存在。そこで……。 770円 剣豪殿様 堀田左京亮 家斉の朋友 麻倉一矢 「そちだけが頼りじゃ」──先の将軍にして、未だ大御所として幕政の実権を握る徳川家斉に、こう言われて信頼されているのは、若年寄を務める堀田左京亮正衡であった。だが、幕閣の中枢にありながら、左京亮の居所は御城にあらず、深川仲町にある居酒屋「酔狂」である。ここで北町奉行・遠山金四郎景元や町の悪どもとつるむのが常だった。その遠山が、困惑している。なんでも大御所のお気に入りの大奥女中が行方不明となり、その探索を命ぜられているという。興味が湧いた左京亮は、女探しを始めることに……。が、この騒動、裏では江戸城内で権力をふるう大物の、あらたな悪だくみと繋がっていた。剣豪と謳われた前将軍の“良き友”が、徳川の世を守るため、ついに立ち上がる! 693円 剣豪殿様 堀田左京亮 将軍家、危うし! 麻倉一矢 江戸深川の居酒屋「酔狂」──。ここには、夜な夜な馴染みの町人衆が集まり、賑わっている。が、風変わりな風来坊の侍もいた。いつも気軽に立ち寄るので気付かれもしないが、彼は幕府の中枢若年寄を務める堀田左京亮正衡、その人であった。しかも大御所徳川家斉の信頼も厚く、最近は家斉自ら左京亮を訪ねてこの店に来る始末である。家斉は十四男斉文の養子先に悩んでいた。その候補に突然、薩摩藩の名が挙がる。どうやら斉文が島津家の清姫に懸想したというのだ。だが、幕府を敵対視する薩摩はいよいよ反発、叛逆の意思を固め出した。南国の大藩との争いは避けたい幕府。将軍家のため、剣豪を自負する左京亮はついに、手強い示現流の剣士たちの前に立ちふさがる! 682円 剣豪殿様 堀田左京亮 日の本一の侍 麻倉一矢 ここは、深川辺りの荒くれがずらり揃う、居酒屋「酔狂」──。さまざまな悪たちがいたが、その中で異彩を放つ者がいた。黒の羽二重を纏い、色白の品のいい顔立ちの侍で、名を堀田左京亮正衡という。左京亮は、若年寄を務める譜代大名で幕閣の中枢にいたが、仕事を終えると、夜な夜なこの店の暖簾をくぐっていたのだった。そのうえ彼の“友”は、将軍職を譲った大御所こと、徳川家斉だというから恐れ入る。その家斉がある日、胡蝶と名乗る一人の美女と親しくなった。だが女は、家斉を大御所と知って近づいて来たフシがある。しかもその正体を探るうち、日本の未来が転覆しかねない、大藩と商人の恐るべき企てが明らかに。さて、剣豪左京亮はこの大敵に、どう立ち向かうのか──!? 693円 やさぐれ大納言 徳川宗睦 麻倉一矢 「おれはやさぐれ者だ。惚れれば身をもち崩す」──深川の場末の居酒屋を切り盛りするお駒に頬を寄せられ、そう囁くのは黒羽二重を着流し、徳田宗之助と名乗る浪人者。ところがその正体たるや、御三家筆頭、尾張家九代藩主にして従二位大納言徳川宗睦、その人であった!宗睦は自由の利かない大名生活に我慢できず、影武者を置いて上屋敷を飛び出していた。だがそのお陰で、附家老や作事奉行が、木曽檜の値の吊り上げに加担している事実を知る。陰謀の黒幕は幕閣にも及び、これに危機感を募らせて町に現れた一橋治斉も宗睦に協力。次期将軍候補の若き二人が、江戸のため、国のため、正義の剣をふるう!尾張藩中興の名君が市井で悪事と闘う、期待の新シリーズ、開幕!! 715円 やさぐれ大納言 徳川宗睦 上様の姫君 麻倉一矢 一人の男が江戸の町を歩き回り、人捜しをしていた。浪人風情だが、飄々として端正な顔立ちである。実はこの男、御三家筆頭、尾張藩九代藩主にして次期将軍候補でありながら、大名暮らしを嫌い、深川の居酒屋に住まう徳川宗睦、その人であった!そして探していたのは、田沼意次邸に預けられたのち、行方知れずとなっていた十代将軍家治の娘・春姫で、上様から直に乞われて町中を捜していたのである。だが計らずも、大根を売りに来た美貌の娘が春姫であると判明。宗睦は早速、親子対面を叶えようとする。一方、楯突く田沼は姫を利用し、両替商や町奉行らを取り込み悪巧みを謀っていた。それを知った宗睦と春姫は一致団結、意外な報復法を思いつく!好評シリーズ、第四弾! 715円 やさぐれ大納言 徳川宗睦 江戸の天下人 麻倉一矢 黒羽二重を端正に着こなした侍が、深川の居酒屋で馴染み客に囲まれて談笑している。