村上元三 19件 人気順 新着順 佐々木小次郎(下) 村上元三 剣名上がり、新流派を興した小次郎は、曲折の末に結ばれた恋人と平穏な日々を送っていた。そんなとき、剣による自己完成をめざすもう一人の天才が登場する。宮本武蔵だ。かくて、浜ぐるま咲く孤島・船島の浜で、小次郎は宿命のライバルとの対決の瞬間を待つ……。既成の権威に抗し、二十四年の人生を不羈奔放に駆け抜けた若者の運命を描き、戦後時代小説復活の輝かしい烽火(のろし)となった画期的名作。 770円 鎮西八郎為朝(上)火の巻 村上元三 六条判官源為義の八男為朝は、京での狼藉を権臣藤原信頼にとがめられ、大宰府へ放逐された。しかし為朝を迎える大宰府も大弐藤原実正の悪政に民衆は飢え、豪族たちの思惑渦巻く戦乱の地であった。阿曾忠国父娘の窮状を救い、阿蘇に招かれた為朝は、やがて九州を平定すべく、鎮西八郎として軍を起こし、ついには大宰府までを鎮圧したが……。一代の豪弓為朝の炎の生涯を描く名作歴史大作。 605円 鎮西八郎為朝(下)水の巻 村上元三 保元の乱で父為義と共に上皇方につき惨敗した為朝は捕らえられ、肘を抜かれて伊豆大島へ流された。妻の白縫や郎党たちも辿り着き大島を制圧した為朝だったが、都では一族の大半を誅殺した兄義朝が孤立を深め、新たな戦乱の兆しが見えた。為朝の帰洛を促す藤原信西の使者も訪れたが、戦いをたくらむ為朝は、南の島琉球を目ざして出奔した――。不運の剛将為朝の生涯を、絢爛豪華の戦乱絵巻に描く名作歴史大作。 605円 風流あじろ笠 村上元三 寛文四年、幕閣の命により切腹、家名の断絶した旗本奴水野十郎左衛門の遺児菊之進は、七歳にして母と離され、阿波蜂須賀家お預けの身となり、出家した。十余年後、阿波をとび出し、瞼の母をたずねて旅立つ青年晋化僧晋鈴(ふれい)の前に、次々と襲いかかる無法者の凶刃。手にする一管の竹が奏でる母恋しの音色が、今日も江戸の空の下を流れてゆく……。巨匠村上元三の名作時代小説長篇。 605円 佐々木小次郎(上) 村上元三 自分の力を試したい。家柄が物をいわず、己れ一人の実力が頼れる世界に出たい――小太刀の名人に養育された孤児佐々木小次郎は、一剣に野望を賭け、恋人を捨て、故郷を捨てた。やがて、出雲のお国の舞い姿に啓示を得た無心の剣は、一閃、熊野に乱舞する飛燕二羽を斬り落とす。これぞ、秘剣つばめ返し! 恨みの白刃、恋のしがらみを振り払い、己れの恣意に生きる美貌の天才剣士の華やかな躍動感! 770円 戦国風流 村上元三 織田信長、豊臣秀吉が「本物の男」と認めた戦国の雄・前田利家の甥として生まれながら、一生涯、特定の主君に仕えることなく、己の人生哲学をひたすら求め続けた男・前田慶次郎。調略・城の受け渡しなど、戦乱の世の争いにかかわり、蔭で抜群の働きを示しながらも、自らの立身出世は決して望まなかった慶次郎。軍師的、策士的な人間となって、多方面で活躍した後、申楽師の乗阿弥に導かれて風流の心を磨いていった“脱世俗の生き様”とは……。「自分だけの生き方」を模索しながら、激動の時代を駆け抜けた男の人生を綴った本格歴史長編。 569円 足利尊氏 村上元三 ある時は敵、ある時は味方…南朝と北朝に分かれ、果てしなく続く戦乱の時代に、武家中心の政治を旗印に室町幕府を開いた足利尊氏。武士でありながら、不倶戴天の敵?後醍醐天皇の崩御の際には、その菩提を弔うため天竜寺を建立するなど、尊王の志も厚かった…。 838円 勝 海舟 村上元三 江戸城の無血開城の実現、日本海軍の基礎の構築、そして徳川家の救済。幕末~明治という大動乱の時代を、徳川の幕臣として、独自の信念と言動で生きぬいた男・勝海舟。明治になっても「氷川町のほら吹き爺」と噂されながらも、自己の意見をいい続けて逝った。 