野口卓 18件 人気順 新着順 一九戯作旅 野口卓 物書きになろうと三十歳を目前に江戸に出た十返舎一九は、『東海道中膝栗毛』で人気戯作者となり、原稿料だけで生活する本邦初の作家となる。その旅路で蔦重に励まされ、写楽に嫉妬し、京伝を羨んだ。人は何を面白がり何を笑うのか。飄飄とした語り口の中に革命児の慧眼と心意気を見る、稀代の流行作家の人生絵巻。 704円 軍鶏侍【合冊版/全7巻】 野口卓 闘鶏の美しさに見入られ、そこから必殺剣を編み出した隠居剣士・岩倉。その腕を見込んだ筆頭家老の呼出しに応じたがために、藩の政争に巻き込まれてしまう。必殺剣を巡る暗闘の結末は意外にも……。 流麗な筆致で武士の哀切を描く、静謐にして彩り豊かなる時代小説。番外編「遊び奉行」含むシリーズ7作の合冊版! 【収録作品】 『軍鶏侍』 『獺祭 軍鶏侍』 『飛翔 軍鶏侍』 『水を出る 軍鶏侍』 『ふたたびの園瀬 軍鶏侍』 『危機 軍鶏侍』 『遊び奉行 軍鶏侍外伝』 4,950円 逆転 シェイクスピア四大悲劇 野口卓 「オセロ」「マクベス」「ハムレット」「リア王」 愛と裏切りの果て、逆転劇を演じたのはあの脇役だった! これぞまったく新しい解釈と展望による21世紀のシェイクスピアだ。 ――縄田一男氏(文芸評論家)絶賛! 世界の古典文学に人気時代小説家が新たな風を吹き込む四つの物語 「オセロ」―将軍を破滅に追い込んだ男の妻を意外な訪問者が…!?(「イヤーゴの女房」) 「マクベス」―魔女の予言に心を囚われた武将の眼には短剣が…。(「魔女中の魔女」) 「ハムレット」―抜擢した新人女優の拙い演技を見て演出家は…(「幕間 オフィーリア狂乱」) 「リア王」-最愛の娘の一言が父王とと王国の運命を一変させた―(「リアを継ぐ者」) 1,870円 からくり写楽―蔦屋重三郎、最後の賭け―(新潮文庫) 野口卓 謎の絵師を、さらなる謎で包んでしまえ――。前代未聞の密談から、「写楽」売出しの大仕掛けは始まった……。一ツ、正体は決して知られてはならない。二ツ、噂を流し影武者を作れ。三ツ、御公儀に一泡吹かせるべし。江戸っ子の意地を賭け、蔦屋重三郎が動く。かくして「写楽」はデビューした。だが感づいた者がいた。危機一髪の尾行、想定外の事態、「写楽」はどうなる……。痛快時代小説。(解説・細谷正充) 880円 承継のとき 新・軍鶏侍 野口卓 友を得て、好敵手を得て、歩め若人。三つ年上の兄弟志子から、ついに五戦五勝した。その勝因とは―父岩倉源太夫、母かつみら名を譲り受け、実子の幸司は三太夫となった。その元服を祝う剣友らとともに、三太夫は将来について語らい、胸を膨らませる。だがその裏で、三太夫が剣術を指南する次席家老九頭目一亀の嫡男鶴松には悩みがあった。それは、本心を打ち明けられる友がいないこと…(『真の友』)。齢十四の三太夫が迷い、悩みながらも大人への階梯を上る、青雲の第五巻。 759円 あっけらかん よろず相談屋繁盛記 野口卓 信吾が将棋会所と相談屋を開いて1年。最も大きな変化は、ならず者に絡まれた事件を機に瓦版のネタとなり、武芸が達者であることが町に広まってしまったこと。話題の人物となり、縁談も多く舞い込む中、信吾は自分のことを偏見なく受けとめてくれる楽器商「春秋堂」の次女、波乃と惹かれ合うように。結婚というもうひとつの大きな変化が迫りつつあった。シリーズの大きな転機となる、注目の巻。 594円 やってみなきゃ よろず相談屋繁盛記 野口卓 宮戸屋の倅、信吾が店を継がずに開いた将棋会所も、一年になるか。記念の将棋大会を開く? そりゃ面白そうだが、一緒に始めた「よろず相談屋」のほうはどうだ? 猫や狸がよく来る? 大丈夫なのか? 将棋大会に多くの人が集まる中、ならず者が暴れ、隠していた武術の腕を見せねばならない事態に。そこから思わぬ方向に物語は動き、信吾に一大転機が訪れる。痛快青春時代小説シリーズ第4作。 660円 そりゃないよ よろず相談屋繁盛記 野口卓 宮戸屋で食あたりが出たってよ! そりゃ大変だ、さすがの老舗もおしまいか? ところであそこの長男は、まだ相談屋だか将棋会所だかをやってるのかい? そっちは繁盛してる? しかし、二十歳で独立して、順風満帆とはいかないだろう──。