早見俊 50件 人気順 新着順 関白同心 少年貴族と八丁堀の鬼 早見俊 喧嘩がめっぽう強い暴れん坊の侍、鬼塚寅太郎。じつはこの男、南町奉行所の定町廻り同心という花形の要職にいながら、賄賂や暴力はあたりまえ。役目よりも金儲けを考える悪徳同心であった。 そんな寅太郎にひょんなことから助けてもらったのが、高貴さを漂わせる謎の少年、近衛菊麻呂。だがこの少年こそ、京の都から江戸見物のためにくだってきた、本物の関白さまだったのである。 まさに正反対のふたりであったが、なぜか菊麻呂は寅太郎のことが気に入り、同心組屋敷に居候となるかたわら、さまざまな事件探索にも首を突っこんでいくのだが……。 善と悪、知恵と力、最強の二人組が江戸の悪に立ち向かう、痛快捕物帳。新シリーズ開幕! 836円 剣客旗本と半玉同心捕物暦1 早見俊 新米同心の香取民部が槍の名手・船岡と共に初めて殺しの探索に! 船宿の女将に続いて大奥の奥女中の亡骸が発見された。 絡み合ったふたつの殺しに隠された謎を解き、民部と虎之介が権力に切り込む! 香取民部は蘭方医の道を断念し、亡き兄の跡を継いで十手御用を担ったばかり。武芸はさっぱりの「半玉」だが、相次ぐ殺しの探索を行うことに…。民部を支えるのは剣客旗本の船岡虎之介、叔父・大目付岩坂備前守の命を受け、兵藤成義一之宮藩主の闇を暴こうとしているが、それは民部の追う殺しとも関係しているらしい。そして兄・兵部の死の真相も明らかになっていく…。 豪放な師と一本気な弟子、新シリーズ第1弾! 770円 阻止せよ! 悪の世直し 早見俊 藩士秋月に殺しの嫌疑。 濡れ衣を晴らすのは、丸髷に菊の花簪の娘! 人柄の良い御用方の秋月が縄暖簾で事件に巻き込まれ牢屋敷に繋がれてしまった。 殺しを見ていたはずの者は誰もが何故か口を閉ざし…。 平九郎の親友の危機! 好評シリーズ第10弾 大殿・盛清の気まぐれから、本探しのため市中を巡っていた秋月慶五郎が人を殺めたという。殺しの現場にいた証人となるべき人物は、一人また一人と姿を消してしまう。その裏では、江戸市中を混乱に巻き込もうとする悪巧みが着々と進んでいて……。直参旗本・尾上一風斎の庭で嬌声をあげる娘たちは一体、誰がどこから連れてきたのか? 恐るべき企みに椿平九郎が挑む。 770円 高虎と天海(新潮文庫) 早見俊 六尺二寸の巨躯にして全身に九十九の傷を持つ戦国屈指の荒武者・藤堂高虎。徳川家康を天下人と見定め家来として仕えることにした高虎は、関ヶ原合戦勝利祝賀の席で、その博識と器量を家康に認められた喜多院の僧侶・天海と共に天下安寧を目指す。島左近の暗躍、風魔対伊賀者の諜報合戦、魑魅魍魎渦巻く朝廷対策、そして大坂の陣。徳川幕府の礎を築いた二人の智略と交友を描く書下ろし小説。 737円 上方与力江戸暦 早見俊 大坂から来た豪快侍の痛快捕物! 北町奉行所に大坂から赴任した内与力、淀川新十郎。もっさりした風貌と陽気な語り口だが、捕物は型破りで豪腕。贋金の探索の果て、対峙したのは上方以来の因縁の相手だった。書下ろし時代小説、新シリーズ開始。(講談社文庫) 660円 右近の鯔背銀杏 双子同心捕物競い(二) 早見俊 武家屋敷から家宝を盗む“雷小僧”。武家の体面故どの家も訴え出ないという噂の盗賊。遂に捕縛の沙汰が両町奉行所に下った。探索に忙しい日々、“双子同心”の弟、右近は行方不明の職人・辰次を捜し贋作を依頼せよとの妙な命令を受けた。訝しがりながらも動いてみた右近に、思わぬ落とし穴が。<文庫書下ろし> (講談社文庫) 691円 同心の鑑 双子同心捕物競い(三) 早見俊 右近の義父・柿右衛門が辰巳芸者を後添いに迎えると言い出した。だが、この話どうもうさんくさい。一方、辣腕ながら堅物の左京は見習い同心の面倒をみることに。その若者、幸四郎は、ひ弱で歯がゆく左京は困り果てる。瓜二つでも性格は水と油。好評第三弾は双子同心、大いに悩む捕り物競い。文庫書下ろし。(講談社文庫) 712円 観相同心早瀬菊之丞 毒の契り 早見俊 南町奉行所定町廻り同心、早瀬菊之丞。