谷川俊太郎作 5件 人気順 新着順 自選 谷川俊太郎詩集 谷川俊太郎作 デビュー以来,半世紀を超えて人々に喜びと感動をあたえてきた谷川俊太郎(1931─)の二千数百篇におよぶ全詩から,作者自身が厳選した173篇を収録.子どもが読んで楽しめることばあそびから引用文だけで構成された実験的な長編詩まで,さまざまな文体で書き分けられたリズム感あふれることばの宇宙を俯瞰する.(解説=山田馨) 770円 ことばあそびうた/ことばあそびうた また 谷川俊太郎作 「『ことばあそびうた』に収めた「ののはな」なんて,あまり短いんでね,二番もつくりたかったんですよ.で,一生懸命考えたんだけど,どうしても二番がつくれなかった.……ふつうの詩っていうのは,なんとなくこうインスピレーション的なもので,ポコッとことばが出てくるんだけど,「ことばあそび」に限っては全然それがなくて,もう完全に手仕事なんですね.だから,「かっぱらっぱかっぱらった」みたいな,そういう一行がフッと思い浮かぶと,あとは「かっぱ」「らっぱ」「はっぱ」「なっぱ」みたいに「ぱ」で終わる破裂音みたいなものを探していくわけです.」 385円 日本語のカタログ 谷川俊太郎作 「冒頭の「日本語のカタログ」は,エッセイからの引用とか広告文とか取扱説明書の一部などを寄せ集めたのもだけど,ぼくは,詩であるかどうかとか全然気にしなくなったんですよ,ある段階から.日本語としておもしろけりゃいいじゃないのって感じですね.ぼくはとにかく生きている言語の現場ってものが好きだし,興味があるんですよ.でも,現代詩はそういうものを無視し続けてきてるわけですよ,書きことば一本やりで.」 990円 わらべうた 谷川俊太郎作 「この本にあつめられた《わらべうた》は,詩のかたちをしているけれど,学校でならう詩とはちょっとちがう.かんたんに言うとこれらは,ふしのついたことばだ.いんさつされて本のページにならべられているところはおんなじだけど,ぼくとしては,だまって頭の中で読むんじゃなく,ふしをつけて口に出し,耳で聞き,からだを動かして遊んでほしいのさ,友だちと.」 220円 わらべうた続 谷川俊太郎作 「《わらべうた》は日本にだけあるわけじゃない.……たとえば〈マザー・グーズ〉と呼ばれているのは,英語をはなす人々の《わらべうた》だ.……日本語の《わらべうた》と,英語の《マザー・グース》のあいだには,よくにたところもあるけれど,ちがっているところもある.この本の中の〈これはのみのぴこ〉というのは,〈つみあげうた〉というかたちで,これは日本の《わらべうた》にはみつからないかたちだし,〈だれもしらない〉なんかも,ちょっと〈マザー・グース〉ふうにつくってある.」 220円 1 TOP 電子書籍(本・小説) 谷川俊太郎作