大沢真知子 3件 人気順 新着順 「助けて」と言える社会へ 大沢真知子 本書は、長年、非正規・ワーキングプア・ワークライフバランスなど、特に女性キャリア研究に打ち込んできた著者がさまざまな現場取材や研究プロジェクトで明らかになった問題と提言をまとめた野心作です。 コロナ禍でより顕在化した性暴力、男女不平等社会の実態 性暴力被害者の実態を社会に伝え、性暴力が生じるメカニズムを解明するとともに、性暴力のない社会を目指ために、私たち一人ひとりがどう取り組んでいくべきか……。 セクシャル・ハラスメントや性暴力問題に関心があったり、深刻な悩みを抱えている全ての人たちに強くお勧めします。 【目次】 はじめに 第1章 追い込まれる女性たち 1 女性を直撃したコロナ渦-DVとその実態 2 ドメスティックバイオレンス(DV)とは何か 3 コロナ下で増加するDV相談と「DV相談プラス」 4 DV被害者の支援 第2章 性暴力被害者支援のために 1 「性暴力救援センター 日赤なごやなごみ」の設立 2 長江美代子さんのお話 3 片岡笑美子さんのお話 4 なごみの活動からわかったこと 5 女性のための女性による相談会 6 共依存という問題 第3章 三万八三八三件の被害者から見えてきた性暴力の実態 1 性暴力とは何か 2 ある性被害者の証言 3 アンケート調査の結果から見えてきたこと 4 刑法の改正と今後 5 強姦神話と不十分な被害者への支援 6 声を上げた被害者たちによって変化が始まっている 第4章 職場における性暴力 1 セクシャル・ハラスメントの規制 2 増える就活セクハラ 3 実態調査の結果から見えてきたこと 4 NHKのアンケート調査の結果から見えたこと 5 男性の被害者の経験から見えてくるもの 6 セクハラは男性問題 第5章 男女不平等社会とDV・性暴力 1 平成は失われた時代だったのか 2 コロナ渦が浮き彫りにした男女不平等社会日本 3 性被害による社会的・経済的損失 4 幼少期の被害がその後に与える深刻な影響 5 「助けて」と言える社会へ あとがき 参考文献 付録 相談先一覧 1,980円 21世紀の女性と仕事 大沢真知子 日本ではなぜ家庭と仕事の両立が難しいのか、どうしてキャリアを築けないのか……。女性キャリア研究の第一人者が、日本の女性と仕事にまつわる数々の「なぜ?」を一から問い直す。日本の労働構造、法制度、教育、ジェンダー、企業の対応まで、この一冊ですべてがわかる「女性と仕事」入門書の決定版! Google、P&G、資生堂など先進企業の実践例や、最新データも多数掲載。 1,870円 女性はなぜ活躍できないのか 大沢真知子 総合職でも一般職でも働き続けられないのはなぜ? 若い女性に専業主婦願望が強いといわれているのはなぜ? 幹部候補生として採用した女性ほど辞めてしまうのはなぜ? 日本企業で女性人材が育たない原因を明らかにすると共に、女性の活躍を推進してきた資生堂、大和証券、セブン&アイ・ホールディングス、ファーストリテイリングなどの取り組みも紹介。多様な人材活用を実現するための処方箋を提示する。 エピローグに桐野夏生氏インタビューも掲載。深夜の弁当工場で働く主婦パートを描いた『OUT』、孤独な専業主婦を描いた『だから荒野』などの作品のインタビューを通して、日本の女性が置かれてきた社会構造を掘り下げる。 女性労働研究・ワークライフバランス研究の第一人者が問題の根源を解明する決定版 桐野夏生氏推薦! 1,980円 1 TOP 電子書籍(本・小説) 大沢真知子