小杉健治 275件 人気順 新着順 奈落 小杉健治 いわれなき押し込みと殺しの嫌疑をかけられた半次郎。濡れ衣を晴らせるのは、当夜同衾した宿場女郎のお里だけだが、事件の直後に女は偽名を名乗る男に身請けされ、姿を消していた。追っ手を逃れ、お里を捜し、真の下手人を挙げなければ、半次郎に明日はない。推理小説の名手が放つ渾身の長編時代サスペンス! 733円 灰の男 小杉健治 昭和20年3月10日、10万人の命を奪った東京大空襲の裏に驚くべき謀略があった! なぜ下町が狙われたのか? なぜ空襲警報は遅れたのか? ともに大事な者を失った咄家の信吉と大学生の伊吹。2人が平成の世に再び邂逅した時、史実の闇に隠された衝撃の真相が明かされる。著者渾身の歴史ミステリー問題作。(講談社文庫) 984円 闇鳥 どぶ板文吾義侠伝 小杉健治 普段は小間物の行商をしている文吾は、ちょいと危ない裏の仕事屋が本当の姿。そんなせいか、想う女にも肝心の話を切り出せずにいる。ある日、大店の不良息子、藤次郎と賭場で知り合ったことから事件に巻き込まれていく。人情と非情が絡み合う「殺し屋」他、3編の連作で迫る書下ろし江戸下町時代小説。(講談社文庫) 649円 隅田川浮世桜 小杉健治 文化の花咲く明治の世。興隆を極める歌舞伎界の御曹司・人気役者の羽村市之助が、大事な舞台に穴を空け、失踪した。市之助と馴染みの芸妓・志津香が苦衷の日を過ごす一方、志津香を育てた向島芸者・お良(りょう)の身辺には陰謀の影が迫っていた。梨園と花柳界を舞台に描く、芸と愛と人情の物語。(『花の堤』改題) 838円 つぐない どぶ板文吾義侠伝 小杉健治 何だって、こんなに悲しいんだ! 文吾は真夜中、あるものを人知れず始末した……。なじみの大黒屋の口利きの仕事だが、頼んだ男、末広河岸の松代屋主人が、どうも気になって探り始める。儲け話になりそうな匂いがした。ちょいと悪だが、情に厚い浅草八軒町どぶ板文吾が、江戸の町で出会う、人と人の縁に心を打たれる。書下ろし時代小説。 649円 母子草 小杉健治 ちょいと悪(ワル)だが、心は晴れよ。銭の話には食らいつく文吾の前に訳ありの女が。女と火遊びをした商家の旦那を威(おど)して小判をせしめ、駆け落ちした娘を連れ戻して手間賃を得る。普段は小間物商だが儲け話には食らいつく文吾は、同じ客を二度とらないという訳あり気な夜鷹の顔を見て息を呑んだ。ちょいと悪でも人情には厚い文吾が探り出したある“絆”とは? 手練が放つ書下ろし時代連作集。 649円 札差の死 情け深川 恋女房 小杉健治 与四郎と俳句の会で付き合いのあった札差の間口屋五郎次が、ふぐの毒で亡くなるという事件が起こった。しかし一緒にふぐを食べたものは毒に当たっていないことから、岡っ引きの新太郎は疑念を抱き、探索を開始する。札差を引き継いだ、五郎次の息子・心平太の周囲には、娘であるお稲への厳しすぎる躾や、女房のお雉の親戚である密蔵への借金などの問題が起きていたという。一方、与四郎の店の小僧である太助が、最近、商売にあまり力を入れていない。道場にも顔を出していないという。これらの事件は、ドン尻屋一家というヤクザと関わりがあることが分かるのだが……。大人気時代小説第五弾! 836円 闇夜の烏 小杉健治 奉行所に脅迫状! 牢の頭を解き放たぬと、どこかでひとが死ぬ。 「闇夜の烏」と名乗る脅迫状の主は、いったい何者か? 犠牲者をこれ以上出さぬために、栄次郎は南町同心の鏑木真一郎に力を借すが…。 矢内栄次郎は、南町の筆頭与力・崎田孫兵衛から相談を受けた。商家から二千両以上を盗んだ盗賊の頭が捕まり、手下の「闇夜の鳥」と名乗る者から、三日以内に頭を解き放たなければ、どこかで人が死ぬという脅迫状が奉行所に届き、既に一人死んだというのだ。三味線の名手で抜刀術の達人の栄次郎は、南町同心の鏑木真一郎に協力し、犠牲者が出ぬよう奔走するが……。 