戸部新十郎 26件 人気順 新着順 秘剣龍牙(りょうが) 戸部新十郎 千葉周作らを輩出した名門中西道場で出来物とうたわれた老剣士・白井亨は、稽古をつける門弟の中に極めて鋭い面打ちを見せる美少年を発見した。名を富樫栄といい、加賀藩徒士の父は非業の死を遂げていた。少年の望みは武家の再興や剣の上達ではなく、安穏な在所暮らしだという。だが、栄の周囲に父を討った不逞の輩の影が――。格調高雅な珠玉の七編を収録! 770円 寒山剣(かんざんけん) 戸部新十郎 加賀藩兵法指南・富田重政の屋敷に、飄然と出入りする正体不明の異形の小男。中条流の奥義“心ノ一法”を探る徳川の間者との熾烈な対決の中で、謎の小男が放った不思議な一太刀。未発表の表題作「寒山剣」や「胡蘆子の剣」の他、太平の世はまっぴら御免、武士の一分を立てて主君に抗う「蜂右衛門の横道」など、著者の精髄を収めた粒よりの7編。 550円 最後の忍び 戸部新十郎 鍛え抜かれた技で闇を駆け、秘事を探り、ときに城主をも暗殺する――戦国の裏舞台で暗躍した忍びの者は、やがて徳川幕府に武士として組み込まれ、ついには商人を探る役割のみとなっていく。かつての戦働きの面影もなく歴史のなかに消えていく忍者の苦闘と運命を、剣豪小説の第一人者が、奇抜な着想と巧みな展開でエンターテインメントに仕上げた忍者小説傑作集! 770円 日本剣豪譚 維新編 戸部新十郎 幕末動乱期、道場剣法は隆盛を極めたが、やがて文明開化の世となり、絶滅寸前の危機を迎える。華やかな剣技を競った剣豪たち。そしてまた、どん底の時代に在って、数々の苦難に耐え、日本の剣道を後世に伝えた達人たち。松崎浪四郎、榊原鍵吉、山岡鉄舟など、激変する時代に剣一筋に生きた男たちの不撓不屈の勇姿を描く。『日本剣豪譚』第四弾、維新編。 605円 日本剣豪譚 幕末編 戸部新十郎 空前の隆盛を迎えた幕末期の剣界は、まさに百花繚乱。剣聖とたたえられた白井亨、男谷精一郎あり。江戸三大道場主と謳われた千葉周作、斎藤弥九郎、桃井春蔵が出現し、これに長大剣の大石進、正心剣の島田虎之助が挑む。坂本竜馬、桂小五郎ら志士の奮励に対し、多摩の一角から近藤勇一党が台頭する。激動の中、剣に託した男たちの生きざまを活写。剣の名編。 550円 秘剣水鏡(みつかかみ) 戸部新十郎 金沢に五代藩主、前田綱利公の初のお国入りが決まり、兵法御覧の差配を担った富田重持は、加賀に古来より伝わる“深甚流”の剣を披露することにした。だが、この流派を継ぐと称する男は邪剣の遣い手であった。重持は深甚流のひそかな伝承者とされる老いた百姓を探し出し、邪剣の士と対決させるが……。(「水鏡」より) 剣豪小説の白眉と讃えられる珠玉の十編収録。 825円 伊東一刀斎 上之巻 戸部新十郎 武田、上杉、織田らが天下をうかがう戦国の世、比叡山を望む琵琶湖畔の一向門徒の許に育った夜叉丸(のちの一刀斎)少年は、旅の途中にあった剣聖・塚原卜伝に出会う。剣の奥義に触れた夜叉丸は兵法者を志し、亡父の縁を頼って独り北国加賀の地を目指すが……。行く手を阻む幾多の難敵と対峙し、美しき女性に翻弄されながらも逞しく成長していく剣豪の青春の日々。 990円 伊東一刀斎 下之巻 戸部新十郎 加賀を離れ廻国修行の旅へ出た夜叉丸(のちの一刀斎)は、亡父と同じ伊東弥五郎と名を改めた。佐々木小次郎、富田勢源、鐘捲自斎など名だたる剣士との邂逅が、彼を大きく成長させる。そして、さらなる高みを目指し、鹿島・香取剣流の発祥地である東国へ向かう――。史上最強とうたわれる剣聖の波瀾万丈の生涯を瑞々しい筆致で綴り上げた著者畢生の名作が甦る! 990円 徳川秀忠 上 戸部新十郎 天下分け目の関ヶ原の戦に遅参し、父・家康の怒りを買った秀忠。後継者として認められながらも常に偉大なる父と比較され「凡将」との風評が立った。だが実際は違う。畿内でいまだ勢力を持つ豊臣方の監視を目的とした二条城の天下普請を強行、方広寺への放火、その一方で秀頼と千姫との婚儀をすすめるなど、硬軟取りまぜた深謀遠慮をめぐらしていたのだ。守成の将軍・秀忠の実像に迫る。 825円 徳川秀忠 下 戸部新十郎 二代将軍となってからも、先代・家康による二元支配や家臣の派閥争い等、秀忠には数々の問題が山積していた。それに対し有力大名の改易と粛清、キリシタンに対する禁教令など厳しい政策を実行、また信長の妹お市の娘であるお江との間に二男五女をもうけ、天皇家と姻戚関係を結ぶなど、あらゆる側面から幕藩体制をより強固なものにした。二代将軍の知られざる功績を描く傑作長篇完結篇。 825円 前田利常(上) 戸部新十郎 幼名・猿千代。