都筑道夫 61件 人気順 新着順 悪魔はあくまで悪魔である ――都筑道夫恐怖短篇集成(1) 都筑道夫 「なんでも三つ願いごとをかなえます」悪魔の誘いに応じた男を待ちうける出来事とは……。悪魔に見込まれた男の“取りひき”を描く表題作ほか、切れ味鋭い恐怖短篇の傑作を全3冊にまとめるシリーズ第一弾。 1,265円 最長不倒距離 都筑道夫 スキー場をかねた温泉宿からの「幽霊をまた出してくれ」との珍妙な依頼に、物部(もののべ)太郎が相棒・片岡直次郎と赴くと……。野天風呂で女性が裸のまま殺される騒ぎのなか、殺されたはずの女性からの電話!? 密室での新たな殺人事件、不可解なダイイングメッセージ……。『七十五羽の烏』に続き、太郎・直次郎の名コンビが活躍する、謎と論理のエンタテインメント。 440円 猫の舌に釘をうて〈青春篇〉 都筑道夫 “私はこの事件の犯人であり、探偵であり、被害者……”一人三役というアクロバティックな設定が、主人公の手記を通して、変奏されながら明らかになっていく華麗なる本格推理。同時に、この作品は、青春の傷(いた)みをせつなく感じさせる恋愛小説としての魅力も併(あわ)せ持つ(「猫の舌に釘をうて」)。ほかに、郷愁を誘う幻の珠玉短篇集『哀愁新宿円舞曲』を完全収録。 880円 悪意銀行〈ユーモア篇〉 都筑道夫 近藤庸三と土方(ひじかた)利夫、ふたりが顔を合わせるところ悪事あり。土方が設立した悪意銀行もそのひとつ。この銀行、悪意に満ちたアイディアを預かり、それを活用したい人は、現金と引換えに融資を受けることができる。そこへ、地方都市の現市長暗殺プランを求める融資希望者が現れた! 名コンビが繰り広げる大騒動。(悪意銀行)笑いを満載、落語もあり! 880円 七十五羽の烏 都筑道夫 旧家に起こった殺人事件は、千年も前に怨(うら)みを残して死んだ姫君の祟(たた)り!? 登場するのはまったくやる気のない探偵、ものぐさ、いや物部太郎(もののべたろう)――。作者は文中で(見出しも含めて)、ひとつも嘘をつきません。そして事件解決の手がかりは、すべて読者の前に明示されます。鬼才が精巧に練り上げ、フェアプレーの精神で読者へ挑戦する本格推理ファン必読の傑作! 550円 ベッド・ディテクティヴ 都筑道夫 吉原のソープランド「仮面舞踏会」で働くシルビアの特技は、なじみの客や同僚が持ち込む難問、事件を見事に解決すること。きょうも、評判を聞きつけた客から相談が。妻がいつの間にか双子の妹と入れ替わっているのではないかというのだ。安楽椅子探偵(アームチェアディテクティヴ)ならぬベッドの中で推理するソープ嬢――奇才の自在な発想が生み出した異色作!(『泡姫シルビアの探偵あそび』改題) 550円 死体置場(モルグ)の舞踏会~西連寺剛の事件簿~ 都筑道夫 妻の依頼で不倫中の夫を尾行していた私立探偵・西連寺剛は、当の夫・桑原にあっけなく見破られて面食らう。そればかりか愛人のマンションに同行を求められ、その愛人は殺されていた。しかもそれは、妻であるはずの依頼人だった!(「砂時計」)。西連寺は、男と女の事件の真相をクールに浮き彫りにしていく……。ミステリーの名手の傑作探偵小説、ここに復活! 550円 絵の消えた額 都筑道夫 かくれんぼで鬼から身体を隠していたら、いつの間にか消えてしまった子。恋人の声がして、目を凝らすと、別れた女房の顔がある。友人の危篤で駈け付けると、何もなく、首を傾げて帰宅したら、心臓発作の報が届く。ページをめくるごとに文章の妖しさに囚われていく。著者自ら名付けて、ふしぎ小説。掲載の12編は240冊の作品群から著者が厳選した、その神髄である。(『ミッドナイト・ギャラリー』改題) 660円 デスマスク展示会 都筑道夫 トラベル・ライター雪崩連太郎、初登場。その「たわけた神」「幽霊塔」は、取材先での妖しく、怪異な体験で読者を魅了する。また「お年玉殺人事件」はコーコこと、おなじみの滝沢紅子が大活躍。さらに「手のひらの夜」「環魂記」などの六編は、いずれも苦く、恐ろしく、ノスタルジックな余韻を残す会心作ばかり。この一冊は都筑ワールドを知る貴重な展示会だ。 440円 グロテスクな夜景 都筑道夫 「宅配幽霊」「わたくし雨」「会社消失」「円盤銀座」「鏡よ鏡」……と、ふしぎな国の幻燈館に入ったように鮮やかなショート・ショートが52点。