チェーザレ・パヴェーゼ(著)/河島英昭(訳) 6件 人気順 新着順 パヴェーゼ文学集成 1 長篇集 鶏が鳴くまえに チェーザレ・パヴェーゼ(著)/河島英昭(訳) パヴェーゼが自死の前年にみずから編んだ作品集「鶏が鳴くまえに」(1949)の本邦初の全訳.反ファシズムの廉でイタリア南端に流刑された経験をもとに書かれ,この時まで秘め置かれていた最初の長篇小説『流刑』.ナチ・ファッショと抵抗組織の間をさまよう主人公を描いた戦後の象徴主義的な作品『丘の中の家』を収める. 5,500円 パヴェーゼ文学集成 5 短篇集 八月の休暇 チェーザレ・パヴェーゼ(著)/河島英昭(訳) パヴェーゼの死後,遺稿の中からカルヴィーノによって編まれた『祭の夜』と,パヴェーゼ自身によって編まれ解放後に刊行された『八月の休暇』の二つの短篇小説集を収める.前者は,流刑からもどって猛烈な勢いで書き溜められた短篇小説群から編まれたもの.後者は,1941年から1944年のあいだに執筆された短篇群からなる. 6,380円 パヴェーゼ文学集成 3 長篇集 月と篝火 チェーザレ・パヴェーゼ(著)/河島英昭(訳) 故郷の丘の麓で,山羊の一族さながらに生きるタリーノ一家の悲劇を描いた『故郷』,海の向こうで財を成して故郷に戻った孤児が,生き残った旧友とたどるレジスタンスの血塗られた記憶の物語『月と篝火』──本巻には,パヴェーゼの評価を決定付けた処女出版と,自殺前の最後の小説とを収める. 5,500円 パヴェーゼ文学集成 2 長篇集 美しい夏 チェーザレ・パヴェーゼ(著)/河島英昭(訳) 1949年,すでに自死の予感の中にあったパヴェーゼが自ら編んだ,最後の作品集の完訳.イタリア解放以来の創造の嵐の中で書きあげた『丘の上の悪魔』『孤独な女たちと』に,ファシズム下で完成させ未発表のまま留め置いてあった『美しい夏』を加えて刊行された.変質する戦後イタリア社会の中にパヴェーゼはなにを見ていたのか? 6,600円 パヴェーゼ文学集成 4 長篇集 青春の絆 チェーザレ・パヴェーゼ(著)/河島英昭(訳) ファッショ政権下に発表された『浜辺』は,象徴的な心理構成によって自然主義を乗り越えようとした実験作.解放後に出会ったビアンカ・ガルーフィとの共作,南イタリアの原始的風土を舞台にした『炎』は,二人の愛とともに未完に終わったが,直後に書き始められた『青春の絆』こそ,戦後ネオレアリズモ文学の傑作となった. 5,940円 パヴェーゼ文学集成 6 詩文集 詩と神話 チェーザレ・パヴェーゼ(著)/河島英昭(訳) パヴェーゼ文学の源泉,詩人としての労働の初穂である自選詩集『働き疲れて』.レジスタンス運動から遠く,存在の奇怪な深奥に立てこもって紡ぎだした神話論『異神との対話』.20世紀最高の文学的達成が,今はじめて,日本の読者の前に全貌を現わす.21世紀の文学はすでにここから始まっていたことを,私たちは確認するだろう. 6,380円 1 TOP 電子書籍(本・小説) チェーザレ・パヴェーゼ(著)/河島英昭(訳)