ただ一度だけ対面した父・利家に〃眼の内はよろし〃と誉められ、兄・利長の継嗣(けいし)となる。利光を名乗り、わずか13歳で海内(かいだい)随一の大大名・加賀百万石を継いだ。その後、大坂の役では先鋒として出陣、家康の孫・松平忠直と戦功を競う。前田家取りつぶしを画策する徳川方の陰謀に、股肱(ここう)の臣の富田重政・重康父子の協力を得て、危難を脱するが……。 660円 前田利常(下) 戸部新十郎 豊臣恩顧(おんこ)の福島正則、加藤忠広らの改易(かいえき)が続くなか、利常は英知を駆使して前田家の安泰を目指す。武威(ぶい)の徳川に対し、〃文化立国〃で挑戦する利常。諸国から一流の職工、芸術家を招き、金沢城下に絢爛豪華な百万石文化を築く。辰巳用水の掘削(くっさく)、〃改作法〃など、善政を敷いた名君の実像を『前田利家』『前田太平記』の著者が渾身(こんしん)の筆致で描く、長編歴史大作! 660円 前田利常(上・下合冊版) 戸部新十郎 幼名・猿千代。わずか13歳で大大名・加賀百万石を継いだ前田利常は、英知を駆使して前田家の安泰を目指す。武威(ぶい)の徳川に対し、〃文化立国〃で挑戦する利常。諸国から一流の職工、芸術家を招き、金沢城下に絢爛豪華な百万石文化を築く。徳川方の謀略と挑発に、百万石を賭けた男の意地! 海内無双(かいだいむそう)の加賀文化を築いた名君の実像とは? 1,100円 日本剣豪譚 戦国編 戸部新十郎 一ノ太刀(たち)・塚原卜伝(つかはらぼくでん)、陰(かげ)ノ流(ながれ)・上泉伊勢守(こういずみいせのかみ)、小太刀・富田勢源(とだせいげん)、水月・柳生石舟斎(やぎゅうせきしゅうさい)、無想剣・伊東一刀斎(いとういっとうさい)から孤高の宮本武蔵(みやもとむさし)まで、戦国の世に繚乱(りょうらん)と花開かせた剣法中興の祖たち。死生のはざまで体得した不動の人生! 550円 日本剣豪譚(たん) 江戸編 戸部新十郎 居合(いあい)・林崎甚助、念流・樋口又七郎定次、相抜け・針ヶ谷夕雲(はりがやせきうん)、放心・柳生連也斎、無外流・辻月丹から激越・平山行蔵(ひらやまこうぞう)まで、人を斬ることのない泰平の世に、人を斬る術(すべ)を求めて苦悩する剣士たち。壮絶な求道(ぐどう)の足跡! 550円 忍法新選組 戸部新十郎 幕末動乱に乗じて、諸国に逼塞(ひっそく)していた忍者群が一斉に蜂起(ほうき)した。勤皇佐幕、攘夷開港と湧き立つ中、彼らは東につき西に奔(はし)る。近藤勇(いさみ)たちに徳川家の命運を託す伊賀や高志(こし)の忍び、尊皇討幕の旗を掲げる百千(ももち)党や不知火(しらぬい)党。さらには向背不明の風魔党などが出没し、陰で競う。 新選組の活躍の陰で、忍び同士が妖艶凄絶な死闘を展開する、長編伝奇ロマン! 660円 前田太平記(上)雪の章 戸部新十郎 織田信長が本能寺で斃れたあと、前田利家は豊臣秀吉を立てて天下統一に向かう。〃義は君臣にして、情は朋友〃の間柄は生涯変わらず、すべての戦役に参加し、大老として政務を執る。秀吉没後も、彼は天下を窺う徳川家康の野心を抑え、幼主・秀頼を守り豊臣家のために肝胆を砕く。風雲急を告げる世に、利家に仕えて奮闘する兵法名人・富田越後守の剣が冴える。 550円 前田太平記(中)月の章 戸部新十郎 前田利家の死により天下は徳川家康の野望に晒された。石田三成の挙兵―関ヶ原決戦も家康の天下取りを確定させたにすぎない。前田家は家康から和戦を迫られるが、当主利長は生母芳春院を人質に出し、百万石の社稷を保つ。以降、彼は大坂の秀頼を見守り、嗣子利常の成長を期しつつ、文化立国をめざす。ときに柳生衆が暗躍するが、中条流富田越後が迎え撃つ。 550円 前田太平記(下)花の章 戸部新十郎 関ヶ原決戦後、徳川秀忠の娘・千姫が大坂城の主(あるじ)・豊臣秀頼に輿入れ。両家は固く結ばれたかのように見えたが、天下の実権は、すでに江戸の幕府に移りつつあった。前田家が二代にわたって守りつづけた秀頼母子の命運も、利長の死とともに大きく傾く。いよいよ最後の決着、大坂の役が目前に! 徳川柳生流対前田中条流の兵法決戦も、かくして最高潮に達する。 550円 前田太平記〔上・中・下巻合本〕 戸部新十郎 家康の野心を抑え、落陽大坂城の遺子・秀頼を守る利家の苦衷(上・雪の章)。誇りを失わず、忍従に甘んじる加賀百万石の世界に春は近い(中・月の章)。利長の死で、前田家存亡の危機!最後の東西決戦、大阪の役が迫る(下・花の章)。前田中条流対徳川柳生流の兵法決戦は最高潮。文庫本3巻、1000頁超を一挙合冊した大長編歴史小説の決定版! 1,320円 12 TOP 電子書籍(本・小説) 戸部新十郎