この男、店の居候で名を徳田宗之助という。尾張藩の下級藩士の次男坊などと恍けているが、藩の重臣や姫も訪ねてくる、理由ありの侍であった。それもそのはず、彼こそ上屋敷を抜け出した、尾張家九代藩主にして従二位大納言・徳川宗睦、その人であったのだ。ある日、太閤秀吉にまつわる千成瓢箪が、料理人・吉蔵を通して手に入った。しかもこの瓢箪、豊臣埋蔵金の在り処が描かれていると睨んだ奸計が強奪を狙っているという。そんな折、太閤の亡霊が現れ、尾張藩主に瓢箪の無事とある願いを告げる。宗睦は天下人の重宝を守り通せるのか!? 次期将軍候補の殿が町で奔走する人気シリーズ、第五弾! 715円 やさぐれ大納言 徳川宗睦 大江戸災難 麻倉一矢 縁日でにぎわう深川八幡宮の甘味処で、ひとりの侍が呑気に甘いものをぱくついている。ところが、居酒屋に居候し、尾張藩の下級武士、徳田宗之助を名乗るこの浪人風情の男こそ、御三家筆頭、尾張九代藩主にして従二位大納言、しかも次期将軍の呼び声も高い徳川宗睦であった。ふだんは町歩きを楽しむ気ままな殿さまであったが、そんな宗睦を激高させる出来事が起こる。尾張家を目の敵にする老中・田沼意次が貿易商・長崎屋らと結託。宗睦の正室の蘭癖に目を付け、密貿易の疑いをかけてきたのだ。しかも長崎屋は邪教徒を利用し、江戸中に毒を撒くと脅す始末。これに尾張藩士は、幕府と一戦を交えると息巻いた。危機迫る江戸を守るため、宗睦が下した運命の決断は!? 好評シリーズ、第三弾!! 693円 やさぐれ大納言徳川宗睦 御三家の危機 麻倉一矢 深川の居酒屋に住まい、尾張藩の軽禄の次男坊、徳田宗之助を名乗る浪人風情の男──。だがこの侍、尾張は尾張でも、その大守、九代藩主で大納言、徳川宗睦であった!宗睦は、大層な身分で自由ままならぬ生活から抜けだし、江戸の町を悠々自適に闊歩していたのだった。昨今、江戸で大豆の値が高騰している事実を知った宗睦。その原因が、老中田沼意次、意知親子が両替商と結託した悪企みであると判明し、義兄弟の一橋治済と計って掃討に乗り出す。だがこの陰謀、実はもっと底が深く、尾張家を水戸家とともに御三家から格下げし、権威を奪い取ろうとする田沼の奸計であった。家康公以来の格式と庶民の安寧を守るため、次期将軍候補、徳川宗睦の剣が冴える、人気シリーズ第二弾!! 715円 やさぐれ大納言 徳川宗睦 討幕騒動 麻倉一矢 上物の黒羽二重を纏い、おっとりした品の良い面影を漂わせる三十がらみの男――。おおよそ庶民の街にふさわしくない侍が、ここ深川の居酒屋に居候していた。だが、徳田宗之助を名乗るこの男こそ、御三家筆頭、尾張藩九代藩主で従二位大納言・徳川宗睦であった。町歩きの楽しさが忘れられず、いつもこうして上屋敷を抜け出していたのである。ある日、そんな宗睦を近衛家の鞠姫が訪ねてきた。奥州北里家との婚儀が整ったのだが、花嫁行列を抜け出したという。実はこの姫、討幕派の中枢であり、尾張家に残る「朝廷と幕府が争うことにならば朝廷に味方せよ」という家訓を頼みとしていた。幕府と尾張が争乱となる危機に、宗睦が下した決断とは!?尾張の名君が活躍する人気シリーズ、第六弾! 715円 家康の野望 麻倉一矢 巨大戦艦の図面とともに、天正遣欧使節団が八年ぶりに帰国。彼らこそ、日本の支配を企む南蛮勢力の一味だと見た家康は、雑賀の残党・荒巻左舷太らに図面の奪取を命じた。だが、左舷太らの前に、南蛮妖術を使う妖艶な女が立ち塞がる! 660円 一本槍疾風録 麻倉一矢 関ケ原の合戦で“槍の又兵衛”と勇名を馳せた男・後藤又兵衛。その実力ゆえ戦国の世に翻弄されつつ、自らの信念を貫くため、河原乞食にまで身を落とした希代の豪傑の生涯を、黒田官兵衛、出雲阿国らとの交わりを通して描き切った力作。 660円 鬼の吉宗 麻倉一矢 お湯殿の子と蔑まれ、紀州はおろか、小藩ですら持てる見込みの薄かった部屋住み四男坊。ところが、偶然の好機から小藩主の座を射止めるや、父と兄たちが相次いで世を去り、あれよあれよという間に紀州藩五十五万石の太守に。