相撲取りのような巨体に歌舞伎の悪役のような面相はおよそ同心には見えぬ。だが実は、上方で観相の大家・水野南北に師事した観相の名人。観相のみならず、骨相で相手の関節を外したり急所を一撃する技も持っている。神田白壁町の呉服屋、近江屋の主・藤次郎は、女中奉公をしていたお清と深い仲になった。感づいた女房のお房は婿養子である藤次郎を折にふれ責め立て、ついには給金を半分にすると言い出した。ある日、お房が用意した夕餉の味噌汁を一口飲んだ藤次郎が苦しみ出した。彼女が毒を盛ったのか?相棒の岡っ引「はげ寅」こと薬研の寅蔵とともに駆けつけた菊之丞は、お房に悪意の相が表れていないと見立て……。黙って座ればぴたりと当たる、江戸のシャーロック・ホームズ菊之丞の活躍を描く、好評書下し事件帳シリーズ第四弾! 979円 守れ! 台所と無宿人 早見俊 御家の台所は火の車! 借財五万両の対策は? 重ねて無宿人騒動も…。 まずは出費削減策から開始。 さらに浅間山噴火以来、大量の「無宿人」が江戸に流入し、佐渡金山に売られる人々を大殿が守らんとして…。 横手藩の若き留守居役・椿平九郎は、江戸家老の矢代清蔵に呼ばれた。藩の台所事情が悪く、借財は五万両という。まず商人に対する出費を削減するべく、勘定御用方頭の鈴木との相談となったが……。鈴木は、大殿・盛清に出費削減を願い出よという。盛清は、最近また増えてきた「無宿人」対策に力を入れ藩邸内に「人足寄場」をつくり、佐渡金山に売られる無宿人を守るという。 若き留守居役に2つの難題、好評シリーズ第9弾! 770円 双子同心 捕物競い 早見俊 顔は瓜二つでも、性格は真逆の双子同心。謹厳実直を旨とする兄・左京は北町の名同心。弟・右近は家出の後、地回りになっていたが、ひょんなことから南町の新米同心となる。そんな折、右近の元子分が殺しの罪で兄・左京に捕縛された。無実を信じる弟・右近。水と油の二人が真相を競い追う。<文庫書下ろし> (講談社文庫) 691円 善意の寺 早見俊 南町奉行所定町廻り同心、早瀬菊之丞。相撲取りのような巨体に歌舞伎の悪役のような面倒はおよそ同心には見えぬ。だが実は、上方で観相の大家・水野南北に師事した観相の名人。観相のみならず、骨相で相手の関節を外したり急所を一撃する技も持っており、相棒の岡っ引、「はげ寅」こと薬研の寅蔵とともに探索に当たっている。ある日、寅蔵は道端で加藤主水と名乗る浪人に一発十文で殴ってくれと迫られた。相模国三崎藩のお家騒動で国を追われ、困窮の末に殴られ屋となったのだ。数日後、寅蔵は加藤が湯島・東観寺の寺男となったと知る。住職の妙斎が同郷の誼で三崎藩の浪人を救済していると評判の寺だ。だが寅蔵に誘われ、寺を訪れた菊之丞は、寺に悪意が膨らんでいるという……。黙って座ればぴたりと当たる、江戸のシャーロック・ホームズ菊之丞の活躍を描く、好評書下し事件帳シリーズ第三弾! 957円 宿願! 御家再興 早見俊 早耳番という名の隠密組 好評シリーズ第8弾 藩主と世継が怪死して改易となった羽黒藩。 再興を画す謎の軍学者。 藩主と世継怪死の真相は? 異例の改易の裏には何が? 再興を担う「早耳番」とは? 再興を妨げているのは誰? 留守居役・椿平九郎は……。 横手藩の若き留守居役・椿平九郎が火事の中から少年を助け出したのが、出羽国角館藩二十万石の支藩、羽黒藩三万石の権藤家の御家再興との関わりの発端であった。折しも権藤家で早耳番なる隠密組の頭であった軍学者・弓削一真が横手藩の大殿盛清に接近、何やら画策しているという。三年前に改易となった羽黒藩再興の援助を盛清に頼んでいるらしい。そこで平九郎は……。 770円 大太刀軍兵衛奔る 稲葉山城乗っ取り 早見俊 駿遠三の太守・今川義元のもとで武勇を誇った戦国武者・本条軍兵衛直隆。桶狭間で主を討たれた軍兵衛は国元を離れ妻・光江を連れて流浪の旅に。商家で賑わう自由都市堺にようやく流れ着いた。軍兵衛は堺の警護役のたばね、守護番頭として食い扶持を得るのだった。豪商小西の荷駄の警固役で腕を振るなど傭兵働きのさなか、風雲急を告げる美濃・稲葉山城の様子を知る。