坂口安吾著 3件 人気順 新着順 風と光と二十の私と・いずこへ 他16篇 坂口安吾著 安吾,安吾,安吾──安吾とはいったい誰か.坂口炳五はいかにして安吾になったのか.〈求道者・安吾〉,〈落伍者・安吾〉,そして何よりも〈作家・安吾〉.冷酷に現実を見つめる〈鬼の目〉,そして〈いたわりの視線〉.安吾にとって,自伝的作品を書くことは,自分の思想や生き方と自分の過去との全面的対決であった.(年譜・解説=七北数人) 946円 堕落論・日本文化私観 他22篇 坂口安吾著 昭和21年4月に発表された「堕落論」によって,坂口安吾は一躍時代の寵児となった.処世術などクソ食らえ.自分にとって恥しくない内なる自己.他者などではない,この〈自己〉こそが一切の基準だ.それと戦い続けること.作家として生き抜く覚悟に貫かれた安吾の視線は,物事の本質にグサリと突き刺さる.(解説=七北数人) 946円 桜の森の満開の下・白痴 他12篇 坂口安吾著 桜の森の満開の下は怖ろしい.妖しいほどに美しい残酷な女は掻き消えて花びらとなり,冷たい虚空がはりつめているばかり──.女性とは何者か.肉体と魂.男と女.安吾にとってそれを問い続けることは自分を見つめることに他ならなかった.淫蕩,可憐,遊び,退屈…….すべてはただ〈悲しみ〉へと収斂する.(解説=七北数人) 880円 1 TOP 電子書籍(本・小説) 坂口安吾著