上田秀人 169件 人気順 新着順 金の美醜 日雇い浪人生活録 上田秀人 両替商分銅屋の用心棒・諫山左馬介が訪れたとある大名の下屋敷では、秘密裏に賭場が開かれていた。初めて鉄火場に足を踏み入れる左馬介。分銅屋仁左衛門に、いなくなっても誰も気にしないような男を博打場から調達してこいと、指示を受けてのことだ。一方、田沼意次の幕政改革を手伝う分銅屋のもとに、水戸徳川家の留守居役・但馬久佐が供を連れ、借財の申し入れにやってくる。威光を振りかざし、腹に一物ありそうな但馬を、分銅屋は……。金に窮する武家、幅を利かせる豪商。金の世はもうすぐそこなのか!? 続々重版大人気、シリーズ第十作。 726円 裏用心棒譚二 流葉断の太刀 上田秀人 元武士にして盗賊の用心棒、 小宮山一之臣の活躍を描く人気シリーズ、待望の第二弾! 田沼意次と松平定信の権力争い、その行方を左右するのは盗賊だった! 田沼意次が盗賊たちに下した密命は驚くべきものだった。 徳川家を祟るとして東照宮に秘蔵されていた流葉断の太刀を、 松平定信が秘密裏に持ち出した形跡がある。 それをなんとしても奪還せよ――。 五百両の報酬を条件に依頼を受けた盗賊たちだったが、 権力者二人の政争にいつしか巻き込まれていく……。 792円 勘定侍 柳生真剣勝負〈五〉 奔走 上田秀人 敵の懐に飛び込んだ商魂武士の狙いは? 旗本から大名になった柳生家のお披露目の宴席に、藩の瓦解を企む老中・堀田加賀守が姿を現した。 柳生藩で勘定方を勤める淡海一夜の読みが見事に当たる。 堀田加賀守が「宴席こそ絶好の機会」と睨み、必ず罠を仕掛けてくると洞察していたのだ。 祝宴中の悪巧みをことごとくすり抜けた一夜は、すぐさま想像を絶する行動に出る。 堀田加賀守の屋敷まで赴き、密約を持ちかけたのだ。 三代徳川将軍家光の寵愛を独り占めしたい堀田加賀守。少しでも早く士籍を捨て大坂に帰り、唐物問屋を継ぎたい一夜――互いに利を見出す密約の中身とは? 一方、十兵衛光厳は柳生の郷を出て大坂へと向かい、但馬守宗矩は家光から命じられた会津藩加藤家への詭計を画策し……。 老中、惣目付、大名、忍、商人らの権謀術策が入り乱れる、乾坤一擲の第五弾! 但馬守宗矩の落とし胤で、「柳生家を救え」と強引に召し出されてしまった元大坂商人・淡海一夜が知恵を絞って暴れ回る!! 770円 勘定侍 柳生真剣勝負〈一〉 召喚 上田秀人 大坂商人、柳生一族の陰謀に巻き込まれる! 時は寛永十三年――江戸城黒書院に呼び出された、惣目付を務める柳生但馬守宗矩。 上段の間の襖が開くと、老中の堀田加賀守より、「役目に奨励をもって、四千石を加増する」との旨が伝えられた。 本禄の六千石と合わせて、ついに一万石となり、晴れて大名となった柳生家。 だが、宗矩の顔は沈んでいた。 大名を監察する惣目付が、大名になっては都合が悪いためだ。 案の定、宗矩は即日惣目付を解かれ、監察される側に回されてしまう。 惣目付時代に買った恨みから、痛くもない腹まで探られてはかなわない。 なにしろ旗本から大名になれば、典令や家政が大きく変わるため、隙を生みやすいのだ。 一族最大の危機から逃れるべく、策を講じなければならなくなった宗矩は、なかでも武士が苦手とする金勘定が危ういと考え、ある秘策を思いつく。 なんと、大坂一と言われる唐物問屋淡海屋七右衛門の孫である一夜を召し出すという。 いったい柳生家と一夜は、どんな関わりがあるのか? 