型破りな生き方を通してきた信吾に、今回ばかりは「そりゃないよ」と言いたくなるピンチが。斬新な設定で話題の青春時代小説シリーズ、目が離せぬ第三巻。 594円 まさかまさか よろず相談屋繁盛記 野口卓 噂はもう聞いたかい? そう、宮戸屋の倅、信吾のことよ。老舗の跡継ぎを弟に譲り、弱冠二十歳で独立。よろず相談屋と将棋会所を始めたって、まったくなんてやつだ。将棋会所はかなり賑わっている様子じゃないか。肝心の相談屋のほうは? ──巷で話題のよろず相談屋。今回はまさかの相談ごとが舞い込みます! 読み味軽快、読んで爽快! 時代小説に新風をもたらすシリーズ、待望の第2巻が登場。 638円 隠れ蓑―北町奉行所朽木組―(新潮文庫) 野口卓 小池文造が両国で目撃された、という。藤原道場で共に汗を流した仲ではあるが、もとより傲岸(ごうがん)きわまりない男だった。私闘に敗れ逐電した後、どのように命を繋いできたのだろうか。やがて、定町廻り同心・朽木勘三郎は宿命の対決へ歩みを進めてゆく(表題作)。勘三郎とその配下朽木組の痛快無比な活躍を描く全四篇。「時代小説に野口卓あり」と高らかに告げる、捕物帳の新たなる定番。 693円 闇の黒猫―北町奉行所朽木組―(新潮文庫) 野口卓 腕が立ち、情にも厚い定町廻り同心・朽木勘三郎と、彼に心服する岡っ引たちは、商家の盗難騒動、茶問屋跡取り息子失踪事件を鮮やかに解き、いよいよ江戸の闇夜に跋扈する「黒猫」の正体へと迫ってゆく……。 649円 なんてやつだ よろず相談屋繁盛記 野口卓 江戸の文化が花開く下町の老舗料理屋「宮戸屋」の跡取り息子は、なんとも妙な若者だ。鎖双棍とかいう武器をしのばせ、いざとなれば浪人とも渡り合う。将棋を指せば腕自慢のご隠居もひとひねり。動物と話しているのを見た、なんて噂も。そんな信吾が、店を弟に継がせて、自分は「よろず相談屋」を開くなんて言い出した…。不思議な魅力をもつ青年と、そこから広がる人の輪を描いた軽妙な時代小説。 638円 思い孕み ご隠居さん(六) 野口卓 嫁いで半年で最愛の夫を亡くし、17歳で後家になったイネ。「死んでも魂は離れない。いつも見守っているからね」という夫の言葉が、いまも忘れられない。ある時、イネのお腹が、ふっくらと膨らんできて……。しみじみ可笑しい話から奇想天外な江戸のおとぎ話まで、多種多様な5篇。鏡磨き師・梟助さんが大活躍のシリーズ第6弾! 753円 還暦猫 ご隠居さん(五) 野口卓 還暦になったら猫になりたい!? 大好評シリーズ第五弾 得意先の茂兵衛夫婦がひそかに引っ越したときいた梟助。 もしかしてと新居を訪ねてみれば、座敷の座布団に猫が一匹。 還暦になったら猫になりたい、という奥様の願いが見事叶えられた!? 妻(猫)を見守る夫の眼差しが、しみじみ胸を打つ表題作ほか、七色の変化球のごとき四話を収録。 解説・大矢博子 【目次】 「呼ぶ声」 「拈華微笑」 「あたし、待つよ」 「曰く付きの鏡」 「還暦猫」 753円 出来心 ご隠居さん(四) 野口卓 好評シリーズ第四段! 話し上手で聞き上手、梟助さんがまたもや大活躍 梟助が鏡磨ぎに訪ねた医者宅で、隣家に入った泥坊の噂を聞き、落語に出て来る間抜けな泥坊に話は広がり――切なくも可笑しい六篇。 解説・縄田一男 693円 犬の証言 ご隠居さん(三) 野口卓 「ねえねえ梟助さん、聞いて聞いて」話し上手で聞き上手の鏡磨ぎ師・梟助じいさんは今日もひっぱりだこ。五歳で死んだ子供が別の夫婦の子として生まれ変わっており、飼い犬が思わぬ証言をした!?という噂から、犬が人に、人が人に生まれ変わったらと思わぬ方向へ話は広がり…切なくも温かいシリーズ第三弾! 682円 心の鏡 ご隠居さん(二) 野口卓 「軍鶏侍」の野口卓、痛快人気シリーズ! 落語で培った教養と、さわやかな語り口。情には厚いけれど人に流されない。江戸の街では知る人ぞ知る鏡磨ぎ師、痛快シリーズ第二弾! 693円 ご隠居さん 野口卓 「軍鶏侍」の野口卓、渾身の書き下ろし! 腕利きの鏡磨ぎ師の梟助じいさん。江戸に暮らす人たちの家に入り込み、おもしろい話を披露して、ときには事件を鮮やかに解決します。 702円 1 TOP 電子書籍(本・小説) 野口卓