津本陽 24件 人気順 新着順 幕末御用盗 津本陽 京都朝廷から薩摩藩へ倒幕の密勅が下った慶応3年秋。倒幕戦の端緒をつかもうと西郷吉之助は、江戸に騒擾を起こすべく、浪士を集め御用盗なる組織をつくり、幕府御用達の豪商を襲わせた。その中の1人に薩摩示現流の使い手・大迫新太郎がいた……。維新の変革の裏面史を鮮やかに描いた痛快傑作歴史長編。 565円 本能寺の変 津本陽 信長の天下統一に向けての戦いのなか戦場での武功は目覚ましいものではなかったが、行政処理の敏腕を買われ信長に重用された明智光秀。39歳のときから信長に仕えて15年、なぜ光秀は信長を討とうと決意したのか? 歴史上もっとも有名な謀叛の真実と本能寺の謎を、画期的な視点から解き明かす傑作歴史長編。 550円 敗れざる教師 津本陽 校内暴力を内側から描く衝撃の人間ドラマ! アフロヘアーの頭に深く剃りを入れた、暴力中学生の群れ。何が彼らを暴力に駆りたてるのか。それは愛なき教師への反逆なのか。綿密な取材をもとに描く長編力作。 550円 勇のこと 坂本龍馬、西郷隆盛が示した変革期の生き方 津本陽 改革も闘争の創造も、最後は勇気があるかないか、この1点が勝負を決める。幕末の混乱期に、類(たぐい)まれなる勇気を持って時代を切りひらいた、坂本龍馬と西郷隆盛。この2人の勇気の源とは? 歴史小説家・津本陽が資料を駆使し分析。どん底の日本を変えるために何が必要か。龍馬や西郷の生きかたに答えがある! 550円 土地相続人 津本陽 悪質不動産屋の手口、欠陥住宅の内情、大手商社の土地転がし。空前の土地ブ-ムを背景に、一億総不動産屋といわれた土地投機の実態を描く。 550円 土地に向って突進せよ 津本陽 土地小説の決定版長編!徒手空拳、ただ天性の利殖の才だけを武器に、大都市近郊の土地取引に身を投じた主人公の運命の変転を描く。不動産業者にして直木賞作家の著者ならではの長編力作。 550円 深淵の色は 佐川幸義伝 津本陽 合気の達人が極めた武術の神髄。 不世出の剣豪小説家、渾身の遺作。 初文庫化! 剣豪小説の第一人者が武術の深淵に挑んだ遺作! 「合気心に至れば、我無く、人無く、生も無く、死もまた無し」――大東流合気武術の達人、佐川幸義。わずかに触れただけで相手の体が吹っ飛ぶ魔法のような技を目の当たりにし、剣道有段者の著者はその技の深淵を探るため門人となったが…天才武術家の謎の生涯をたどり、弟子たちが見た師の素顔を通して、知られざる神業の真髄に迫った、渾身の遺作。 目次 第一章 ちいさな閃き 第二章 疾風の打ちこみ 第三章 ふしぎな機縁 第四章 師弟のつながり 第五章 言葉のない会話 第六章 理と気 第七章 佐川合気活法の神髄 第八章 武田惣角先生の足跡 第九章 先生の息子さん 第十章 秘密の世界 作品解説:末國善己 作家解説:菊池 仁 847円 小説 渋沢栄一(上) 津本陽 武蔵国の豪農の長男に生まれ、幼少期から類い稀な商才を発揮する栄一。幕末動乱期に尊王攘夷に目覚めた彼は、倒幕運動に関わるも一橋慶喜に見出され幕臣となり、維新後は大蔵官僚として度量衡や国立銀行条例の制定など、日本経済の礎となる数多の政策に携わった。“近代日本資本主義の父”と呼ばれる傑物の、激動の人生を活写する史伝大作。 784円 小説 渋沢栄一(下) 津本陽 「コンペニー」「コルポレーション」「バンク」を創り、新たな国家システムを構築した“富国共栄”の設計者・渋沢栄一。「経済の平和は民心の平和に基を置かねばならぬ」ことを信じた男の発想力、行動力の源泉とは何だったのか? 現代社会にも通じる混乱と閉塞を駆遂し、改革を断行した不世出の経済人の生涯を描き切る歴史巨編。 784円 勝海舟 私に帰せず(上) 津本陽 一八五三年、ペリー来航を機に外交政策で揺れる幕府に一筋の光を与えたのは、一介の小普請組・勝麟太郎が上申した「海防愚存書」。国防組織の近代化を訴え、老中の目に留まった意見書は、後に江戸城無血開城を実現させる男が世に躍り出る端緒となった――。坂本龍馬が師と仰ぎ、幕末期に日本再生の礎を築いた稀代の政治家の生涯を描く傑作史伝。 717円 勝海舟 私に帰せず(下) 津本陽 倒幕派との決定的な対立を避けるため、徳川慶喜は大政奉還を受け入れた。