上田秀人 169件 人気順 新着順 禁裏付雅帳十 決別 上田秀人 鷹矢、幕府に盾突く! よりあらわになった対決姿勢 闇に蠢く権力者たちの思惑が 複雑に交差するーー 京に激震が走った。 「朝廷の闇」のすべてを知る女、浪が捕縛されたのだ。 禁裏の弱みを握りたい幕府、闇を隠匿したい朝廷。両者ともに是が非でも手に入れたい存在だった。 捕らえたのは、禁裏付の東城鷹矢。 彼女を老中に差し出すべき立場にもかかわらず、逆に匿うという驚きの行動に出た。 幕府への決別宣言ともとれる振る舞いに、朝幕の権力者たちは揺れる。 新たな局面を迎えた暗闘の行方は!? 726円 相剋(そうこく)の渦(うず) 決定版~勘定吟味役異聞(四)~ 上田秀人 勘定吟味役水城聡四郎のところに、豪商紀伊国屋文左衛門が新年の挨拶にやってきた。かつて想い人の紅を拐かした仇敵紀伊国屋だが、手を組まないかという。毒気に当てられた聡四郎だったが、江戸城内で長崎奉行を減らすという噂を掴む。調べ始めた聡四郎の耳に、徳川御三家紀州藩主吉宗を襲う情報が入ってきた――。聡四郎シリーズの「原点」決定版、衝撃の第四弾。 770円 日雇い浪人生活録 七 金の記憶 上田秀人 亡き八代将軍吉宗より田沼意次の行う幕府の財政改革を手助けするよう命を受けた隠密のひとりで、ふだんは芸者姿に身をやつす村垣伊勢。村垣は、両替商分銅屋の用心棒である諫山左馬介を、その鉄扇術から、ただの浪人ではないと疑いだした。一方、改革を推し進める意次の動きを探ろうとする者たちに対し分銅屋が仕掛けた策には、次々と獲物がかかり始める。武家の駆け引き、野心を抱く商人の台頭――江戸の世はどう動くのか。大好評シリーズ、第七作。 704円 日雇い浪人生活録 八 金の悪夢 上田秀人 広く金の価値を知らしめるべく、あえて賄賂を推奨する田沼意次。目通りを願う列は、日に日に延びていく。そんななか、両替商分銅屋の用心棒・諫山左馬介は、煩悶していた。一度はもみ消したはずの御家人殺しを執拗に嗅ぎまわる元南町奉行所同心・佐藤猪之助に業を煮やし、自らの所業と認めてしまったことへの自責である。明らかに意次の改革の障りとなる行為に、雇い主の分銅屋仁左衛門は、左馬介を咎めながらも隠蔽に努める。一方、左馬介の鉄扇術からその出自を疑った武士は、財政の逼迫する会津松平家の重臣で――物語が大きく動き出す、大人気シリーズ第八作。 704円 日雇い浪人生活録五 金の邀撃 上田秀人 雇い主・両替商分銅屋の持ち長屋に住まう用心棒・諫山左馬介。つとめ明けで部屋に戻ると、同じ長屋で柳橋芸者として生活する女お庭番・村垣伊勢から声がかかった。田沼意次の幕政改革を察知した目付が、札差の加賀屋を訪ねたという。将軍家重から田沼への手出しを禁じられ歯噛みする目付と札差が組むとなれば、狙いは田沼と通じている分銅屋か。襲撃に備える分銅屋に、そわそわする左馬介──。武士と商人の矜持がぶつかる大注目シリーズ第五作! 704円 日雇い浪人生活録四 金の権能 上田秀人 江戸屈指の両替商分銅屋に、仕事への誠実さを買われ、用心棒として雇われた浪人・諫山左馬介。しかし、田沼意次の財政改革に手を貸す分銅屋を警戒し、用心棒の左馬介を狙ってきた旗本田野里の家臣を返り討ちにしたことで、心に重い枷を負うことに。この一件で、町方にも目を付けられた左馬介は、武士たちによる政の世界と、商人たちが担う財の世界の狭間で、いかにして立ち回るのか──。大人気「日雇い浪人生活録」シリーズ第四作。 704円 日雇い浪人生活録六 金の裏表 上田秀人 両替商・分銅屋仁左衛門の命を守り、右胸を負傷した用心棒・諫山左馬介。彼が傷の回復に専念していた頃──南町奉行所定町廻り同心・佐藤猪之助は、南町奉行の山田肥後守より、命令に反し分銅屋の周辺を調べ続けていることを咎められていた。一方、お側御用取次田沼意次による財政改革を阻もうとする目付たちは、田沼のさらなる出世を妨げるための次の一手に頭を悩ませていた。金の世へ移行するために賄賂を奨励する田沼、金の動きに敏い分銅屋、落ち着いた暮らしを夢見る浪人・左馬介……時代を動かそうとする男たちから目が離せないシリーズ第六作! 