武士となった一夜に、宗矩の嫡男である十兵衛は、柳生家の者として剣術を身につけよと新陰流を指南するが……。 果たして一夜は柳生家を救えるのか? 痛快時代小説シリーズ第一弾! 715円 勘定侍 柳生真剣勝負〈二〉 始動 上田秀人 柳生宗矩の隠し子は大坂一の商人の孫!? 晴れて大名となった柳生家。が、同時に惣目付を解任、監察される側となり、早くも危機が迫りつつあった。 惣目付の秋山修理亮正重は甲賀百人衆の忍びを遣い、柳生藩を潰さんと、隙を探りはじめたのだ。 一方、柳生家当主の宗矩は苦肉の策で、大坂一と言われる唐物問屋淡海屋七右衛門の孫である一夜を召し出す。 将軍家剣術指南役といった役目柄もあり、剣で鳴らす柳生家は算盤に弱いため、今や商人として活躍している、己の隠し子・一夜に勘定方を任せようという腹積もりらしい。 突然の召し出しに渋々応じた一夜だったが、柳生の庄で嫌々十兵衛と友矩に稽古をつけられながらも石高を検分、殖産興業の算盤を弾く。さらに、江戸へ向かう旅の途中では、立ち寄った京で商談するなど、まったく卒がない。 しかし、江戸の手前の川崎で胡乱な牢人たちに絡まれた一夜は、懐の金はおろか、命まで狙われてしまう……。 会津藩加藤家国替えの陰役を徳川三代将軍・家光から仰せつけられた宗矩。一夜の嫁の座を狙う、信濃屋の三人小町。騙し合う甲賀と伊賀の忍者たち。それぞれの思惑が交錯する、波乱万丈の痛快時代小説、シリーズ第二弾! 715円 勘定侍 柳生真剣勝負〈三〉 画策 上田秀人 武士の剣術と商人の金策との一騎打ち! 大坂一の唐物問屋から柳生家の勘定方となった淡海一夜。 当主の柳生但馬守宗矩から百石を毟り取り、江戸屋敷で働きはじめたのはいいが、ずさんな帳面を渋々あらためる毎日だ。 しかも、足し算引き算も満足にできない武士たちに辟易するなか、伊賀忍の佐夜を女中として送り込まれ、さらには勘定方の差配まで任される始末。 そのうえ、温かい飯をろくに食べる間もなく、柳生家出入りの大店と商談しなければならないのだ。 家中の者と出入りの商人がしていた、いい加減な取引に呆れながら、一夜は大鉈を振るう。 一方、老中の堀田加賀守正盛は嫉妬心を剥き出しにし、柳生の国元に暮らす柳生左門友矩を的に密命を発した。 また他方では、一夜の祖父・淡海屋七右衛門が、一刻も早く孫を取り戻すべく、柳生家を脅かす秘策を練る。 三代将軍の家光までもが、ついに底意を露わにし、宗矩はさらなる危機に陥ってしまい……。 果たして一夜は、柳生家を立て直せるのか? 修羅場の痛快時代小説、シリーズ第三弾! 737円 禁裏付雅帳十二 継争 上田秀人 罠と知りつつ、江戸へ向かう禁裏付の東城鷹矢。 待ち受けるのは老中首座松平定信だ。 幕府の走狗として京に赴き、 朝廷の弱みを探る密命をこなしてきた。 しかし、その結果朝幕の主導権争いに巻き込まれ 命を狙われることになった。 この不毛な争いに終止符を打たなければ。 道中の刺客を次々退け、 決意を胸に定信と対峙した鷹矢だが――。 二大権力の暗闘の行方は!? 大人気シリーズ、堂々完結! 726円 勘定侍 柳生真剣勝負〈四〉 洞察 上田秀人 徳川将軍三代の今、武は百害あって一利なし。 女中にして見張り役でもある伊賀女忍の佐夜を傍に、柳生藩勘定方の淡海一夜は、愚痴りながら算盤を弾いていた。 旗本から大名となった柳生家慶事のお披露目に、老中や惣目付ら、お歴々を招かねばならぬのだ。 