838円 平清盛 村上元三 貴族政治の世に立ち向かい、保元・平治の乱に勝利をおさめ、武士として最初の太政大臣となり平氏の世の中を作り上げる……盛者必衰の道理の通り、栄華を極めそして滅び行く平清盛の生涯を描く。 838円 水戸光圀 雲と月の巻 村上元三 「大日本史」の編纂、「生類あわれみの令」を出した将軍・綱吉とのやりとり…。水戸藩主としての光圀は、その名君ぶりをいたるところで発揮。そこには、水戸黄門漫遊記の“黄門さま”のイメージとは全く異なる人物像があった。さて、素顔の水戸光圀とは?(水戸光圀下巻) 838円 水戸光国 花と風の巻 村上元三 世直しのため日本各地を漫遊する“黄門様”で有名な水戸光圀。徳川御三家のひとつ水戸家第二藩主で、名君として名高い。ところが、誕生のエピソードや、若い頃の言動はとても「名君」とは思えないほど意外だった。真実の水戸光圀に迫る作品(水戸光圀 上巻) 838円 加賀騒動 新装版 村上元三 加賀藩の若き侍・大槻伝蔵は、その経済感覚を買われて藩主・前田吉徳の寵臣となり、藩の財政再建に取り組む。しかし、二百三十石取りから三千三百石取りの大身に出世した伝蔵に、反目する前田土佐守ら守旧派による逆襲が待ち受けていた……。巷説、俗説にまみれた「お家騒動」の実態を追究し、“極悪非道の逆臣”とされてきた伝蔵の真の人間像を描き出す長編歴史小説。 990円 平賀源内(上) 村上元三 時代を遥(はる)かに先んじ、人々の意表をつく業績を挙(あ)げた源内。多才に恵まれ、出世を志す野心家の彼を、「学問への純粋な情熱」と「ぬけめのない商才」との相反する二つの面を持った人物として描く力作。異能の士を、時代小説の巨匠が活写。 550円 平賀源内(下) 村上元三 豊かな才能を活(い)かせず、荒(すさ)みがちな源内。思いがけず幕閣の重鎮・田沼意次(たぬまおきつぐ)の知遇(ちぐう)を得て、華やかな檜(ひのき)舞台へ出たが……。技術革新の先駆的人物として脚光を浴びる異能の士を、時代小説の巨匠が活写。 550円 平賀源内(上・下合冊版) 村上元三 技術革新の先駆的人物として脚光を浴びる異能の士・平賀源内を時代小説の巨匠が活写。いま脚光を浴びる「百年早く生まれた男」。多才に恵まれ、出世を志す野心家・源内を相反する二つの面を持った人物として描く力作。讃岐藩の軽輩から檜(ひのき)舞台へ――。 880円 浜田騒動 村上元三 島帰りの牢人(ろうにん)が、浜田旧城下で贋(にせ)の公卿(くぎょう)に化け、維新の世に不平不満をもつ旧藩士や庶民を引きこんで、ひと騒動を企(たくら)んだ(「浜田騒動」)。――時代小説界の巨匠が、武士世界の悲喜こもごもを綴(つづ)る珠玉の短編集! 550円 松平長七郎旅日記~江戸・山陽編~ 村上元三 三代将軍家光の甥ながら、長七郎は無位無官の気まま者。折りから都で琉球の美姫刈女(びきかりめ)と出会い、姫が亡き父から受け継いだ莫大な財宝をめぐる怪事件に捲(ま)き込まれ、正義の刃(やいば)を揮(ふる)う(「白妖鬼」より)。痛快無比の道中記。 660円 仙石騒動 村上元三 但馬出石藩(兵庫県)の当主・仙石道之助の廃嫡を狙って、実父播磨守(はりまのかみ)と国家老(くにがろう)の仙石左京が暗躍。江戸詰勤番侍(えどづめきんばんざむらい)・金子半十郎は、但馬出石五万八千石の行く末を案じ、あえて不忠の臣となることを決意した! 660円 松平長七郎旅日記~東海・西海編~ 村上元三 故駿河(するが)大納言(だいなごん)忠長(ただなが)の遺子・松平長七郎と、側役(そばやく)・三宅宅兵衛、田村右平次の主従三人は、紀州大納言頼宣(よりのぶ)の行列を追って江戸を離れ、東海道へ……。道中、幕府覆滅を企てる万字(まんじ)組が長七郎を陰謀へ誘う。痛快道中記。 660円 1 TOP 電子書籍(本・小説) 村上元三