南條範夫 43件 人気順 新着順 上杉謙信 南條範夫 生まれながらの戦巧者にして天才的な武将上杉景虎(後の謙信)。戦塵の中に生き、合戦の勝利と、家名の再興以外には何も考えたことのない青年武将。彼は、父亡き後、柔弱な兄晴景に代わり、義侠の武人としての誇りを貫いていた! そんな景虎の人生に、ただ一点明るくともる灯……それは、ある清純な乙女との出会いだった。「不犯(ふぼん)の聖将」の半生をえがく! 550円 妻を怖れる剣士 南條範夫 江戸での御前試合のため、沼田藩から五人の若い剣士が旅立った。試合は好首尾に終わったが、剣士たちは華の吉原でおいらん遊びの楽しさを知ってしまう。「我が城下にも小吉原を!」の要求で、藩内に奥方連も巻き込んだ騒動が起こって……。強いばかりが剣豪ではない。表題作など、血のかよった九人の剣士たちのほほえましい人間性に迫る異色の傑作剣士小説集! 660円 武魂絵巻(上) 南條範夫 三代将軍家光の時代、亡き名軍師真田幸村の兄信幸の治める信州松代に、五位鷺志津馬と名乗る若き美剣士が現れた。志津馬は、信幸はじめ各地の豊臣家ゆかりの大名たちに、現将軍打倒、将軍の弟忠長の擁立という大胆不敵な企てをもちかける。各地の大阪方残党の暗躍、そして伊賀忍者と飛騨忍者の宿命の対決! 志津馬をめぐる情欲の火花散る中、計画の行方は? 880円 武魂絵巻(下) 南條範夫 美剣士五位鷺志津馬がたてた将軍打倒の企て。しかし、盟主と頼んだ駿河大納言忠長は、生来の過激な気性に、身辺の複雑な葛藤も加わって、常軌を逸する行動が多くなる。一方、幕閣では、将軍家光の補佐役土井利勝が権力闘争に敗れて突然辞職。土井は忠長に接近し、病床の大御所秀忠の他界を決起の時と決める! 果てしなき野望に命をかける男たちの運命は? 880円 燈 台 鬼 南條範夫 遣唐副使として唐に渡ったまま行方不明となった父・石根(いわね)を求め、道麻呂(みちまろ)はかの地へ赴いた。二十数年の歳月を経て、ようやく出会った父は、あまりにもおぞましい姿に変わり果て……。 直木賞受賞の表題作のほか、オール新人杯第一回受賞作「子守りの殿」、異色作「水妖記」など初期の作品六編を収録。直木賞受賞までの歴史小説をすべて網羅した、巨匠の原点! 660円 裁きの石牢 南條範夫 岡豊(おこう)城の城主は、城内に石牢を設け、みずから裁く罪人を入れておいた。そして、裁きの場では、神のごとく罪人の胸中を察し、空恐ろしいまでに罪状の虚実を看破した。領民は不思議がり、その〃裁きの石牢〃は、感謝と畏怖の象徴となっていた……。善政の裏にこめられた恐るべき領主の秘密の企みとは何か? 戦国乱世の無常を描く苛烈悲痛の残酷武芸譚! 660円 隠密くずれ 悪党狩り 南條範夫 夢の五介と幻の三蔵。切っても切れない相棒同士が、江戸を抜けてからはや四年。上田城下に入った二人は、腐敗しきった藩重役どもの悪行を嗅ぎ付けた!! 信州から東海、四国へ放浪し、悪党相手に大立ち回り! 550円 隠密くずれ 剣鬼放浪 南條範夫 「裏切り者は殺せ!」と昔の仲間に追われ、諸国をさすらう隠密くずれの三蔵と五介。諸藩の内紛をめしのタネに一か八かの荒稼ぎに命を賭ける。中国筋から四国を目指して相変わらずの大暴れ! シリーズ第二弾! 550円 隠密くずれ 剣光一閃 南條範夫 元公儀隠密・幻の三蔵と夢の五介。賄賂に目が眩んだ上役に反抗し、腹立ちまぎれに江戸を飛び出した二人。今は諸国の悪人どもの、弱みを掴んで強請屋(ゆすりや)稼業。