沖田正午 37件 人気順 新着順 博徒大名伊丹一家(二) 激熱商売 沖田正午 「マイナス思考な奴には用がねえ。人間、どん底こそ強みだ!」 家臣たちを鼓舞する松越藩伊丹家当主鶴松は窮地にあった。 折角つかんだ十万両の手形を火事で失い、燃えた下屋敷の返却を幕府から迫られる。手元にあるのは百両と僅か。窮地を乗り切るには新事業しかない。 あの手この手を駆使して考えついた激熱商売とは!? 破天荒な男の生き様が勇気と感動を与えてくれる波乱万丈の物語。任侠大名一代記第二弾! 913円 博徒大名伊丹一家 沖田正午 出羽国松越藩の外様大名・伊丹阿波守長盛が、継嗣のないまま急逝した。このままでは御家は無嗣子改易の憂き目に遭う。 長盛の「深川黒江町に跡継ぎが…」といういまわの際の言葉に、江戸家老高川監物たちは必死の探索を続ける。そしてようやく探し当てた男は、なんと二百人の配下を持つ博徒の親分だった! 文字通り裸一貫のどん底から這いあがったこの破天荒な男・鶴松は、外様とはいえ一万石の大名の家督を継ぐことに迷いもあった。 家中の説得に半ば腰掛けのつもりで引き受けたが、藩経営の様々な課題に、気風と度胸とほとばしる才覚で果敢に立ち向かってゆく。 〈書下し任侠大名一代記〉 781円 密命の掟 闇同心異聞 沖田正午 北町奉行曲淵景漸の密命を受け、再興なった内藤新宿の宿場に潜入した隠密同心・神代京之介。いまや彼の身分は、奉行所を罷免され、妻をも離縁した孤独な浪人だった。だが、その真の使命は宿場の利権抗争にまつわる殺害事件の解明と、抗争を裏で操る黒幕を暴くこと。「隠密」からさらに闇に潜む「影」となって探索に乗り出す京之介だったが、錯綜する事件の裏には、五年前に起こった庄屋一家皆殺しと、ある大物の幕閣と譜代大名家の確執が潜んでいた……。 715円 姫様お忍び事件帖 わらわがゆるさぬ 沖田正午 十六歳 姫パワー全開! なに? 二万両じゃと! まかせなさいッ 輿入れしたばかりの鶴姫に密命が! 藩のために二万両を用立ててほしいという。 お外に出て遊びたい一心と家臣の亀治郎が一緒ならと軽く引き受けたが、当てにしていた実家はダメ。 ならばと材木問屋をやっている侍女の父親を頼ったが、そこでいきなり事件に巻き込まれてしまった。 牢屋に入れられるわ、事情を知らない姑には足を引っ張られるわ……。 それでも藩のため、そして大切な“お友だち”のために、鶴姫は芸者に姿を変えてタンカを切る! 759円 夜盗狩り 助立屋始末 沖田正午 妻殺しの濡れ衣を着せられ、国を出奔した泉州岸山田藩勘定方・竹中信兵衛。真の下手人である城代家老の甥・富樫与三郎を討ち取り、追っ手から逃れるように江戸に流れて来た信兵衛が辿り着いたのは、奇しくも与三郎の落とし胤・竹太郎を預かる浅草の米問屋『佐野屋』だった。あるじの幸左衛門の厚意のもと、三津五郎と名を変え士分を捨てた信兵衛は、商人として生きようと模索をはじめる。だが、その矢先『佐野屋』を凶事が襲った。三津五郎の留守中に夜盗が佐野屋に押し込み、あるじ親子・奉公人たちの命と金を奪ったのだ。残されたのは竹太郎と妹の伊予の幼子ふたり。兄妹の仇を討つべく下手人の探索に挑む三津五郎だが、事件は町方同心も手に負えぬ混迷を深めて…。 715円 浅草かみなり大家族 沖田正午 時は天保の末期。浅草駒形町の大工『峰庄』の棟梁松五郎は、一年半ほど前に先妻を不慮の事故で亡くし、年老いた両親と七人の子どもの面倒をみるため後妻を娶ることにした。 しかし、こんな大家族のもとに来てくれる嫁はなかなかいない。 六人目の見合い相手は二十二歳のお多江という可愛い娘――本作の主人公である。 もちろん、先妻のわる餓鬼どもが起こす事件によって、 ハチャメチャな人生を歩む破目になるのであるが。 「姫様お忍び事件帖」の作者が送る、大家族時代劇コメディここに開幕! 550円 浅草かみなり大家族 おれおれ騙りに気をつけな 沖田正午 「俺だよ俺、助けてくれ」と子どもの筆跡を真似た手紙を使い、年寄りから金を奪う悪い輩が現れた。 かみなり大家族の次男時次郎は、下っ引きとして、近所の婆さん連中に注意を促す。 