折口信夫 9件 人気順 新着順 古代日本の魂信仰 折口信夫 古代日本人にとって「魂」とは何だったのか? なぜ剣や玉を神聖なものとして扱い、海辺に漂着した大きな石に注目し、季節の鳥の声に耳を澄ませたのか。 神々はどこから来て、魂はいかにして人に宿ると考えられていたか。 「古代の魂信仰」を深く知ることで、万葉集の歌の本来の意味も、大嘗祭、神楽、物忌みなどの神道儀式の本義も、正月やお盆などの年中行事の由来もおのずと解けてくる。そこから日本人にとって古来、何が大切だったのかも明らかになってくるだろう。 本書は「折口学」の中心テーマと言える「魂信仰」の論考を集めた。 現在、書店に流通している文庫・選集に未収録の作品から、講演録を中心に入門に適した七篇を厳選。 旧字・旧かなを新字・新かなに直し、ルビと注を多く入れ、読みやすいように編集した。 「昔の人々は霊魂信仰を深く信じていました。そのかたみとして、今日なお我々の生活の上に、いろんな形で印象されているわけです。そういう行事について、現在表面上の関係が認められないからと言って、知らないで過しているのは、あまり寂寥(せきりょう)な生活と言わねばなりません。(中略)それは、何も昔の生活をもう一度復興させようと言うのではありません。我々が今日、なぜこういう生活をしているのか。その理由を知る事なのです」(本書所収「鳥の声」より) 1,265円 翁の発生 折口信夫 折口信夫による作品。 440円 死者の書 折口信夫 「かの人の眠りは、徐かに覚めて行った」。都が平城京にあった時代、藤原南家郎女は彼岸の中日、二上山に俤びとの姿をみる。果たして、かの人はその昔罪なき咎で命を奪われた尊い御仁であった。やげて郎女は千部写経の成就に導かれ、亡き人の魂を慰めようとするのだが…………。 人の世と神の世を行き来する姫と、亡霊となった大津皇子との魂の交歓を描いた物語。本作は国文学者、歌人として有名な折口信夫が奈良の当麻寺に伝わる伝説に着想を得て書き上げた物語。 880円 死者の書 ―初稿版― 折口信夫 折口信夫による作品。 742円 信太妻の話 折口信夫 折口 信夫による作品。 440円 神道に現れた民族論理 折口信夫 折口信夫による作品。 440円 大嘗祭の本義 折口信夫 折口 信夫による作品。 440円 水の女 折口信夫 折口信夫による作品。 440円 琉球の宗教 折口信夫 折口信夫による作品。 440円 1 TOP 電子書籍(本・小説) 折口信夫