夏目漱石作 3件 人気順 新着順 坑夫 夏目漱石作 「本当の人間は妙に纏めにくいものだ.」 十九歳の家出青年が降りてゆく,荒くれ坑夫たちの飯場と「地獄」の鉱山,そしてとらえがたいこころの深み――明治41年,「虞美人草」と「三四郎」の間に著された,漱石文学の真の問題作.最新の校訂に基づく本文に,新聞連載時の挿絵を収録.(注・解説=紅野謙介) 726円 門 夏目漱石作 横町の奥の崖下にある暗い家で世間に背をむけてひっそりと生きる宗助と御米.「彼らは自業自得で,彼らの未来を塗抹した」が,一度犯した罪はどこまでも追って来る.彼らをおそう「運命の力」が全篇を通じて徹底した〈映像=言語〉で描かれる.『三四郎』『それから』につづく三部作の終篇. (解説 辻 邦生・注 石崎 等) 550円 こころ 夏目漱石作 この小説の主人公である「先生」は,かつて親友を裏切って死に追いやった過去を背負い,罪の意識にさいなまれつつ,まるで生命をひきずるようにして生きている.と,そこへ明治天皇が亡くなり,後をおって乃木大将が殉死するという事件がおこった.「先生」もまた死を決意する.だが,なぜ……. (解説 古井由吉・ 注 大野淳一) 550円 1 TOP 電子書籍(本・小説) 夏目漱石作