万に一つでも、手抜かりがあれば、取り返しのつかない事態に陥ってしまう宴席に、柳生を好ましく思わない客が必ずやって来る。 彼らの嫌がらせに対抗すべく、一夜は知略と人脈を駆使し、防備を固めはじめた。 一方、柳生家改易を企み、一夜を取り込まんとしたが、失敗に終わった惣目付の秋山修理亮は、「ある噂」を耳にして、再び甲賀組与力組頭の望月土佐を呼び出した。 さらに柳生の郷では、三代徳川将軍家光が寵愛する柳生左門友矩に、老中・堀田加賀守が送り込んだ忍の魔手が迫る! 一夜の奇策は功を奏すのか? 危機一髪の第四弾! 770円 関東郡代 記録に止めず 家康の遺策 上田秀人 将軍家から格別の恩恵を賜っている伊奈家は、関東郡代を世襲し権勢を誇っていた。その裏には神君家康が隠匿した莫大な遺産を護るという役目が。だが、逼迫した財政を立て直すべく、幕府重鎮・田沼意次がその奪略をもくろむ。当主・半左衛門は武と智を尽くして応戦するが……。やがて迎えた対決の時、死してなお世を揺るがす家康の策略が明らかになる! 627円 町奉行内与力奮闘記九 破綻の音 上田秀人 出世競争で劣勢に立たされた南町奉行が始めた無宿者狩り。胡乱な輩を捕縛して手柄を立てるのが狙いかと思いきや、驚愕の思惑が。無宿者に放免を約束し、北町奉行曲淵甲斐守を支える播磨屋を襲わせようというのだ。出世欲は人をここまで狂わせるのか。自由を夢見た無宿者が鬼と化す! 甲斐守の懐刀・城見亭は播磨屋を守れるか? 衝撃の最終巻。 679円 妾屋昼兵衛女帳面五 寵姫裏表 上田秀人 大奥騒動、さらに炎上。立て続けに襲撃された妾屋昼兵衛は、大月新左衛門を用心棒につけ背後を洗う。だが、将軍家斉の子の暗殺疑惑に端を発する死闘だけに闇は深い。大奥で重宝され抜け出せなくなった八重。老獪な林出羽守に絡め取られる昼兵衛と新左衛門。内と外で繰り広げられる壮絶な闘いが、ついに炙り出した黒幕とは? 息もつかせぬ第五弾! 677円 妾屋昼兵衛女帳面六 遊郭狂奔 上田秀人 妾屋稼業に安息なし。山城屋昼兵衛と大月新左衛門は、八重を妾にせんとした老舗呉服屋の主をやり込めたことで恨みを買った。その執念は町方を巻き込み、ついには吉原に飛び火。妾屋を潰して客を奪おうとの欲に駆られた吉原惣名主は、ご免色里の立場を利用して圧力をかける。命を顧みぬ刺客が山城屋に殺到。猛攻をはね返せるか?波乱の第六弾。 679円 禁裏付雅帳十一 偽計 上田秀人 急遽江戸へ向かうことになった禁裏付、東城鷹矢。 しかし、朝幕の刺客に次々襲われーー。 大人気シリーズ、急展開の第十一弾! もう我慢できぬ!鷹矢の怒りの剣が閃く。 「近年の精勤を賞し、二百石のご加増を賜る」。 呼び出された京都所司代にそう告げられ、東城鷹矢は驚愕した。 禁裏付の職にありながら老中に盾突いた身。罰せられるならともかく、まさか加増されるとは。 面妖な事態の裏で松平定信が暗躍しているのは火を見るより明らかだ。 しかし、罠が仕掛けられているのを覚悟の上で、鷹矢は江戸へ向かう。 道中、次々襲い来る刺客ーー。 鷹矢は無事江戸に辿り着くことができるのか。 大人気シリーズ、急展開の最新作! 726円 遺臣 百万石の留守居役(四) 上田秀人 四代将軍家綱の死去。宮家擁立に失敗した家綱の寵臣大老酒井忠清は権力の座から滑り落ちる。代わって台頭したのが、館林公綱吉を擁立した堀田正俊。加賀前田家には頭の痛い問題があった。不祥事で放逐した留守居役の小沢が事もあろうに堀田家に抱えられている。