瀬那和章 4件 人気順 新着順 雪には雪のなりたい白さがある 瀬那和章 銀行に勤める瑞希は、中学三年生の冬に別れた同級生の恋人を忘れられずにいた。「フルート奏者になる」「宇宙に関わる仕事をする」夢を語り合った所沢航空記念公園。展示されている飛行機「天馬」の前で、別れの直前に二人はある約束をした。それを支えに生きてきた瑞希だが、届いた同窓会の招待状に彼との再会を期待し思い出の公園に立ち寄ると、中学時代の記憶が鮮やかに蘇る。ふたたび「天馬」の前に立ったとき、十年の空白が埋まるように“約束”のもうひとつの真実が明らかになる(「雪には雪のなりたい白さがある」)。会いたい人は今、どうしていますか? 公園を舞台に、時を超え思い出が交差する。5つの奇跡の物語。 550円 花魁さんと書道ガール2 瀬那和章 春風と名乗る花魁の幽霊に取り憑かれた書道一筋の内気な大学生・多摩子。二人で結成した「最強の恋愛アドバイザー・春風さん」の噂は、図らずも大学内で有名になっていた。夏のある日、多摩子唯一の親友である林檎の様子がおかしいことに気がつく。問い詰めると、彼女は重い口を開いて告白する。「好きなひとが、できました」。親友の一大事になんとか力になろうとする多摩子だったが、林檎の兄・学との関係もぎこちなくて……。持ち込まれる恋の悩み相談に、書道家としての進路に、自分自身の恋に、揺れ動く多摩子が選ぶ道は――。恋に迷うすべての人に贈る、新感覚の恋愛応援小説。 712円 フルーツパーラーにはない果物 瀬那和章 かわいい形をしていて誰にでも好かれるけれど、すぐに飽きられるイチゴのような女の子。でも、こんな自分になりたかったわけじゃないのに――。今の自分がどこか好きになれない、メーカー勤務の四人の女性たち。二十代後半の彼女たちが出会った、人生を変えるかもしれない恋愛と友情を描く連作短篇集。 解説・倉本さおり 794円 花魁さんと書道ガール 瀬那和章 書道一筋の内気な大学生・多摩子は、祖母の部屋で古びた簪を見つけた夜、春風と名乗る花魁の幽霊に取り憑かれてしまう。「本物の恋を見ることができれば成仏するかもしれないよ」という幽霊の言葉を信じた多摩子は、春風に体を貸して恋に悩む人の相談にのり、花魁の巧みな手練手管で恋愛を成就させることに。かくして妖艶な花魁と地味な書道ガールによる「最強の恋愛アドバイザー」が誕生した。 641円 1 TOP 電子書籍(本・小説) 瀬那和章