704円 布石 百万石の留守居役(十五) 上田秀人 加賀百万石の留守居役・瀬能数馬は岳父の宿老・本多政長から薫陶を受ける。各藩留守居役との駆け引きを描く好評書下ろしシリーズは、第十五巻目。 加賀藩邸の不祥事を咎める評定所に臨む為、江戸に向かった百万石の筆頭宿老・本多政長。神君家康の懐刀と言われた本多正信の血筋の登場に評定所の面々は圧倒された。陪臣の矜持を保ちつつ、政長は将軍綱吉との謁見を乗り切った。将軍と政長との間で交わされた話の内容が漏れてこないため、それを探る各藩の留守居役との交渉をめぐり、数馬の周囲は騒然となる。なおも江戸に留まる政長に随伴する数馬は、本多家と吉原の累代からの関わりに驚嘆する。宿老不在の加賀に、越前福井松平家の国家老次席が訪ねてきた。藩主の綱昌が、騒動時に書かされた「詫び状」の返還も強く求めてきた。 748円 秋霜(しゅうそう)の撃 決定版~勘定吟味役異聞(三)~ 上田秀人 将軍家宣が薨去。後ろ盾を失った新井白石は、家宣の嫡子鍋松を盾に権を握った間部越前守を追い落とさんと動き出す。そこで勘定吟味役水城聡四郎に、将軍の葬儀が増上寺に決まった「裏」を暴けと命が下る。三代将軍家光以来の寛永寺から一転、菩提寺に決まった裏事情とは――。そして聡四郎の前に、新たな刺客が。聡四郎シリーズの「原点」決定版、待望の第三弾。 770円 日雇い浪人生活録(一) 金の価値 上田秀人 九代将軍家重の治世。親の代からの浪人・諫山左馬介は、馴染みの棟梁の紹介で割のいい仕事にありついた。雇い主は、江戸屈指の両替屋・分銅屋仁左衛門。夜逃げした貸し方の店の片付けという楽な仕事を真面目にこなす左馬介を仁左衛門は高く評価するが、空店から不審な帳面を見つけて以降ふたりの周りは騒がしくなる。一方、若き田沼意次は亡き大御所・吉宗からの遺言に頭を悩ませていた。「幕政の中心を米から金にすべて移行せよ」。しかし、既存の制度を壊して造りなおす大改革は、武家からも札差からも猛反発必至。江戸の「金」に正面から挑む新シリーズ、堂々の第一弾!(解説/細谷正充) 704円 日雇い浪人生活録(三) 金の策謀 上田秀人 浅草門前町の両替商・分銅屋仁左衛門に用心棒として雇われた浪人・諫山左馬介は、剣の腕はさほど立たぬも、鉄扇の扱いには長けていた。変わらぬ真面目さと謙虚さで雑用も厭わずよく働く左馬介を、ある日つけ狙う者が現れる。刺客を差し向けたのは、分銅屋を蹴落とそうとする札差の加賀屋。両者の背後には、幕政の中心を米から金に代えて幕府の再建を志す田沼意次と、いまの体制が崩れれば自分たちの破滅と血眼になる武家の策謀が交錯していた。金への改革をめぐり、様々な思惑が衝突する、大好評シリーズ第三弾。 704円 日雇い浪人生活録(二) 金の諍 上田秀人 「幕政のすべてを米から金へ」変える大改革に挑むお側御用取次・田沼意次。金で動く世を拓くためならと、意次に手を貸すこととなった浅草の両替商・分銅屋仁左衛門。しかし、早くもこの動きを察した江戸有数の札差・加賀屋は、利権渡すまじと根回しを始める。武士たちの首を抑えているも同然の加賀屋を向こうに回し、分銅屋が打つ手とは。金と利権をめぐる火花が散り、お庭番が暗躍するなか、分銅屋の用心棒として雇われた浪人者・左馬介も命を懸けて立ち向かうことになる。しかし、剣の腕はまだ頼りなく――。江戸の「金」に斬り込む大好評シリーズ、第二巻。 704円 熾火(おきび) 決定版~勘定吟味役異聞(二)~ 上田秀人 勘定奉行の荻原近江守を御役御免に追い込んだ勘定吟味役の水城聡四郎に、将軍側近の新井白石から新たな命が下る。標的は「御免色里」。吉原の運上金の闇を明らかにしろという。吉原から幕府へ送られる毎年一万両以上もの運上金は誰の懐に入っているのか? 禁断の領域に踏み込んだ聡四郎に、またも刺客が放たれた――。聡四郎シリーズの「原点」決定版、第二弾。 770円 辻番奮闘記三 鎖国 上田秀人 三代将軍家光の御世。平戸藩江戸詰め辻番頭だった斎弦ノ丞は、配下の命より藩を重視したため下級藩士達の反発を受け、役目を引いた。