吉野耕造 2件 人気順 新着順 モンゴル語入門12課 吉野耕造 本書はモンゴル語の入門教科書です。著者が大学の授業で使用していたテキストを上梓したもので、 教師の存在を前提とする授業用の教科書ではありますが、独習用の入門文法書として利用することも可能です。独習される場合は本書巻末の解答例およびモンゴル語の辞書等を参照しつつ学習されることをおすすめいたします。 本書の特徴は次の通りです。 (1)本書は入門レベルの文法事項、 語彙、 表現文がほぼ網羅されています。 本書で取り上げている文法事項を理解しモンゴル語の単語および表現文を覚えれば入門レベルながら日常生活で必要な自己表現ができるようになります。 (2)本書では学習事項として特に付属語(格語尾、 動詞語尾、 接尾辞、 助詞)の用法に重点を置いています。 モンゴル語の付属語は日本語の助詞・助動詞に当たるからです。 モンゴル語の語順と日本語の語順は概ね同じですから単語と単語をつなぐ付属語の用法さえ理解できれば、 モンゴル語の4技能(読む・話す・書く・聞く)が無理なく効率的に身につくと考えられます。 本書ではモンゴル語の付属語の中から8つの格語尾、 13の動詞語尾、 8つの接尾辞、 7つの助詞を取り上げていますが、 本書のタイトルである『モンゴル語入門12課』の「入門」という言葉もこうしたモンゴル語の主要な付属語の用法を学ぶことを指しています。 2,200円 日本人の命名行動 吉野耕造 本書は日本語で使われる親族語、人称代名詞、個人名(姓名)、役割語(課長、先生等の社会的役割を表示する語)等の命名語を主にポライトネス理論の観点から分析している。日常生活で使われる親族語、人称代名詞、個人名、役割語の用法は私たちにとつて最も身近な発話行為のひとつといえるが、本書ではこれら日本語の命名語を英語・中国語・トルコ語・モンゴル語・タイ語の命名語等と対照比較しながら、日本語の親族語、人称代名詞、個人名、役割語がポライトネスの普遍理論に基づいて使われていることを解き明かしていく。と同時に命名語の用法は学際的な研究分野であり、それは私たちの家族関係および社会関係等とも密接な関わりを持つ。本書はポライトネス理論、言語学、社会人類学、家族心理学、言語発達学等の研究者だけでなく、日本語の親族語、人称代名詞、個人名、役割語の使われ方に興味、関心を持つ一般読者にとっても一助となる書籍といえる。 2,200円 1 TOP 電子書籍(本・小説) 吉野耕造