鈴木 棟一 4件 人気順 新着順 田中角栄vs竹下登(1) 二人の影の宰相 鈴木 棟一 日本の政治を支配し続けた二人のキングメーカーの暗闘! 中曽根内閣を影で支配し続ける角栄、権力の座をねらうニューリーダー竹下。自民党最大派閥の世代交代劇を皮切りに、二人のドンの壮烈なる権力抗争が始まった!――田中角栄がロッキード事件で逮捕されて10年、角栄がつくった中曽根政権は「田中曽根内閣」と言われるほど、「角影」の支配力は強大だった。だが、党内最大派閥であるにもかかわらず、首相を出せないという田中派内でくすぶっていた焦りが、ついに表面化。竹下登を中心とする創政会の旗揚げは、田中派の分裂のみならず、政界の世代交代を強く推し進めることになった。そこへ、角栄が倒れるという事態が起こる。権力抗争は一気に激しさを増した。全4巻 1,034円 田中角栄vs竹下登(2) 「角影」政治 鈴木 棟一 政局を揺さぶる角栄の影と竹下・金丸コンビの暗躍! 自民党圧勝から売上税廃案へ。絶頂から一気に死に体となった中曽根政権の命運を握っていたのは、田中角栄の存在と竹下・金丸コンビの暗躍だった!――同日選挙で自民党が圧勝し、中曽根政権は絶頂期を迎える。だが、売上税などの強気の政策が裏目に出て、野党や世論のみならず自民党内からも反発を招き、中曽根政権はあっという間に失速する。揺れる政局の背後には、病床にあってもなお影響力をもち続ける田中角栄の存在と、竹下政権の実現を虎視眈々とねらう、実力者・金丸信の暗躍があった。全4巻。 1,034円 田中角栄vs竹下登(3) 竹下派結成 鈴木 棟一 権力奪取。早すぎた失脚。竹下流政治手法の表と裏。――安倍・宮沢との戦いに寝技で勝ち、権力の座に就いた竹下。リクルート事件が発覚し、時代は昭和から平成へ。その激動期に見せた政治手腕と政権維持への執念! 経世会=竹下派を結成した竹下登は、安竹宮の戦いにも勝利し、中曽根裁定により自民党総裁の座を射止める。野党を懐柔し、党内をあの手この手でまとめるしたたかな政治手法によって、竹下は権力の座を確かなものにしていく。時代は昭和から平成へと移り、リクルート事件が山火事のような広がりを見せ、政・官・財を包み込んだ。政権維持に意欲を見せる竹下内閣も、ついに退陣に追い込まれるが……。全4巻。 1,034円 田中角栄vs竹下登(4) 経世会支配 鈴木 棟一 傀儡政権を舞台に始まった新たなる権力抗争! 経世会=竹下派の支配力は強大化し、小沢・金丸コンビが表舞台に。一方、経世会内部では、派閥後継をめぐって権力欲むき出しの抗争と暗闘が始まった!!――竹下退陣後、宇野、海部と、捨て石の傀儡政権が続いた。実際に政界を支配していたのは、竹下・金丸・小沢=経世会。なかでも小沢一郎の存在が注目された。都知事選の磯村敗北の責任から自民党幹事長を辞任した小沢は、「派閥の後継は小沢」と考える金丸の後押しで経世会会長代行に就任。だが一方で、反小沢グループも形成されつつあった。経世会の支配力は強大化していたが、その内部では派閥後継をめぐり、新たなる権力抗争が始まった。全4巻。 1,034円 1 TOP 電子書籍(本・小説) 鈴木 棟一