そして不遇をかこつ名軍師・竹中半兵衛に稲葉山城乗っ取りの助力を請われるのだった。 660円 大太刀軍兵衛奔る 血戦!! 蛇神金山 早見俊 堺の守護番頭として生計を得た本条軍兵衛は、かつて武田家に仕えていた牢人・柊勘助に「金山掘り」に誘われる。勘助と軍兵衛は、戦場であいまみえ、鑓と大太刀で何度も対決した好敵手。そこには金ばかりか「一国を手にするお宝」があるという大言壮語に、軍兵衛は端から取り合わなかったが……。石山本願寺の要請で大太刀軍兵衛が紀州の金山に囚われた民衆を救いに乗り出す! 660円 ご落胤隠密金五郎 しのび姫 早見俊 闇を縫い、薩摩藩邸に潜び込んだ一人の男。名は水野金五郎、時の将軍側用人水野出羽守忠成の妾腹だ。水野家家老土方縫殿助の依頼で抜け荷の証拠を掴もうとした金五郎は、琉球衣装の美しい娘に見とれるうち敵に見つかり逃げる羽目に。数日後、金五郎は侍たちに取り囲まれた娘を助ける。娘は金五郎が見とれた琉球王朝の姫だった。将軍の側室になるのを拒み逃げた姫を匿うことになったが…。 660円 ご落胤隠密金五郎 早春の志 早見俊 長屋住まいでのんべんだらりと過ごしている色男、名は水野金五郎、時の将軍側用人・沼津藩主水野出羽守忠成の妾腹だ。その裏の顔は、父を老中にすべく辣腕をふるう水野家家老・土方縫殿助の命を受け、密かに事件を探索する隠密。今回の指令は……。書下しシリーズ第三弾。 660円 ご落胤隠密金五郎 独眼竜の弁天 早見俊 久留米絣の単衣を着流し儒者髷姿の色男。名は水野金五郎、将軍側用人水野忠成の妾腹だ。道楽で始めた落語の兄弟子・金魚亭珍朝が目の前で捕縛された。辰巳芸術辰吉殺しの咎だというが、兄さんが人殺しなぞできるもんか。ましてや惚れた女を殺すわけがない。だがこのままでは死罪は免れまい。珍朝の濡れ衣を晴らすため、密かに探索を始めた金五郎。だが彼にはもう一つ探索の命があり…。書下し時代活劇。 660円 暴け! 闇老中の陰謀 早見俊 将軍実父の威いを背に、新任老中を操りながら経世家・高峰薫堂は……。 将軍家斉も頭の上がらぬ 実父一橋治済に気に入られ二十八歳の老中を誕生させいまや「闇老中」と呼ばれて誰も意見を言えぬ存在に! 横手藩の若き留守居役・椿平九郎の許に今市藩勘定方の竹本弥次郎が藩札の発行について指南を求めてきたのは二カ月前だが、その切腹の報がもたらされた。公儀よりの印旛沼手伝い普請の内命を受け藩札発行を準備したものの藩札新規発行ならずとされ、自刃したという。背後に、将軍の実父の力を受け、闇老中と呼ばれる経世家・高峰薫堂と新任老中大曽根甲斐守の企みが……。 770円 ふたりの本多―家康を支えた忠勝と正信―(新潮文庫) 早見俊 生涯57回の合戦でかすり傷ひとつ負わず、「家康に過ぎたるもの」と敵将からも称えられた、徳川四天王のひとり本多忠勝。いったん家康に背きながらも、帰参後は家康が「友」と呼び、秀忠の老中も務めた本多正信。家康最大の危機の三河一向一揆から、三方ヶ原の合戦、関ヶ原合戦まで、戦国時代を彩る合戦を舞台に、武と智で家康の天下取りに貢献した「ふたりの本多」を描く、書下ろし長編歴史小説。 825円 観相同心早瀬菊之丞 死のお告げ 早見俊 黙って座ればピタリと当たる。観相で下手人を挙げる江戸のシャーロック・ホームズ、同心早瀬菊之丞。書下しシリーズ第二弾! 観相の達人、同心早瀬菊之丞には放ってはおけない男が現われた。小野吉村という八卦見である。小野は平安の世に活躍した公卿であり歌人であった小野篁の子孫だと自称している。篁には閻魔大王の側近としてこの世と冥界を行き来していたという伝説があり、その末裔である吉村も冥界と繋がっていて人の死期がわかるらしい。菊之丞が手札を与えている岡っ引、薬研の寅蔵によると、吉村に死相が出ていると告げられた人間が二人死んだという。一人は八十を過ぎた老婆、もう一人は十歳の男の子だったそうだ。菊之丞は吉村の素性を探るべく、八卦見を受けることに……。 781円 123 TOP 電子書籍(本・小説) 早見俊