車イスが教えてくれた ありがとう(あさ出版電子書籍)
長谷川泰三
4歳で一家離散、15歳で頚椎損傷、一生車イスの生活、度重なる自殺未遂……。
その壮絶な人生がドラマ化されて大きな反響を呼び、
著書『命のカウンセリング』に「涙が止まらない」
「目の前の幸せに気づくことができた」「苦しい気持ちから抜け出せた」
と多くの感想が寄せられ、10万部超えのベストセラーになった、
「命を救う」を天職にする車イスのカウンセラー、長谷川泰三氏。
『命のカウンセリング』の刊行から2年。
数多く寄せられた「続きを読みたい」という声を受け、
自身の人生やカウンセリングに深く切り込んだ続編。
著者の長谷川氏は語ります。「車イスになって、僕は本当に幸せ。車イスが、私を幸せにしてくれた」
人の生と死を見つめてきた車イスのカウンセラーが教えてくれる、生きる喜び。
■目次
今、つらい思いをしているすべての人へ生きる喜びを伝えたい
●第1章 苦しみから抜け出すために
・繰り返す「死にたい」思い
・自殺大国日本
・歩けなくなったバスケットボール選手
・彼に自殺を取りやめさせたひとこと
・見方を変えることができるのが、カウンセリングの力
●第2章 私を救ったカウンセリング
・平準司さんとの出会い
・見つけられた居場所
・気持ちとは裏腹の破壊衝動
・後遺症の神経痛に悩まされる日々
・自殺を止めた、いない人の腕
・カウンセリングで「痛み」を治す
・後遺症が教えてくれた、子どものころの記憶
・痛みは「助けを求める声」
・消えた罪悪感
・母親代わりのマリア像
・母親の気持ちを母親に返す
・「感情コピー」の法則
・自殺を止めたのは、父親
●第3章 駆け出しのカウンセラー、苦悩の日々
●第4章 独立と挫折、そして再起
●第5章 罪悪感を、手放そう
●第6章 心の苦しみと向き合う
●第7章 転機となった交通事故、出版、ドラマ化へ
・突然の事故、死への直面
・動き出した突風のような日々
・出版を喜んでくれた仲間
・まるで売れずに過ぎた数年間
・2年後に突如ベストセラーに
・番組出演、大きな反響
・日本武道館まで、みんなが車イスを押してくれた
■著者 長谷川泰三
ブイリターン総合心理研究所所長。心理分析士。プロカウンセラー。
1966年、大阪生まれ。4歳で一家離散し、中学生で暴走族の仲間入りをする。
15歳のとき、脊髄を損傷し、車イスの生活に。
プロカウンセラー歴は20年を数え、現在「自殺の予防」をスローガンに
全国各地にてカウンセリング、心理学ワークショップ、講演を行っている 1,375円