小路幸也 85件 人気順 新着順 旅者の歌 魂の地より 小路幸也 旅とは、愛と絆を試すもの。兄姉と許嫁を人間に戻すため仲間と共に試練の旅に出たニィマールは、その名を捨てリョシャと名乗った。行く手を阻むのは、死が蔓延する冬山、見た事もない民族、そして強大すぎる敵。一歩踏み出すごとに故郷の安寧は遠ざかる。苦難の旅路の果てに彼らを待つのは歓喜か、絶望か。興奮と感動のエンタメ叙事詩、完結! 1,003円 旅者の歌 始まりの地 小路幸也 ここシィフルの地では、7の年の誕生日は、野獣に換身しうる「試の日」とされる。 主人公・ニィマールとその兄トゥールと姉ティアラ、婚約者のジェイラの四人は、同じ日に試の日を迎えた。 しかしその長い夜が明けると、きょうだいと婚約者はみな野獣の姿に換身してしまった。それもなぜか、人間の心を残したまま――。 野獣に変身したきょうだいと婚約者。 彼らを救うため、ニィマールはその名前を捨て、リョシャと名乗り、旅立つことを決めた。溢れる涙が止まらない、大長編エンターテンメント! 805円 三兄弟の僕らは 小路幸也 両親の死と引き換えに、僕らは“家族”を手に入れた――。ベストセラー「東京バンドワゴン」シリーズの著者が贈る、感動の家族小説! 平凡で幸せな家庭に育ちながらも、突然の交通事故で、両親を一度に失ってしまった、稲野朗・昭・幸の三兄弟。そんな彼らを助けるべく、それまでほとんど面識のなかった母方の祖母が家にやってきた。その暮らしの中で兄弟たちは、祖母と母の不仲の理由や父の出生の秘密など、これまで気づかなかった家族の裏側を少しずつ知っていくのだが……。生前の父と母がそれぞれ隠していた、“秘密”とは。「普通の家族」とは何なのか。中・高・大学生の三兄弟の成長と、家族の絆を描いた、感涙必至のハートフルストーリー。 1,500円 スローバラード Slow ballad 小路幸也 連鎖する事件に蘇る絆 30年の歳月は誰を変えたのか―― 東京・北千住で珈琲店〈弓島珈琲〉を営むダイは53歳になる。中庭の桜が舞うある日、学生時代のバンド仲間・ヒトシの息子が家出したとの連絡が入る。同時にストーカー騒ぎも発生、学生時代をともにした仲間たちが〈弓島珈琲〉にふたたび集結。「あの頃」に封印した事件の真相も浮かび上がり……。青春のほろ苦さが心に響く珈琲店ミステリー! 『モーニング Mourning』『コーヒーブルース Coffee blues』『ビタースイートワルツ Bittersweet Waltz』に続く、〈ダイ〉シリーズ第4弾。 解説/藤田香織 742円 刑事その五2 きりたんぼ鍋と長男 小路幸也 鹿野原市警察署刑事課強行犯捜査係に勤める僕は「刑事その五」と呼ばれている。僕たちのボスが「刑事その一」と呼ばれているからで、他の意味はない。そんな僕の趣味は料理。 今日はずっと僕の姉代わりをしてくれたノンコさんが、家にきりたんぽ鍋を食べに来る。鍋料理だから大人数が楽しいし、美味しい。だから今夜も「刑事その六」、パソコンにめっぽう強い田中さんと先輩刑事の加藤さんが合流。きりたんぽ鍋を食べながらノンコさんが話し始めたのは、ストーカー騒動から始まる不可思議な「事件」だった……。鍋の旨味で謎は解けるか? アームチェア・ディテクティブならぬ、クッキング・ディテクティブ、鮮やかに登場! 220円 刑事その五 ギョウザとバー 小路幸也 鹿野原市警察署刑事課強行犯捜査係に勤める僕は「刑事その五」と呼ばれている。 僕たちのボスが「刑事その一」と呼ばれているからで、他の意味はない。そんな僕の趣味は料理。 給料の大半は料理のために費やしているし、非番の時は、事件のことを忘れるためにも、一日中料理のことを考えている。 そんな今日の献立はギョウザ。ご飯は誰かと食べた方が美味しいから、友人で美人のノンコさんを誘った。そこへ先輩刑事の加藤さんも合流。 三人でギョウザを食べていると、ノンコさんが、彼女の友人が遭遇した笑い話として不思議な話を始めた。でもそれは僕たちが聞けば「立派な事件」だった……。 220円 刑事、その五 3 イタリアンと影 小路幸也 もちろん、刑事にだって普通の人のように<日常>がある。抱えている事件がどんなにとんでもない事件であっても、一度それを忘れて日常に戻る。その切り替えが上手くできないとやっていけない部分がある。僕の切り替えの手段は趣味の料理だ。 今回の料理はイタリアンだ。イタリアンを自宅で作り、刑事課で唯一の妻帯者で後輩の南原君が奥さんの奈美子さんと赤ちゃんを招いての食事会だ。