金子薫 4件 人気順 新着順 道化むさぼる揚羽の夢の 金子薫 広大な地下工場で蛹に拘束され、羽化=自由を夢見る男。異様な労働、模造の蝶、監督官による殴打、地中の街。理不尽な状況から逃れるため、命懸けで道化を演じるが――。不条理な世界で人間に本当に必要なものは何か。そこで人はどう生き延びるのか。注目の新人作家が圧倒的力量で放つ、コロナ禍の現実と響き合う傑作長篇。 1,980円 双子は驢馬に跨がって 金子薫 「アメトーーク!」読書芸人特集・光浦靖子氏紹介でブレイク!監禁される親子、救出に向かう双子と驢馬――独自の世界観で注目を集める気鋭が描く、荒唐無稽な冒険譚。 1,540円 アルタッドに捧ぐ 金子薫 それは、予言されざる死だった--著者の意図せぬ主人公の死、その少年に託された「アルタッド」という名のトカゲとの生の日々。選考委員の保坂和志氏、大絶賛! 衝撃の第51回文藝賞受賞作。 「何故虚構なのか」という原点を描かんとする強度ゆえの真摯さ。期待の受賞。 ――藤沢周氏 私はこれを圧倒的に推した。もう断然こういう小説が好きだ。アルタッドが出てくるところは何度読んでも楽しい。主人公が書く小説が主人公の生きる世界の完全に外側にある、それが非常に独特な感じをつくっているのも書き手としての大きな資質だ。こういう小説は前例がない。 ――保坂和志氏 ときおり顔をのぞかせる、作者の意図せざる無邪気さがこの書き手の魅力。大きな可能性を開花させてほしい。 ――星野智幸氏 すべての候補作品に登場する人間たちを差し置いて、アルタッドが一番キュートで魅力的。描写力のたまものだろう。 ――山田詠美氏 1,210円 鳥打ちも夜更けには 金子薫 不朽の古典『見聞録』で楽園と謳われた島の架空の港町。新町長の施政下、「鳥打ち」を職業とする三人の青年に、最大の転機が訪れる……文藝賞受賞作家の、自我と自由を巡る飛躍作! 1,320円 1 TOP 電子書籍(本・小説) 金子薫