重松 清 49件 人気順 新着順 なぎさの媚薬(上) 重松 清 「わたしを買ってくれませんか?」――透き通るように白い肌、吸い込まれそうに深い瞳、まるくやわらかな声。伝説の娼婦なぎさは、自分を本当に必要とする客の前だけに現れる。なぎさとの甘美な時間の合間に男が見るのは、あまりにもリアルな、青春時代の自分と女性たちとの夢。切なさに満ちた官能恋愛小説。 1,100円 なぎさの媚薬(下) 重松 清 「あの子を助けられるのは、あなたしかいないんです」――性犯罪や、余命の告知。男女のつらい過去を、時を遡って変える力をもつ娼婦のなぎさ。男を包み込み、女に救いの手をさしのべる、なぎさとは何者なのか。性の哀しさと愛おしさ、生きることの尊さを描き、かつてなく深い余韻を残す傑作官能小説。 1,100円 あすなろ三三七拍子 上下合本版 重松 清 藤巻大介、四十五歳、総務課長。ワンマン社長直命の出向先は「あすなろ大学応援団」。団員ゼロで廃部寸前の『団』を救うため、大介は特注の襟高学ランに袖を通す決意をする。妻と娘は呆れるが、社長の涙とクビの脅しに、返事は「押忍(オス)!」しかありえない。団旗を掲げ太鼓を叩き、オヤジ団長・大介は団員集めに奔走する。上下合本版。 916円 カシオペアの丘で 上下合本版 重松 清 丘の上の遊園地は、俺たちの夢だった--。肺の悪性腫瘍を告知された三十九歳の秋、俊介は二度と帰らないと決めていたふるさとへ向かう。そこには、かつて傷つけてしまった友がいる。初恋の人がいる。「王」と呼ばれた祖父がいる。満天の星がまたたくカシオペアの丘で、再会と贖罪の物語が、静かに始まる。苦しみ、傷つき、やがて輝く星になる。壮大な命の物語。上下合本版。 947円 希望ヶ丘の人びと 上下合本版 重松 清 私は中学生の娘・美嘉と小学生の息子・亮太とともに、二年前に亡くなった妻のふるさと「希望ヶ丘」に戻ってきた。ここから再出発だ--そう思って開いた塾には生徒が集まらず、亮太は亡き母の思い出を探し続け、美嘉は学校になじめない。昔の妻を知る人びとが住むこのニュータウンに、希望はあるのだろうか? 1,116円 旧友再会 重松 清 どしゃぶりのあとには 虹だって出るさ。 人生は、ままならないことばかり。 優しさとほろ苦さが沁みる「中年共感小説」。 難問だらけの家庭と仕事に、葛藤、奮闘、四苦八苦しているうちに、気がつけば「老い」のとば口に差しかかった男たち。 その戸惑いと寂しさを分かち合えるのが旧友なのか、旧友だからこそ、すれ違ってしまうのか……。 「もう若くはないんだから」が口癖になった人と、なりつつある人にエールを贈る5篇を収録。 600円 さすらい猫ノアの伝説 重松 清 ノアありがとう。そして、さよなら。ある日突然、やってきた黒猫。名前はノアというらしい。なにげない日々のなか、ノアが心に届けてくれる「宝物」。算数の授業中、一瞬の早技で教室に飛び込んできた黒い猫。首に巻かれた風呂敷の中には、「あなたのクラスはノアに選ばれました!」という手紙が。自由気ままなさすらい猫が、ちょっと困っている子どもたち、悩んでいる大人たちに思いださせてくれる大切なこととは。不思議な猫が巻き起こす小さな奇跡の物語。大人気作品、講談社文庫に登場! 569円 青春夜明け前 重松 清 10代、男子。愛おしくおバカな季節。何かというとボッキしてばかりいたあの頃の僕たちは、勘違い全開のエロ話と「同盟」「条約」「宣戦布告」という言葉が好きだった。そして何より「親友」という言葉が大好きだった。男子の、男子による、男子のための(女子も歓迎!)、きらめく7編の物語。 363円 定年ゴジラ 重松 清 開発から30年、年老いたニュータウンで迎えた定年。途方に暮れる山崎さんに散歩仲間ができた。「ジャージーは禁物ですぞ。腰を痛めます。腹も出ます」先輩の町内会長、単身赴任で浦島太郎状態のノムさん。新天地に旅立つフーさん。自分の居場所を捜す四人組の日々の哀歓を温かく描く連作。「帰ってきた定年ゴジラ」収録の完成版。 440円 峠うどん物語 上下合本版 重松 清 中学二年生の淑子は、市営斎場の真ん前に建つ祖父母の店の手伝いをつづけていた。ある日、父親の中学時代の同級生が急死、クラスで一番うるさい男子も暴走族の親戚が事故で亡くなり、通夜が行われることになった。やりきれない気持ちで暖簾をくぐる人たちがそっと伝えてくれる、あたたかくて大切なこと。出会いと別れに寄り添うあたたかい味が沁み込む極上の物語。上下合本版。 831円 どんまい 重松 清 苦労(ピンチ)のあとこそ、チャンスだ! 家族と、仲間と、野球が好きだからーー。 合言葉は、「だいじょうぶ! どんまい(Don’t Mind!)!」 草野球に、人生の縮図あり! 白球と汗と涙の長編小説。 