だが翌年、戊辰戦争が勃発。その戦いは国家分裂の危険性さえはらみ始める。攻勢をかける官軍がいよいよ江戸に迫るなか、海舟は一計を案じ、官軍の大総督参謀・西郷隆盛との運命の会談に臨む――。混迷を深める国情を正し、明治維新の陰の立役者を演じた男の鮮烈な後半生。 717円 生を踏んで恐れず 高橋是清の生涯 津本陽 転職二十回。十四歳で留学したアメリカでは奴隷に売られ、日本では相場師から首相までを経験した高橋是清。昭和初期の金融恐慌を鎮めるなど蔵相七回をつとめた不世出の政治家は、後に二・二六事件に倒れる。労苦と挫折を糧に卓越した人間観と金融政策で日本の危機を何度も乗りきった男は何を優先し、どう決断したか。渾身の力作評伝。 742円 則天武后(下) 津本陽 権勢盛んな武后の周囲に集う人材は極めて個性が強い。拷問を使い、陰謀を弄する官僚や身元怪しげな僧侶……。武后は彼らを己の地位のために利用し、その後は惜しげもなく命を奪った。そして中国四千年でただ一人、女帝の地位が与えられた。織田信長をはじめ多くの戦国武将が範とした則天武后の果断な政治戦略をダイナミックに綴った渾身の一千枚。 627円 椿と花水木 万次郎の生涯(下) 津本陽 英語、数学、測量、航海術、造船技術……アメリカでさまざまな知識を身につけた万次郎は、愛妻の死を契機に望郷の念を募らせる。やがて鎖国状態の日本へ命がけの渡航を試みるが、晴れて十数年ぶりに降り立った故国は黒船来航を端緒とした未曾有の国難に面していた。卓越した才学で開国に向かう日本を陰で支えた男の数奇な後半生。圧巻の人物評伝。 796円 覇王の夢 津本陽 天下統一を目前に、朝廷の権威を決定的に貶める大改革を推し進める信長。だが、運命の日、逆臣・明智光秀に急襲された彼は、非業の最期を遂げる――。光秀が謀反を企てた理由とは。信長の驚くべき改革とは。天下統一の先に思い描いた究極の夢とは。稀代の権力者をめぐる最大の謎に、歴史小説の第一人者が迫る傑作史伝。津本版信長公記、完結編。 677円 夢のまた夢(一) 津本陽 天正十年、毛利攻めの直中にあった羽柴秀吉は、偶然捕らえた間者が忍ばせていた密書に衝撃を受ける。本能寺で織田信長討死。それは明智光秀が毛利家に宛てたものだった。窮地を覚った秀吉は毛利と巧みに和睦。中国大返しと呼ばれる急行軍を成し遂げ、仇敵・光秀との決戦に臨む……。野望と独善に満ちた天下人の生涯を、凛乎たる筆致で描く歴史巨編。 796円 夢のまた夢(二) 津本陽 仇敵・光秀を自ら討ち果たした秀吉は、余勢を駆って織田家の後継を決める清洲会議でも主導権を握った。だが、なかば強引に信忠の遺児・三法師を後継にしたため、宿老・柴田勝家に疎まれ、やがて賎ヶ岳で干戈を交える。この決戦に大勝した秀吉は天下人への野心を露わにし、宿敵の追い落としを始める。次なる的は家康――。風雲急を告げる第二巻。 796円 夢のまた夢(三) 津本陽 関白に昇りつめた秀吉は豊臣姓を賜り、政権基盤を確固たるものにした。目前に迫った天下統一を成し遂げるため、いよいよ九州征伐に乗り出す。だが、差し向けた長宗我部・十河・大友連合軍が島津軍に予想外の大敗を喫する。徳川家康の懐柔にも手を焼く秀吉は思わぬ窮地に陥るが、その時、驚くべき決断を下す。梟雄の岐路を鮮烈に描く白熱の第三巻。 796円 夢のまた夢(四) 津本陽 旧主信長が夢見た天下統一を秀吉はついに成し遂げる。だがその心には、老いて得た嫡子・鶴松の行く末への不安、いかな栄達もこの世かぎりという哀感が漂っていた。家中に石田三成ら武家官僚と他の武将たちとの軋轢が生じるなか、秀吉は自らを鼓舞し、明国討伐に着手する。豊臣家瓦解の源泉となった唐攻めを、苛烈にして臨場感豊かに描く第四巻。 796円 夢のまた夢(五) 津本陽 北京を首都とする大帝国建設の野望。秀吉の目論見をよそに、唐攻めの戦果はなかなか挙がらなかった。折しも、鶴松を失った秀吉に再び嫡子誕生の報が届く。わが子を溺愛する秀吉は、われ亡き後の政権に異常なまでに執着し、一時は後継とした甥・関白秀次に死罪を申しつける……。時代の寵児の果てしなき夢、狂気を孕んだ末期を描く圧巻の大尾。 836円 12 TOP 電子書籍(本・小説) 津本陽