そこに先輩刑事の加藤さんと姉代わりのノンコさんが合流。美味しい食事を摂りながら、奈美子さんが抱いていた謎を話し始めた……。 アームチェア・ディティクティブならぬ、クッキング・ディティクティブが鮮やかに謎に挑む! 220円 すべての神様の十月 小路幸也 帆奈がバーで隣り合ったイケメンは、死神だった!? 死神は、これまでに幸せを感じたことがないらしい。なぜなら幸せを感じた瞬間……(「幸せな死神」)。貧乏神に取り憑かれていた雅人。そうとは知らず、彼は冴えない自分の人生を“小吉人生”と呼び、楽しんでいたのだが……(「貧乏神の災難」)。人生の大切なものを見失った人間の前に現れる神々たち。その意外な目的とは? 優しさとせつなさが胸を打つ連作短篇集。 660円 すべての神様の十月 小路幸也 榎本帆奈は驚いた。金曜日の夜、行きつけのバーで隣り合ったハンサムな男性は、死神だったからだ。帆奈に召喚されたという死神は、いままで一度も“幸せ”を感じたことがないらしい。なぜなら“幸せ”を感じた瞬間、死神は……「幸せな死神」。池内雅人は貧しかった。貧乏神に取り憑かれていたのだ。ツキに見放された人生だったが、そんな人生を自ら<小吉人生>と称して楽観視していた。一方、貧乏神には雅人に取り憑かなければならない“理由”があった。なぜなら雅人が並々ならぬ……「貧乏神の災難」。人は時に、感謝したり、絶望したり、大事なものを見失いかけたりするもの。そんな人々の前に現れる神様の「意外な目的」が胸を打つ。「東京バンドワゴン」シリーズで人気の著者が紡いだちょっぴりひねりを利かせた短篇集。 1,300円 東京カウガール 小路幸也 きみは知らない/きみを知りたい 僕は動けなかった。恐怖心からではなく、男たちを叩きのめすその女性に見惚(みと)れてしまったんだ――。その夜、カメラマン志望の大学生・木下英志は夜景を撮っていた。人気(ひとけ)のない公園で鈍い音を聞きつけカメラを向けると、そこには一人の女性がいた。彼女は屈強な男たちを叩きのめすと、車椅子の老人を伴い車へと消えた……。後日、改めて画像を見た英志は気づく。「似ている。横顔が、あの子に」 〈カウガール〉と名付けた彼女の画像を頼りに、その正体に近づいていく英志だったが、やがて彼女自身にも心を寄せていく。そして辿り着いた真相と、彼女の家族が背負った哀しい過去とは? 累計150万部突破の「東京バンドワゴン」シリーズの著者が描く、もう一つの「東京」の物語。 1,500円 ラプソディ・イン・ラブ 小路幸也 ろくでなしでも、世間は名優と呼んでくれる。役者とはそういう職業だ。 山と海に囲まれた、とある町の古い日本家屋。かつてそこは、日本の映画界を支えてきた笠松市朗が、愛する家族と過ごした家だった。笠松の息子、俳優・園田準一、笠松の前妻であり女優だった園田睦子、そして人気俳優で、笠松の二番目の妻との間に生まれた岡本裕。岡本の恋人である、人気女優の二品真里。バラバラになっていた彼ら五人が笠松の家に集まった。彼らの葛藤と思いが交錯するドラマの幕がいま開く。みな役者という彼らが、ひとつ屋根の下展開していくドラマ。「ラプソディ・イン・ラブ」――監督、紺田がつけたタイトルだ。彼らの言葉は、台詞か、真実か……。 「東京バンドワゴン」シリーズの著者が描く家族の肖像。 1,400円 ラプソディ・イン・ラブ 小路幸也 おそらく、これが父の最後の映画。きっと家族で過ごす、最後の時間。俳優たちの台詞は演技か、真実か。――日本映画界を支えてきた名優・笠松市朗は、ろくでなしだった。そのせいで、家族は崩壊した。その笠松の最後の撮影がはじまった。共演者は別れた妻と息子、後妻の息子と彼の恋人、みな、かつて笠松が愛した家族だった。ひとつ屋根の下、それぞれが役者としての矜持を胸に秘め、父でもある笠松とカメラの前に立つ。彼らは「家族を演じる」ことで、再び家族に戻れるのか。虚と実の交錯する物語の幕が開く。連続TVドラマ「東京バンドワゴン―下町大家族物語」の原作者が描く、もうひとつの家族小説。解説:西山繭子。 630円 ロング・ロング・ホリディ 小路幸也 でも、僕らは探していたんだ。見えない未来を。この場所で――。夢、進路に、恋……、真剣に向き合ったあの日々が、いまの僕を支えてくれているんだ。1981年、札幌。喫茶店<D>でアルバイトをしている大学生・幸平のもとに、東京で働いているはずの姉が「しばらく泊めて」と突然、現れた。