「わたし、水原勇気になりたかったの」ーー離婚後のリスタートで、娘の香織を連れて草野球を始めたアラフォーの洋子だが、やはり現実は厳しい。迎えるチームの面々も、介護や子育てに悩み、リストラに怯え、いじめに傷ついて……。でも、合言葉は「どんまい!」。野球愛と人生への熱いエールに満ちた長編小説。 【ちぐさ台カープ。それぞれの人生。】 洋子(怒れる補欠)……離婚して、娘の香織とともに人生リスタート。 香織(背番号1のマボロシのエース?)……母の思いを背負ってマウンドに立つ中2の少女。 カントク(謎多き老人)……ちぐさ台カープの創立者 ヨシヒコ(3番・ピッチャー)……地元不動産屋のボンボン。野球はうまいが性格に難あり。 将大(4番・キャッチャー)……プロで大活躍する天才投手の元・女房役。 田村(5番・サード)……………故郷に要介護の親を抱える悩み多きキャプテン。 沢松(6番・ショート)…………中2にしてすでに職人気質。彼が無口になった理由は? ウズマキ(9番・セカンド)……かつての送りバントの達人。いまはフルスイング命の三振王。 785円 なぎさの媚薬 上下合本版 重松 清 男を青春時代に戻してくれる、伝説の娼婦がいるという。「わたしを買ってくれませんか?」――透き通るように白い肌、吸い込まれそうに深い瞳、まるくやわらかな声。伝説の娼婦なぎさは、自分を本当に必要とする客の前だけに現れる。甘美な時間の合間に男が見るのは、あまりにもリアルな、青春時代の自分と女性たちとの夢。性の哀しさと愛おしさ、生きることの尊さを描き、かつてなく深い余韻を残す傑作官能小説。 1,386円 流星ワゴン 重松 清 死んじゃってもいいかなあ、もう……。38歳・秋。その夜、僕は、5年前に交通事故死した父子の乗る不思議なワゴンに拾われた。そして――自分と同い歳の父親に出逢った。時空を超えてワゴンがめぐる、人生の岐路になった場所への旅。やり直しは、叶えられるのか――? 「本の雑誌」年間ベスト1に輝いた傑作。 401円 ルビィ 重松 清 同じ痛みを抱いて、俺たちは、生きている。 自ら命を絶った少女・ルビィと出会った、中年作家のダザイさん。 「ねえ、ダザイさん、一緒に行こうよ」 ルビィが誘ったのは、見知らぬ誰かの命を救うための旅だったーー。 作家の仕事に疲れて自殺を図ったダザイさんは、一人の少女・ルビィと出会った。三年前に命を絶った彼女は、「七人の命を救わないと天国に行けないの」。ダザイさんは、その義務(ノルマ)を果たす旅に付き合わされ、出会った人たちの心の中に自分と同じ痛みを次々に見つけて……。命の哀しさと尊さに涙する感動長編。 ひとの心の痛みをまっすぐに見つめ、 生きることへの尽きせぬ希望を描く傑作長編! 616円 ひこばえ(上) 重松 清 小学校2年生の時に別れたきりの父が亡くなった。報せを受けた長谷川洋一郎は、48年間の空白を胸に、父の人生に向き合おうとする。父は、死の直前に「自分史」を書こうと思い立っていたらしい。なぜ? そして、誰に読ませたかったのか。 850円 ひこばえ(下) 重松 清 父は、どんな父親になりたかったのだろうか? 父の知人たちから拾い集めた記憶と、自身の内から甦る記憶──。父の足跡を巡る旅は、自分自身のこれまでの、そして、これからの人生と向きあう旅でもあった。やがて、洋一郎は、ある決断を下す。 850円 加油(ジャアヨウ)……! 五輪の街から 重松 清 四川地震の現場で見た五輪開会式の様子から、「一人っ子」政策の網の目をくぐり生まれてくるオリンピック・ベビーとの出会いまで。「死」から「生」の現場へと五輪を背景につむがれる家族の物語。訪中を重ね、丹念に取材をした直木賞作家による珠玉のルポルタージュ。 850円 セカンド・ライン エッセイ百連発! 重松 清 『ビタミンF』で直木賞を受賞した著者の初エッセ-集。バスジャック、池田小事件など「少年」に関するジャ-ナリスティックな視線から、中上健次との邂逅、故郷、家族などの自分史までが情感豊かに綴られる。これ一冊で“重松清”がわかる!! 1,500円 ニワトリは一度だけ飛べる 重松 清 左遷部署「イノベーション・ルーム」に異動となった酒井のもとに、「ニワトリは一度だけ飛べる」という題名の謎のメールが届く。送り主は、いったいどんなメッセージを伝えようとしているのか……。笑って泣ける重松節全開の作品が、いきなり文庫化。 720円 希望の地図2018 重松 清 災害によって人生が一変し、それでも「希望」を捨てなかった人がいる。借金を返済しながら新しい漁業の道を模索する石巻の漁師。原発事故による避難指示が解除された南相馬市にデイサービスをつくった介護士。ボランティアとしてやってきた石巻に移住して自分の店を開いた料理人……。一年間、全国を横断して取材をつづけた、被災地の素顔。 627円 123 TOP 電子書籍(本・小説) 重松 清