管啓次郎 5件 人気順 新着順 エレメンタル 批評文集 管啓次郎 おれは何者でもない、そんな否定から出発し、 広大なる風景をかたちづくった詩人フェルナンド・ペソア、 英語というパトリアを持ちながら異郷に迷い、 イタリア語、フランス語、スペイン語に挑んだヘミングウェイ、 師匠ジョイスに劣らぬ語学のひとであり、 知られざるメキシコ詩の翻訳者だったサミュエル・ベケット、 現代のシステムのはずれへと歩みつづける稀有なる旅人、写真家津田直、 書くことと読むことにおいて、無数の線をつなぎ、 解きほぐしてゆくレベッカ・ソルニット。 海と島影、山々とマングローブが織りなす小さな海域が響かせる世界文学をいち早く論じ、 文学と翻訳の可能性と自由とを描いてきた詩人・比較文学者・翻訳家、管啓次郎の批評文集成! 「世界の広大さと深みを再発見する仕事は、手つかずでぼくらに残されている。」 2,750円 ストレンジオグラフィ 管啓次郎 「エッセー(essai=試み)とは、またそれ自体がジャーニー(journey=一日分の徒歩旅行)でもあった―」書物をめぐるエッセイでもあり、紀行文でもあり、卓抜な批評でもある。美しい文章で綴られた読書の快楽を堪能する1冊。 心はさまざまな土地によってできている。 土地と土地のその並びは、きみだけのもの。 それがストレンジオグラフィ。 すべての親密なストレンジャーたちのために。 1,760円 本は読めないものだから心配するな 管啓次郎 「管啓次郎は、批評を紀行にしてしまう思想の一匹狼、もしくは詩的なコヨーテだ。 ――堀江敏幸」 「小さな名著と呼ぶにふさわしい。それは、他の誰にも真似できない。 ――若島正」 旧版刊行時、数々の雑誌で取り上げられ静かな話題を呼んだ読むことと旅することをめぐる傑作エッセー集新装版に。いつまでも手元に置いておきたい、本を読むすべてのひとへ向けた1冊。 1,760円 コロンブスの犬 管啓次郎 『野生哲学』などで注目の詩人思想家の伝説的なデビュー作が港千尋の写真とともに二十二年をへて復活。サンパウロに滞在しながら旅を、そして世界を問うみずみずしい反旅行記。 1,045円 狼が連れだって走る月 管啓次郎 旅する詩人思想家の不滅の名著。土地の精霊たちを言葉と記憶に呼び覚ましながら、その彼方に新たな世界の魅惑と文学の力を見出す輝かしく美しい詩と思考の奇蹟。 1,320円 1 TOP 電子書籍(本・小説) 管啓次郎