770円 旅立ち佐平次 三人佐平次捕物帳 小杉健治 佐平次親分は、質屋押し込みの頭彦造を含む三名の下手人を捕らえた。だが、吟味を進める中で、盗んだ金のうち五十両程が不明な事に気づく。他に分け前を貰った仲間がいるのでは? と佐平次らは探索を始めるが――。一方、丁度同じ日に、彦造の腹違いの弟彦次が成田から江戸に到着していた。父親のような存在だった兄を助けたいと願う彦次。そんな彼に、鮫次という怪しい男が近づき、彦造らを助ける代わりに佐平次親分を殺す手伝いをして欲しいと頼んできたのだった。鮫次の企ては後に、江戸の町を恐怖に陥れる事に・・・・・・。佐平次三兄弟、最後の大仕事!? シリーズ堂々の完結!!(解説・細谷正充) 733円 夢追い門出 三人佐平次捕物帳 小杉健治 佐平次親分こと佐助が、お鶴との祝言の日を迎えた。これを機に、佐助の独り立ちを考えた長兄の平助は、今後の事件探索には関わらず、自らの夢の為に生きる決意をする。一方、材木問屋『伊勢屋』の若旦那・松太郎が、深酒帰りに介抱を受けた女の家で事件に巻き込まれた。朝、目を覚ますと、身に覚えのない男の死体が、傍らに転がっていたのだ。一体、この男は何者なのか? 丁度その頃、佐平次親分にも、とある問屋の番頭が逐電したとの探索依頼が舞い込んできた。この二つの事件は大きく絡み合う事に・・・・・・。佐平次三兄弟に訪れるそれぞれの岐路。大好評シリーズ第十九弾、いよいよ佳境へ!! 733円 最愛(鶴見京介弁護士シリーズ) 小杉健治 鶴見京介は、裁判所を出たところで司法研修所の同期生で弁護士の的場成美と偶然再開、二か月前に起きた強盗殺人容疑の栗林の弁護についてアドバイスを求められる。栗林は、闇バイトで強盗に入ったことは認めたが、殺害は否認。バイト仲間のイチローが殺したと主張するも、その男の存在が証明出来ないという。一方、鶴見は撲殺事件の容疑者の弁護を引き受ける。半グレだった被害者を調べると、栗林の事件と繋がりが……。“愛”という魔物が生んだ凶行の真相とは!? 大人気! 鶴見弁護士シリーズ最新作!! 759円 宿敵の剣 はぐれ武士・松永九郎兵衛 小杉健治 浪人の九郎兵衛の妹・お紺が一万八千石の葛尾藩主の側室となり懐妊。その陰で、藩では目付と剣術指南役が壮絶な権力争いを繰り広げ、死人も出ていた。お紺を盾にした目付にやむなく従う九郎兵衛。指南役の配下には九郎兵衛がかつて剣術の勝負で敗れた狡猾な男がおり、再び相まみえるが… …。一匹狼の剣豪が江戸の闇を暴く傑作時代ミステリー。 805円 兄弟の絆 三人佐平次捕物帳 小杉健治 神田白壁町で小間物屋を営む新助が、京での取引を終え半年ぶりに江戸に帰ってきた。旅の途中で盗賊に襲われ、死んだものと思われていた新助の帰りに驚く妻のお若。お若は奉公人の彦六と店をまもり、夫婦としての生活を始めていたのだ。自暴自棄になった新助が何をするかわからないと相談を受けた佐平次親分は、三人の話し合いに立ち会うことに――。一方、同心の井原井十郎より、東海道筋を荒らし回っていた暗闇一味が、江戸で盗みを働く動きがあると探索を命じられた佐平次たち。やがて、二つの事件の糸は絡みはじめる・・・・・・。頼もしく成長を遂げた佐平次親分こと佐助の活躍が光る!! 大好評シリーズ第十八弾!! 733円 ふたり旅 三人佐平次捕物帳 小杉健治 佐平次親分こと佐助は、お鶴の故郷、上州は高崎へ赴くこととなった。道すがら、二人の後をつけてくる謎の男に気づいた佐助。これまでの捕物で、佐平次親分に恨みを持った人間が襲ってくるのではないかと危惧の念を抱く。一方、江戸では平助が同心の井原伊十郎より面倒な問題を持ち込まれていた。井原はある駕籠屋の主人の妾に手を出し、何者かに揺すられているというのだ。渋々探索を引き受けた平助だったが、佐平次親分の名を語り悪事を働く偽者の存在を知ることに――。偽の佐平次親分の正体とは!? 果たして、佐助は無事に上州へたどり着けるのか!? 大好評シリーズ第十七弾!! 