富島健夫 29件 人気順 新着順 青春劇場 自選青春小説10 富島健夫 高校時代はおとなでも子どもでもない宙ぶらりん、悩み多き世代。三年三組の面々にも、異性へのビミョーな問題がもり沢山だ。独占欲への嫌悪感ゆえに恋人と別れる潮(うしお)公平。人間の醜悪面を偽悪的に言いつのる飯塚。しのぶとの愛にとまどう石川。好漢の西郷さえコンプレックスの持ち主だ。熱き季節・高校時代を120パーセントに生きる青年男女を愛を込めた渾身の筆で描く。 550円 制服の胸のここには 自選青春小説3 富島健夫 京太と芙佐子。二人は、中学では天真爛漫な友人同士だったのに、高校に入ったとたんに、ちぐはぐな間になってしまう。好きだからつっけんどんな振る舞いをする京太。それを見て反目する芙佐子。しかしそれは性を意識した少年少女が陥る思春期の罠なのだ。やがて京太は、ある事件をきっかけに、芙佐子への本当の気持ちに気づく。思春期の男女の心のヒダを描いた富島文学の傑作。 440円 二年二組の勇者たち 自選青春小説9 富島健夫 「二年二組」は、日の丸校長のインボウで、校内の不良分子を集めたくせ者ぞろいの巣窟。天才はだしのギャンブラー、すご腕の女たらし、自己表現が腕力の国原と熊野、そしてだれをも魅了してやまない西川知子……。なぜか知子も、はきだめのツルのごとく、二組に編入されていたのだ。かくして不思議な魅力をたたえたマドンナこと知子を中心に、カオスの劇場は回転する。 385円 初恋宣言 自選青春小説2 富島健夫 高校に入ったらゼッタイ、トビキリの彼女を見つけるんだ……沖一丸をはじめ少年たちはみなそう思っている。そんな入学式の日、校庭の木陰にたたずむ和泉静の姿を見て、彼は確信した。相手はこの子だ、と。噂と誤解の障害を乗り越え、一丸と静の交際がようやくスタート、「初恋」を意識する。思春期の期待と不安とためらいが交錯する青春小説の傑作。 440円 不良少年の恋 自選青春小説6 富島健夫 世の中は不公平だ。正義は貧乏をさけて、金持ちにすり寄る。子ども心に吾郎にはそれが不思議だった。どうして皆は平気でそれを受け入れたままに暮らせるのか。卑屈になるまいとする吾郎は、世間の目には不良少年だ。荒廃する彼の心をいやしてくれた幼なじみの令子まで、金持ちのお坊ちゃん・良雄に恋人として奪われる。やがて令子に過酷な運命が訪れて、吾郎は……。 440円 恋か友情か 富島健夫 高校1年といっても、まだ幼い体つきの千代は、将来、出産できないのではないかと悩んでいた。そのことを相談された強は、思案したすえ、「実験してみようか?」と言った。千代の返事はイエスでもノーでもない。だが、そのときから、幼なじみの二人は、異性として互いを意識しはじめた……。誰もが体験した思春期のセックスを、瑞々(みずみず)しく描いた名作! 550円 夏の情熱 富島健夫 「あの気持ち良さは、これはもう何ともいいようがない」夏休みに帰省した中学生の赤井兵助(ひょうすけ)は、同い年の菊田次郎の初体験談を夜通し聞き、女体への憧れをふくらませた。そんな折り、未亡人・小林キミの美貌に惹かれる兵助は、無知ゆえの大胆な行動に出る……。奔放(ほんぽう)にして臆病(おくびょう)。揺れ動く思春期の少年を描いた、著者流ヰタ・セクスアリスの傑作長編! 550円 十三歳の実験 富島健夫 少女に情事を覗かれている!? 大学生の川岸一生(かわぎしかずお)が口説いた井上のぶ子は、夫と別れ、娘の香夜(かよ)と暮らしながら小料理店を営んでいた。香夜が寝るのを待って交歓を愉しむ二人──だが、少女は行為を見ていたのだ。十三歳の香夜は性に興味を持ち、川岸に抱いてほしいと願う。川岸は本能では惹(ひ)かれつつ理性で抗(あらが)うが……。女と少女の間(あわい)に揺れる性。究極の美少女小説。 550円 おんなの条件 富島健夫 小谷敬子は昼はOL、夜は大学生。明るい彼女に忌まわしい秘密がある。中学時代、遠戚の石崎淳に暴力で犯されたことだ。そのため、現在の恋人花田英昭の胸に素直に飛び込んでいけない。やがて敬子は完全結合がなく、処女であったと証明される。ところが今度は花田に困った噂が……。誰もが苦悩する結婚への道を探る恋愛傑作小説。 660円 12 TOP 電子書籍(本・小説) 富島健夫 2ページ目