幕府の追っ手に、女難、剣難、くぐり抜けての道中記! 550円 さむらい一匹(上) 南條範夫 老中水野出羽守は、美濃加納藩主の娘小桜姫を将軍の側室に送り込み、己の権勢維持を狙っていた。対立する松平和泉守は、凄腕の剣士たちを雇って妨害を計る。江戸に向かう姫と、警護する剣士勘八郎の危険な道中! 770円 さむらい一匹(下) 南條範夫 無外流の極意・必殺独妙剣の冴えにより、ついに小桜姫と勘八郎は江戸に到着した。しかし、姫の許嫁の裏切りに遭い二人は窮地に! 激怒する勘八郎の前に立ちはだかる宿敵兵馬。決戦の結末やいかに? 770円 無頼武士道(下) 南條範夫 幕府体制の爛熟期、並外れた才能と反骨魂で世を渡る源内。その多彩な活躍ぶりは、人々を完全に魅了するが……。権力と金と色との渦巻くなかで、ついに己れを陥れた田沼意次に復讐を遂げる、一代の奇傑の生涯! 770円 士魂魔道(上) 南條範夫 大坂落城の猛火を逃れ、さまざまな運命をたどる落武者たち。その一人、無双の剣技に颯爽と己の道を切り開く深見重兵衛。政権の礎ようやく固まる江戸をめざす人々の姿を酷薄に描く、凄絶非情の長編力作! 880円 士魂魔道(下) 南條範夫 大坂の役以来の仲間たちが、利欲にふけり悪の道に転落していった。しかし、力強く我が道を行く深見重兵衛。彼は執拗に挑みかかる忍者の群と戦いつつ、初恋の人を追い求める。激情の渦いよいよ奔放の完結編! 880円 変人武士道(上) 南條範夫 出石藩仙石家の変人武士、白鳥大三郎と一柳主税は、美貌の娘二人を助けた。藩主の御落胤のお墨付を持つ袖姫と次女・糸枝。四人は、主家乗っ取りを企む一派が起こしたお家騒動をのがれ、江戸へ向け珍道中に出発! 550円 変人武士道(下) 南條範夫 袖姫一行は、ようやく江戸に到着したものの、大切なお墨付きは遂に悪人一味の手に。豪放磊落、暢気な大三郎もさすがにお家の行く末を案じ奔走するが、出石城の若君に刺客の魔手が迫る! 仙石家の運命は――。 550円 月影兵庫 一殺多生剣 南條範夫 愛妻桔梗の死……孤独に耐えて数年。旅をつづける兵庫は、古河の城下で、元スリの“合点の安”と出会い、旅の伴とする。一殺多生の剣光が、東北の地で繚乱! 兵庫の強靱な肉体が、女と剣の修羅場をくぐり抜けた!(『月影兵庫旅を行く』改題) 660円 月影兵庫 極意飛竜剣 南條範夫 老中松平信明の嫡子信安が惨殺された。木挽町の下屋敷で兵庫を待っているところを襲われたのだ。犯人の追及に乗り出した兵庫は、片腕の男が事件の鍵を握っていることを知る。秘剣颯爽、シリーズ第二弾!(『片腕の男』改題) 770円 月影兵庫 上段霞切り 南條範夫 格式ばった生活を嫌い、気ままな素浪人をつづける月影兵庫。義理の伯父・松平伊豆守信明の屋敷から消えた京洛随一の美女・綾姫の行方を追って東海道の冒険道中へ……。時代小説に本格的推理を織り込んだ傑作長編! 770円 幾松という女(新潮文庫) 南條範夫 「この人と一緒にいたい」京都随一の美妓・幾松が見初めたのは維新の志士・桂小五郎の颯爽たる姿だった。幕末の嵐を共に乗り越え、桂は新政府の参議・木戸孝允となり、幾松はその妻・松子となるが、結婚を境に二人の愛は姿を変える。国事に忙殺され次第に消耗する木戸。苛立ちと愛の渇きを、若い役者との「遊び」で紛らわす松子。――動乱期の女性の生きざまと、愛の軌跡を綴る。 440円 123 TOP 電子書籍(本・小説) 南條範夫 2ページ目