後継者 - 初代、二代目、三代目、どうやって繋いできたか -
末永浩毅
日本経済の根幹を支えるのは、この国の全企業数の99%を占める中小企業である。
その中小企業で事業継承の問題が深刻化してから久しい。
本書の著者は、九州北部で躍進を続ける物流企業の2代目であり、すでにその長男に社長の座を託し終え、業績も右肩上がりで推移している。
ロジテム九州ではなぜ、後継者問題がスムーズに解決したのか。
その秘密と著者の後継者問題についての分析は、事業継承に悩む中小企業経営者にとって必読である。
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【著者プロフィール】
末永浩毅(すえなが・ひろき)
株式会社ロジテム九州 会長。1945年5月、福岡市生まれ。
福岡県立修猷館高校卒業、九州大学工学部を卒業し、1970年にロジテム九州の前身・末永通商に入社。
1976年にブラジルに移住。10年間の牧場経営を経て帰国。
1986年末永通商の代表取締役社長に就任。
1999年にロジテム九州への社名変更とあわせて、ISO9001の認証取得。
2016年、創業60年を機に長男の末永浩司氏が社長に就任。
自身は代表取締役会長に就任。現在は会長として、創業100周年に向けた長期事業構想など現社長をサポートしている。
発行:ワニ・プラス
発売:ワニブックス 1,100円