名君の誉れ高い八代将軍吉宗の謎に満ちた青年時代を通し、実像の光と影を活写する時代小説の野心作。 660円 カピタンの銃 麻倉一矢 阿蘭陀(オランダ)の最新式銃が、万一他藩に渡ったら…。 影目付俊平に探索の命。 阿蘭陀商館長(カピタン)は千挺の銃を幕府に売ろうとしたが……。 江戸城内では伊勢湾での阿蘭陀船難破の報に騒然! 背後に抜け荷の疑いも…。 百年も続く阿蘭陀使節団が今年も江戸へ。商館長は将軍吉宗に最新式銃千挺を売り込まんとするも、吉宗は拒否。だが、これが他藩に渡れば大変なことになる。将軍家剣術指南役で将軍かげ影目付の柳生俊平は吉宗より直々に探索を命じられた。折しも、長崎から遠く離れたい伊勢湾で阿蘭陀船難破の報が江戸城を騒がす。背後に新式銃の抜け荷が疑われるからだ。柳生俊平は……。 770円 龍王の譜 麻倉一矢 将棋御三家の対抗戦に藩や幕閣で高額の賭け。 将軍は影目付に密命! 伝統の御三家も人材が逼迫。最強の伊藤宗看も病がち…。 突如現れた無敵の素人名人・風次郎を巡って大騒動! 歴史ある御三家の運命は? 毎年十一月十七日に城中白書院や黒書院で将棋御三家は対抗戦御城将棋で覇を争ってきた。勝敗の結果に大奥はじめ各藩が大金を賭けて熱くなっている。伝統の御三家も人材が逼迫、最強の伊藤宗看も病がち…。そこに突如現れた無敵の素人名人風次郎を巡って大騒動。将軍吉宗は影目付の柳生俊平に、老中まで巻き込んでの賭け騒動の鎮静化と御三家の実状調査を命じた! 770円 愉悦の大橋 麻倉一矢 大川に架けた橋はなぜ二十年ほどで崩れる? 俊平に調査の下命! 将軍吉宗の承認を待たず、老中主座松平乗邑の采配で着々と根廻しが進む、浅草~向島〈大川橋〉計画。 背後に西国の大藩の影も…。 将軍吉宗は剣術指南役で影目付の柳生俊平に下命。──幕府の大川架橋はつねに厄介ごとに見舞われてきた。多くの橋がわずか二十年ほどで崩れ犠牲者を出している。今度の浅草から向島への大橋も、余の承認の前にすでに地価が上昇、さまざまな利権に老中松平乗邑までが浮き足立っている。俊平、余が決定を下す前に、さまざまな調べをつくしてほしい。頼んだぞ! 770円 一万両用心棒 御用飛脚を守れ 麻倉一矢 駿河の田舎剣法ながら免許皆伝で、他流試合で負けたことがないという剣術遣いの旗本、橘京太郎──。とある日、その腕を見込まれ用心棒をお願いされることになった。依頼主は飛脚屋の大店・花菱の女将で、幕府の御用金一万両を大坂の米会所に届け、米の値を下げて欲しいという。なんでも、米価を釣り上げて私腹を肥やそうと企む輩がおり、その中には幕閣の大物の名も連なっているというのだ。御用の大金を運ぶ危険な道中……。幕臣が用心棒とは前代未聞だが、京太郎は生活苦の庶民を救うため同行を決意、いざ東海道を上る。果たして、天下の大切な金を守ることができるのか!?そして、米の値の行方は?隠れた強大な悪を見据え、無敵用心棒の剣が鮮やかに舞う! 693円 琉球の舞姫 麻倉一矢 金座の後藤庄三郎家に、琉球から金工師と舞姫。 薩摩藩主・継豊の影! 将軍の影目付・柳生俊平に吉宗から緊急の探索命令! 金貨改鋳中の後藤庄三郎は海賊大名の久留島光通や薩摩藩と何を企んでいる? 八代将軍吉宗のもとに薩摩藩主・島津継豊から“黄金の瓢箪”が届けられた。貨幣改鋳を担う金座の後藤庄三郎に、琉球より招いた金細工師と舞姫を送り込んだが、小判鍛造のかたわら、黄金の製品も造りだしているという。将軍の影目付・柳生俊平は、吉宗から直々に、金座の後藤庄三郎探索を命じられ、探っていくうちに……。海賊大名も絡んだ一大疑惑が浮上してきた。 770円 はぐれ火盗改 松平左金吾 麻倉一矢 時代小説にニューヒーロー誕生! 直心影流免許皆伝の腕を持ち、気さくで誰からも好かれる快男児、松平左金吾。しかしそれ以外はからっきしの「昼行燈」と評されていた。そんな彼が、伯父の老中松平定信と将軍徳川家斉に見込まれ、火盗改補佐役に任命されてしまう。しかも上役は、あの「鬼平」として知られる長谷川平蔵。折しも、謎の女火付けと、かまいたちと名乗る怪盗団が江戸を賑わせていた。笑いあり涙ありの痛快時代大活劇! 660円 123 TOP 電子書籍(本・小説) 麻倉一矢