あなたの眼を奪い、いつの間にか恐怖の世界へ誘い込む。題して『五十二枚の幻燈たね板』。ほかの5編の恐怖短編小説を加えて面白さを倍増した。都筑道夫ファンには手放せない秀作怪談集。 440円 南部殺し唄 都筑道夫 御無沙汰いたしました。滝沢紅子でございます。わたしと友人の春江さん、岩手県の遠野を旅していま盛岡にいるんです。父の用事も兼ねて、物見遊山にやって来たのに、座敷わらしが出るっていう旧家の土蔵で、お婆さんが消えてしまったり、殺人事件が起こったりで、もう大変! でも犯人は私たちが探り当てなくっちゃ……。 550円 秘密箱からくり箱 都筑道夫 首のない男と女が激しくからみあったり、マンションのエレベーターが化けものだったり、死んだはずの女につきまとわれたり……。また見知らぬ婦人から預かった、奇妙な人形がまきおこす、多感な少年が体験した異常な世界。いずれも夢か幻か、はたまた妄想の産物か。凝った趣向と絶妙な話術で、あなたを虜にする恐怖小説集。 770円 前後不覚殺人事件 都筑道夫 自動車修理工場あとで、高校生が殺された! 死体は背中を刺されているのに、現場には凶器がない。おまけに、奇妙奇天烈、矛盾にみちた四重密室の中なのだ!? いまどき、ディクスン・カーなんてはやらない。熱血猛進探偵タミイは、主役の紅子以上に〃密室〃に興奮している。絶好調、滝沢紅子シリーズ第三弾。 550円 毎日が13日の金曜日 都筑道夫 浅草に28階のホテル『ハイライズ下町』が開業して、早くも一年。ホテル専属探偵(ディック)こと田辺素直元刑事の仕事も板についてきた。だが彼は子供の扱いは苦手。というのに19階の女性客が、「7歳の息子が消えてしまった!」とわめきだして……。高層ホテルを舞台に次々と起こる怪事件。そのたびに勘が冴えるオムニバス・ノベル。 550円 殺人現場へ二十八歩 都筑道夫 28階のホテル『ハイライズ下町』が国際通りに華ばなしくオープンした。ロビーは従来と同じで、人間模様の縮図となった。掏摸も忍び込み、コールガールも現れる。果たせるかな開業早々、奇妙な事件が発生! ホテル専属探偵こと田辺素直元刑事の名推理が冴え、事件ごとに読者の期待を高めていく。浅草風俗も活写した名作! 550円 まだ死んでいる 都筑道夫 メゾン多摩由良五階の空室に死体が転がっている。不動産屋と客が知らせに駆けつけるあいだに、なんと死体が消えていた。目の錯覚か。そうではない。死体は地下の駐車場で見つかった(!?)。以後、あちこちから死体が現れて、また消える。この奇妙な事件に滝沢紅子と青年探偵団が挑戦! 著者が死体消失の仕掛け(トリック)で読者を魅了。 440円 髑髏島殺人事件 都筑道夫 鬼才・都筑道夫が自信満々でおくる本格的な長編パズル小説。名うてのシェフが、古今東西の、ミステリィの謎を材料にブラック・ジョークで味付けして、グルメに差し出す豪華なフルコースといってもいい。話は呪われた推理小説をめぐる連続殺人事件に紅子と青年探偵団が、軽妙・脱線・逆転・恐怖と波乱に富んだ大活躍を――。著者15年(当時)ぶりの記念すべき書下ろし作品である。 660円 目撃者は月 都筑道夫 ひどく酔っていた私は、ビルの谷間で見知らぬ男ともみあっていた。相手を突き倒し、落ちた免許証入れをひろって顔を上げると、きれいな三日月が。翌日、免許証入れを取り違えていたことに気づいた私は、夜のニュースであの男が殺されたことを知った……(「目撃者は月」)。なにげない日常に忍び寄る殺人の影。名手が巧みに紡ぎ出した傑作短編集! 440円 証拠写真が三十四枚 都筑道夫 ここに展示された三十四枚の証拠写真は、いずれも重大事件のもので、一冊の本として、公開されるのは、今回がはじめてである。恐怖にみちた狂気の事件、しみじみとした市井の事件、笑いにみちたわが家の事件、みんなが知らない未来の事件、短編の名手ツヅキが撮ったショッキング・フォトを、あなたは見ずにいられるか。 440円 世紀末鬼談 都筑道夫 だれも見たことのない世紀末の地図です。そこでは、夜ふけの自動販売機が、あなたに反逆し、商店街の迷子が数分間で、おとなの死体になります。いっそうの恐怖に、目のくらむ結果もあれば、明快な解決に、ほっとする結末もあります。絶妙な話術の12編。 550円 1234 TOP 電子書籍(本・小説) 都筑道夫 3ページ目