「人間国家」への改革 参加保障型の福祉社会をつくる
神野直彦(著)
人間中心の政治・社会・経済を取り戻す
財政破綻、地方消滅、社会保障崩壊、果ては民主主義の危機までが叫ばれる中、いま真に必要な改革とは何か。日本型福祉国家が行き詰まった今、求められるのは参加型の政治・社会保障体系への転換である。人間の生を最上位に位置付けた「人間国家」が日本を変える――財政・社会保障の大家による提言!
[内容]
第1章 歴史の「峠」に立ちて(危機を「理解」する
第2章 「人間国家」へ舵を切る(知識社会への転換
第3章 財政を有効に機能させる(租税国家の危機
第4章 民主主義を活性化させる(「遠い」政府を「身近な」政府に変える
終章 「人間国家」が導く「懐かしい未来」 1,221円