繋ぎのできるのは、新米留守居役の数馬だけ。藩の命運を懸けた高度な交渉に数馬が挑む。そして、失意の大老酒井は再逆転を狙い伊賀者に秘策を命ずる。百万石、危うし。 770円 思惑 百万石の留守居役(二) 上田秀人 幕政を握る大老酒井の狙いは、やはり外様潰しか。加賀藩主前田綱紀を次期将軍に推挙しようとする動きに、御三家はじめ江戸城内でも動揺が広がる。国元で唯一賛成の旗印を掲げ孤立した重臣人持ち組頭前田直作は、過激な御為派に狙われる。その直作の江戸召還に、護衛役で同行することになった瀬能数馬。御為派は中山道の難所碓氷峠で、一気に勝負を出た。数馬は血路を切り開けるか? そして藩の命運のかかった藩主の決断は?(講談社文庫) 770円 貸借 百万石の留守居役(七) 上田秀人 大藩加賀に参勤交代の季節が近づいた。江戸から琴の待つ金沢へ。会津で国家老相手に渡り合い、貸しをつくることができた数馬は、またも難題、国元に帰る藩主一行のお膳立てを命じられる。道中の各藩の留守居役を集めた吉原での会合に、一人で臨む数馬に、思いがけぬ援軍が。だが、富山藩の不満、敵意を抱く老中堀田家による包囲網、と加賀をとりまく状況は風雲急を告げる。貸しはすぐに借りになる。加賀藩の留守居役、走る! 770円 決戦 奥右筆秘帳(十二) 上田秀人 「この文庫書き下ろし時代小説がすごい!」第一位に輝き、圧倒的な読み応えで読者を魅了した「奥右筆秘帳」シリーズが、いよいよ完結! 筆の力だけで身を守り、将軍位をめぐる暗闘を知った奥右筆組頭・立花併右衛門。隣家の次男で剣術の腕のみの若者衛悟を護衛役にする。愛娘瑞紀の拐かしから端を発した陰謀の数々を三人は乗り越え、衛悟を婿に迎えることに。だが、かなわぬ強敵・冥府防人が最後に衛悟の前に立ちはだかっている!(講談社文庫) 792円 参勤 百万石の留守居役(八) 上田秀人 大人気上田秀人の代表シリーズ、時代小説文庫書下ろし「百万石の留守居役」、待望の第八弾! 若すぎる留守居役瀬能数馬は、藩主綱紀お国入りの交渉役として、参勤交代の準備に奔走する。金沢に残した数馬の婚約者琴が襲撃されるなど、国元では不穏な動きが相次ぐ。藩主綱紀も、異例の急ぎ足、わずか十日間の帰国を命じた。道中の諸藩に気を配る交渉役の数馬に、藩主の継室の座を狙った思いもかけぬ難題が降りかかる! 770円 使者 百万石の留守居役(六) 上田秀人 初めて直系ではない将軍となる綱吉を支える老中堀田正俊。その野望に、各藩の緊張は高まる。加賀藩主前田綱紀は早くに正室を亡くしている。外様第一の継室の座をめぐり、各藩の留守居役たちが動き出す。親幕の保科家の会津に向かった若すぎる留守居役数馬も、老獪な筆頭家老相手に微妙きわまる外交に臨む。そして、加賀を追われ恨みをもつ刺客たちが数馬に襲いかかった! 文庫書下ろし人気シリーズ、第六弾! 770円 新参 百万石の留守居役(三) 上田秀人 五万石の姫・琴と婚約し、異例の若さで加賀藩江戸留守居役に抜擢された数馬への風当たりは強い。先任の小沢は藩の秘事を土産に、なんと幕閣筆頭の座を狙う老中堀田家へ抱えられていた。留守居役には遊興も宴席も戦場だ。なれぬ吉原で、言葉の刃(やいば)で弱みを突いてくる相手に、数馬は、反撃なるか!? 早くも人気沸騰シリーズ、江戸編本格スタート!〈文庫書下ろし〉 770円 1 234 ... 9 TOP 電子書籍(本・小説) 上田秀人 2ページ目