家老の姪を妻に迎え、さらに出世したことへの風当たりも強く、国元へ帰す決定がされた。弦ノ丞が平戸に着くと、その有能さに目をつけた国家老は長崎警固を命じ……。貿易の莫大な利益を巡って暗躍する人々に翻弄されながらも、藩のため一命を賭して闘う辻番達! 638円 破斬 決定版~勘定吟味役異聞(一)~ 上田秀人 兄の急逝で家督を継いだ旗本・水城聡四郎は、将軍家宣側近の儒者・新井白石によって、勘定吟味役に取り立てられる。勘定に疎い聡四郎だったが、巨額の金が動いた普請に目をつけたことから、見えざる敵が蠢きだす。はたして幕府に巣食い、蜜を吸っていた者とは――。聡四郎が襲い来る刺客に一放流で立ち向かう! 聡四郎シリーズの「原点」が決定版として登場。 770円 禁裏付雅帳 九 続揺 上田秀人 朝廷対幕府。権力争いに巻き込まれた若き禁裏付の運命は!? 大人気シリーズ、待望の第九弾! 禁裏付役屋敷に押し込み捕縛された南條蔵人は、身柄を京都所司代に移された。 二条大納言に動揺が走る。彼を裏で操っていたことが露見すると禁裏での立場が危うくなるからだ。 家宰に蔵人奪還を命じるが、朝廷の弱みを握りたい老中松平越中守は動きを察知し、対抗策をとる――。 朝幕の政争が激化し、きな臭さは増すばかり。 そんな中、禁裏付の東城鷹矢は驚きの一手を打った。 その真意とは!? 726円 愚劣 百万石の留守居役(十四) 上田秀人 加賀百万石の留守居役・瀬能数馬は岳父の宿老・本多政長から薫陶を受ける。各藩留守居役との駆け引きを描く好評各下ろしシリーズ第十四巻目に突入。 加賀藩邸の不祥事を咎める評定所に臨んだ百万石の筆頭宿老・本多政長。神君家康の懐刀と言われた本多正信の血筋の登場に評定所の面々は圧倒され、本多の仇敵である老中大久保忠朝は目を剥いた。数馬も義父、政長を援護するため、江戸城を駆け巡る。政長は陪臣の矜持を保ちつつ将軍綱吉との謁見を何とか乗り切る。将軍と政長との間で交わされた話の内容がいっこうに漏れてこない。それを探る各藩留守居役との交渉をめぐり、数馬の周囲は騒然としてくる。なおも江戸に留まる政長に随伴した数馬は、本多家と吉原の累代からの関わりに驚嘆する。宿老不在の加賀でも、あらたな難題が。急遽たずねてきた越前松平家の重鎮が、予想をはるかに超える要求をつきつけてきた! 726円 裏用心棒譚一 茜の茶碗 上田秀人 武士としての矜持と理不尽な主命への反骨。 その狭間で揺れ動く男の闘いを描いた、痛快娯楽時代小説!。 当て身一発で追っ手を黙らす。小宮山一之臣は、盗賊からの信頼が篤い凄腕の見張り役だ。 しかし彼は実は相馬中村藩士。城から盗まれた茜の茶碗を捜索するという密命を帯びていたのだ。 将軍から下賜された品だけに露見すれば藩は取り潰される。 小宮山は浪人になりすまし任務を遂行するが――。 非情な武士の階級社会とは対照的に、小宮山一之臣を支える盗賊たちの信義。 そして彼を慕う、美しい女掏摸お梗。 その結束が最後に田沼主殿頭をさえ唸らせる。 748円 辻番奮闘記 危急 上田秀人 将軍家光は、長引く島原の乱鎮圧のため、老中松平伊豆守に討伐の命を下す。不穏な気配は江戸にも漂い、辻斬りが横行。藩内に和蘭陀商館を持つ平戸藩江戸家老は、幕府の疑念を逸らすため、斎弦ノ丞らを辻番に任命し、江戸の治安を護る忠誠心を見せようとする。だが、弦ノ丞は任務初日に剣戟に遭遇し、政争に巻き込まれていく…。藩の窮地を救うため奮闘する辻番達の活躍! 649円 禁裏付雅帳 八 混沌 上田秀人 許嫁の弓江が攫(さら)われた。 目撃者の話によると、敵は南禅寺の近くを根城にしているらしい。 弓江はそこに拉致されている可能性が高い。 目星をつけた禁裏付の東城鷹は、剣の遣い手、檜川とともに現場へ急行する。 待ち受けていたのは、京の闇を牛耳る恐るべき戦闘集団「四神」だった──。 女を拐す卑怯千万な外道は許さぬ。 鬼と化した鷹矢が太刀を抜いた。 血がしぶき肉が舞う死闘の行方は!? 726円 1 ... 456 ... 9 TOP 電子書籍(本・小説) 上田秀人 5ページ目