森鴎外作 2件 人気順 新着順 渋江抽斎 森鴎外作 渋江抽斎(1805-58)は弘前の医官で考証学者であった.「武鑑」収集の途上で抽斎の名に遭遇し,心を惹かれた鴎外は,その事跡から交友関係,趣味,性格,家庭生活,子孫,親戚にいたるまでを克明に調べ,生きいきと描きだす.抽斎への熱い思いを淡々と記す鴎外の文章は見事というほかない.鴎外史伝ものの代表作.改版.(注・解説=中野三敏) 880円 阿部一族 他二篇 森鴎外作 細川忠利公の死で後を追った忠臣が18名を数えたのに,なぜか阿部弥一右衛門の場合は──許されぬ殉死が招く一族の悲劇.武士道が支配する封建制下の日本社会で,人間はいかなる思想心情のもとに生き,また死んだか.初期歴史小説の代表作「興津弥五右衛門の遺書」「佐橋甚五郎」の2篇を併せて収録.解説=斎藤茂吉.改版 440円 1 TOP 電子書籍(本・小説) 森鴎外作