「そんな手にだまされる馬鹿がいるもんかね」と一笑に付されていたが、その姿を逆に頼もしく思う母親のお多枝。 これなら大丈夫だわ、と安心した矢先、一人の婆さんが行方不明に… やっぱりだまされたんかい。 550円 浅草かみなり大家族 家族の絆でやっつけろ 沖田正午 「浅草寺の便所が破壊されただと!? あれは俺たち大工『峰匠』が魂を込めてぶったてた豪華な便所だ」。 棟梁である松五郎は、娘のお初の婚礼もそこそこに、現場へすっとんでいった。 そこへさらに別のところで放火事件が勃発。 これまた「峰匠」が手がけた蔵だった。何者かの策謀か!? 大家族が路頭に迷うか迷わぬか、一刻を争う事態にお多枝は!? まずは茶を飲んで落ち着くべし! 550円 浅草かみなり大家族 娘の純情なんとする 沖田正午 「おふぇの、ふんふぉしを…」 前歯が四本抜けた義父の峰吉が何か言っている。 「おれの褌を洗ってくれてるのか」って言ってるみたいと、お多枝が老人の唇の動きを読んで通訳した。 大家族の一員となった嫁のお多枝は、おでぶの長女お初に花嫁修業をさせようと洗濯をさせていた。 これも、相撲取りかと馬鹿にされ、傷心のお初のため―。 明日のための減量その一、家事のついでにやせるべし。 550円 金貸し同心 金志郎 沖田正午 オモテの顔は北町奉行所の定町廻り同心。 実は、十日で一割の利息を取る御法度の金貸し。 そんな金志郎がカネと人情で事件を解決する異色の捕り物帖。 父が殉職して金志郎には、借金が残された。父親が高利貸しから借りた三十両だ。 取り立てにやって来た男は金志郎がかつて助けた男。 そこで金志郎はこの男と手を組んで香典を元手に金貸しとなって三十両を返そうと、闇の金貸しの元締めの元に乗り込む。 三十両は返せるのか? 父を殺した下手人は? 550円 金貸し同心 金志郎 大名の火遊び 沖田正午 北町奉行の同心・河村金志郎の裏の顔は金貸し。 岡っ引きの銀治、下っぴきの音松を使ってトイチで貸して取立てている。 同業の金貸し・吉五郎が殺され、他人事ではないと探索に乗り出したが、 さる大名が浮上し、奉行から圧力がかかる。 上司である与力の内諾を得て密かに調べを続け、その大名に直に問いただしたところまではよかったのだが――。 さらなる難問が金志郎に降りかかる。 550円 御家人やくざと無頼犬 俺のもんだぜ 沖田正午 勘当された若侍・白九郎と、その若侍となら話ができる犬の牙黒が繰り広げるユーモア時代小説の第3弾。 柳原の土手に埋蔵金が埋まっていた!? 慶長大判を咥えた野犬を目撃したことから、幕府の川舟改役に旗本、やくざ者がお宝探しに血眼になる。 が、あたりは野犬の縄張となっていて、おいそれと近寄れない。 旗本と川舟改役の役人は邪魔な犬を始末しようと毒饅頭をバラ撒いた。 仲間の野犬を殺された白九郎と牙黒が、悪党どもに鉄槌を下す。 550円 御家人やくざと無頼犬 お笑いくだされ 沖田正午 「そうだよ、あっしが喋ってるんですぜ」。 目の前の犬に言われて白九郎は驚いた。 傍目にはどこにでもいる雑種なのに、白九郎にだけは鳴き声が言葉となって伝わってくる! しかも、自分の名前まで知っていた。 仔細を聞くうちに、牙黒と名付けた黒い歯の犬こそ天の賜物と思った白九郎は、賭場荒らしで食いつなぐ日々から一念発起。 牙黒のため、体を張って非道の旗本をとっちめることに! 人間の言葉を解する犬と、 旗本家を勘当された若侍が二人三脚ならぬ、一人一犬五脚で、 お江戸の騒動をおさめるユーモア時代小説第一弾! 550円 御家人やくざと無頼犬 ようござんすか 沖田正午 勘当された若侍、御家人やくざの白九郎と飼い犬の牙黒は、なぜか話ができる間柄。 今日も連れだって丁半博奕の賭場へ足を運ぶ。 サイコロの出目を、牙黒がにおいで嗅き分けるのだから負けようがないのだ。 そんな一人と一匹の前に、お倫という美形の女壷振り師が。 彼女の窮状を救おうと、一肌脱いだまではよかったが、 博奕好きの大名が巨額の借財を背負い込んでいることがわかって…。 550円 おれは百歳、あたしも百歳 沖田正午 人生100年時代は大変だ! 