幸平は理由を聞き出せないまま、姉との暮らしを始める。一方、<D>では、オーナーと店長が「金と女」のことで衝突してしまう。そんな二人を見て、幸平たちは“ある行動”に出る。それは一人の女性を守るためだったが、姉の心にも影響を与え……。「東京バンドワゴン」シリーズで人気の著者による喫茶店に集う若者たちの苦悩と成長を描いた長編小説。 1,400円 ロング・ロング・ホリディ 小路幸也 感じる、圧倒的ノスタルジー――。手探りでも懸命に未来を探した、「あの頃」が蘇る! 1981年、札幌。喫茶店〈D〉でアルバイトをしている大学生・コウヘイのもとに、東京で働く姉が「しばらく泊めて」と現れた。コウヘイは彼女がやって来た理由を聞けないまま、共同生活を始める。一方〈D〉では、店長が突如「辞める」と言い出して……。平和に思えた人間関係の綻びが垣間見えたとき、コウヘイたちがとった行動とは? 見えない未来に焦り、それでも前に進もうともがく若者たちを描いた傑作青春小説。 720円 恭一郎と七人の叔母 小路幸也 更屋恭一郎は、造園業を営む祖父の家で生まれた。夫を亡くした母が実家に戻ったからだ。 この家には、祖母と母の妹たち──歯科医と結婚した次女、骨董屋を営み、双子兄弟と結婚した双子の三女四女、数学教師になった五女、電機メーカーの御曹司と結婚した六女、水商売をしていた七女。画家になった八女──と、住み込みで働く男たちもいる。 恭一郎が見た、この大家族の悲喜交々とは? 『東京バンドワゴン』シリーズの著者が描く家族小説。 726円 ラブ・ミー・テンダー 東京バンドワゴン 小路幸也 昭和40年代、人気ロックバンドLOVE TIMERのボーカル・我南人は、物騒な男たちに絡まれて怪我をした女子高生・秋実を助ける。彼女は、窮地に陥った親友のアイドル・冴季キリを救いにきたのだという。そこに深い事情を察した堀田家の人たち。ひと肌脱ごうと立ち上がるが、思いもよらぬ大騒動が巻き起こり――。今は亡き最愛の妻・秋実と我南人の出会いの秘話を明かす、ファン待望の番外長編、第12弾! 638円 アシタノユキカタ 小路幸也 「この子を熊本まで連れて行って」元高校教師の<片原修一>のもとに、突然現れたド派手なキャバ嬢・由希と小学生のあすか。熊本にはあすかの母で修一のかつての教え子・凛子が入院しているという。北海道から車であすかを送り届けることにした修一。だが、彼には重大な秘密があった……。熊本まで二千キロ。前途多難な旅の行方は? 『東京バンドワゴン』の著者が描く心温まるロードノベル。 704円 東京バンドワゴン 小路幸也 東京、下町の古本屋「東京バンドワゴン」。この老舗を営む堀田家は、今は珍しき大家族。60歳にして金髪、伝説のロッカー我南人。画家で未婚の母、藍子。年中違う女性が家に押しかける美男子、青。さらにご近所の日本人好きのイギリス人、何かワケありの小学生まで、ひと癖もふた癖もある面々が一つ屋根の下、泣いて笑って朝から晩まで大騒ぎ。日本中が待っていた歴史的ホームドラマの決定版、ここに誕生!! 440円 ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード 東京バンドワゴン 小路幸也 明治時代創業の老舗古本屋・東京バンドワゴンは本日も大騒ぎ! 先々代の時代に錚々たる文士が寄稿して編まれ、強盗殺人までも引き起こした〈呪いの目録〉。ずっと封印されていたその目録を狙う不審な男がうろつきはじめた――。さらに、なんと英国の秘密情報部員が堀田家へ乗り込んできた! 二代目が留学先から持ち帰ったある本を巡り、勘一、我南人たちはロンドンへ――。人情たっぷりの第11弾! 660円 踊り子と探偵とパリを 小路幸也 1920年代、狂乱のパリ。 作家志望の英国青年ユージンは、呪われた赤いダイヤの噂を聞きつける。 アメリカ人探偵マークと共に、謎の宝石を狙って人気随一のキャバレーに乗り込むが、焔の色の瞳を持つ美貌の踊り子ブランシェにユージンは一目ぼれしてしまい……。 ミステリアスな展開に息つく隙もない恋と友情の華麗なる冒険物語! 彼女を運命から救え! 真実の愛を信じたい僕は、ある行動に出た――。 謎多き真紅のダイヤ「ディープ・レッド・ハート」。 美しい者が手に入れれば、その美しさを永遠に残したままに死んでいくという魅惑の宝石。 今、このダイヤを持っているのは、果たして誰なのか……!? 784円 12345 TOP 電子書籍(本・小説) 小路幸也 3ページ目