733円 ひとひらの恋 三人佐平次捕物帳 小杉健治 酒問屋『灘屋』の番頭九兵衛が、佐平次親分の元にやって来た。店の若旦那幸助が、水茶屋のお仲という女に入れ込み、帳場から引き出した金を与えているという。実はお仲には半太郎という遊び人の間男がいて、お仲を通じて金を引き出させているというのだ。店を案じた九兵衛は、二人の仲を暴き、若旦那の目を覚まさせてほしいと相談するが――。一方、佐平次親分こと佐助の心は、子分のお鶴と芸者の小染への想いで揺れ動いていた。佐助の決断は果たして……? 新たな幕開けを告げる、大好評シリーズ第十六弾! 733円 闇の稲妻 三人佐平次捕物帳 小杉健治 小物問屋の主人が殺された事件を皮切りに、7日毎に相次いで人が殺された。殺された者たちに共通点はないが、全員が盆の窪を鋭利な凶器で突き刺され、死体の懐には下手人の名前と思われる「いなずま流し」と書かれた半紙が挟まれていた。相次ぐ凶行が、神田川にかかる橋を東に下っていくことに着目した佐平次たちは、次の犯行の場所と考えられる新シ橋のたもとで「いなずま流し」を待ち伏せることに。その最中、夜なのに傘をかぶっている妖しい男が現れ、佐平次は追跡を始めるのだが――。書き下ろしで贈る、好評シリーズ第十五弾! 733円 忘れえぬ 風烈廻り与力・青柳剣一郎 小杉健治 大切な人を奪われた恨みと悲しみ。 残された者たちは―― 剣一郎は新たな犠牲を食い止められるか? 遣り手だが傲岸不遜。出世のために人に取り入るのがうまい狡猾な男。 旗本の坪井貞道はとかく悪い噂が多かった。 今も小間物屋の美しい内儀に言い寄り、何か画策しているようだ。青柳剣一郎はそんな坪井の動きに不審を抱き、身辺を探り始める。ところが老中から横槍が入る。 坪井とは一体何者なのか? そんな折、剣一郎は15年前のある夫婦殺しの話を耳にし……。 836円 殺される理由 小杉健治 兄は殺されたんです! 妹は栄次郎に訴える。 だが決定的な謎が浮上。 兄が首吊りしていたそばに血のついた匕首。 さらに、匕首で刺殺された女の死骸。 女を刺した上での首吊り? だが妹は兄の無実も訴える。 一橋治済の庶子、三味線の名手で田宮流居合術の達人、矢内栄次郎を若い女が訪ねてきた。首を括って死んだ兄・多吉の件だという。兄は自分で死ぬとは考えられず殺されたと訴える。しかも、首吊りのそばに血のついた匕首があり、三ノ輪で女が匕首で刺されて死んでいるのが判明。多吉は女を刺した上で首を括ったとされた。が、妹は兄の無実も訴える。栄次郎は……。 大人気シリーズ第29弾! 770円 裏切り者 三人佐平次捕物帳 小杉健治 平助は、父親が長崎から来た侍に闇討ちされたという過去を知り、事の顛末を調べる為に長崎へ出向くことを決めた。長男の平助なしでは三人で一人前の佐平次親分は成り立たないと不安と寂しさを募らす佐助と次助だったが、平助の見送りをした高輪での帰りに、奇妙な男の集団を見かける。一方、寂れた旅籠に妙な集団がいるとの知らせを受け、向かった佐助たちは、高輪で見かけた男たちと遭遇するのだった。彼らの目的とは果たして何なのか? 不穏な空気を感じた佐助たちは探索にのりだすのだが……。書き下ろしで贈る好評シリーズ第十三弾! 733円 七草粥 三人佐平次捕物帳 小杉健治 長兄の平助が長崎に旅立って半年が過ぎた。平助不在のまま正月を迎えた佐助と次助は、ある日、古着屋の『信濃屋』で起こった事件を耳にする。『信濃屋』では、七草粥を食べた主人、内儀をはじめ番頭ら全員が食中毒にかかったというのだ。原因は百姓から買い求めた七草だと考えられた。しかもその夜、庭の松の木に七草売りの百姓らしき男が首を括って死んでいたという。なぜ『信濃屋』は狙われ、男は首を括っていたのか!? 事件の真相を暴いて欲しいとの願いを受け、探索に乗り出す佐助と次助だが――。書き下ろしで贈る、大好評シリーズ第十四弾! 733円 1 234 ... 14 TOP 電子書籍(本・小説) 小杉健治