夫99歳、妻100歳、母136歳!? あなたはどう生きる? 笑いと涙の超老後小説誕生!! あなたが百歳になった頃、 こんな世界が待っている!? 時は2049年、平均寿命が百歳を遥かに超えた日本。桜田家は五世代が住む大家族だが、夫の任三郎が九十九歳、妻の伴子は百歳で、母百三十六歳を介護する毎日。ある日、認知症の任三郎の兄が徘徊して駅で見つかったと知らせが。兄嫁から迎えを頼まれるが、なぜか、その兄も同居する事に……あなたの数十年後かもしれない、笑いと涙の超老後小説! 693円 覚悟しな悪党 隠居大名始末剣 沖田正午 幕府を私物化する田ノ倉恒行を老中の座から引きずり下ろすため、四人の配下とともにその悪政の証を立てようとする隠居大名・朧月寒山。寒山は十年前、田ノ倉の謀略によって改易されるという遺恨を持っていた。だが、彼らの仕掛けは田ノ倉を追い詰めるものの、いつもすんでのことで逃げられてしまう。ある日、奇しくも、大川で何者かに襲われようとしていた田ノ倉を救う結果となった寒山たち。事件は寒山に、田ノ倉憎しは自分たちだけではないと知らしめることになったのだ。寒山は、田ノ倉を襲ったのが誰の手のものか調べはじめるが、その背後には思いもかけない大物の名が……。書下ろし長編時代小説、第二弾。 715円 姫様お忍び事件帖 ごきげんよう 沖田正午 じゃじゃ馬、鶴姫が巻き起こす珍騒動に、 まわりは振り回されっぱなし。 まったくもう! 大爆笑時代コメディ!! 大谷忠信との婚儀もいよいよ半月後と迫ったじゃじゃ馬鶴姫。 大名の正室となるべく花嫁修業でみっちり仕込まれていいた。 ようやく清水家のお屋敷から抜け出す機会を得るものの、駕籠の窓から江戸の町を眺めるばかり…… と思いきや急に外が慌しくなった。 鶴姫は駕籠から引きずり下ろされ、拐かしに遭ってしまう――! 「運がええのう。これでお外で遊ぶことができるでござる」 侍やヤクザと接するうちに妙な言葉遣いがすっかり板についた鶴姫であった… 大人気書下しシリーズ最終巻! 691円 姫様お忍び事件帖 だまらっしゃい 沖田正午 じゃじゃ馬、鶴姫が巻き起こす珍騒動に、 まわりは振り回されっぱなし。 まったくもう! 大爆笑時代コメディ!! やくざの子分になった罰で花嫁修業を科せられるはめになったじゃじゃ馬鶴姫。 ペペペペペンと下手くそな筝を爪弾くも、やる気がないから上達しない。 町家が恋しくて仕方がないのだ。 一方、鶴姫の友だちの芋侍の亀治郎は、偶然にも鶴姫に瓜二つなお鴇と出会う。 悪評高き紙問屋の大旺屋の娘であった──。 鶴と鴇の身分を入れ替える企ての始まり始まり…… えっありえない? だまらっしゃい! 書下しシリーズ第八弾! 691円 姫様お忍び事件帖 なんでこうなるの 沖田正午 じゃじゃ馬、鶴姫が巻き起こす珍騒動に、 まわりは振り回されっぱなし。 まったくもう! 大爆笑時代コメディ!! 恋に破れて傷心のブスッ娘・菊姫を慰めるには旅に出るしかない。 そう思った鶴姫は、馬鹿殿をああだこうだと説得し、屋敷を抜け出すことに大成功。 が、道中で助平浪人に襲われるわ、助平代官に狙われるわ、てんやわんやの大騒ぎ! ついに、本当の身分を明かさねばならぬときが来てしまったのか……? こんな窮地は不細工な芋侍、いや、剣の腕が確かな亀治郎が頼りだ。 えい、やっ、とう! 書下しシリーズ第六弾! 691円 姫様お忍び事件帖 もってのほかじゃ 沖田正午 じゃじゃ馬、鶴姫が巻き起こす珍騒動に、 まわりは振り回されっぱなし。 まったくもう! 大爆笑時代コメディ!! 三人の藩主が国の威信を賭けて囲碁大会を開催。 もし負ければ、槻山藩が取り潰しにもなりかねない大切な行事であった──。 やくざから教わり、賭け事にのめり込んでしまった鶴姫は、囲碁大会に興味津々。 そして「見てみたいのう」とか言って、城の中をうろつきだした。 護衛の亀治郎はあとを尾けたが、遅かった。 藩主らが勝負中の碁盤を、鶴姫がひっくり返しやがった! なんでこうなるの。 書下しシリーズ第七弾! 691円 12 TOP 電子書籍(本・小説) 沖田正午