司馬遼太郎 211件 人気順 新着順 街道をゆく(5) モンゴル紀行 司馬遼太郎 少年のころ、夢想の霧の中でくるまっているほど楽しいことはない。そのころの夢想の対象は、東洋史にあらわれてくる変な民族についてだった……憧れだった草原の国を訪ね、悠久の歴史と現在を誌す。 650円 街道をゆく(6) 沖縄・先島への道 司馬遼太郎 沖縄県では、本島よりもずっと南西に浮かぶ八重山諸島などを「先島(さきしま)」と呼ぶ。那覇にあって太平洋戦争の傷跡から「沖縄問題」を沈思し、離島を渡り歩き、アジア文化伝来の道を確かめる。 569円 街道をゆく(7) 甲賀と伊賀のみち、砂鉄のみちほか 司馬遼太郎 甲賀、伊賀、大和、淡路島、そして山陰の砂鉄のみちへ──。歴史の裏舞台で生き、そして支えた、かなしいまでに律義な、日本の職業人、とりわけ物つくり技術者の足跡と、そのありようを語る。 689円 街道をゆく(8) 熊野・古座街道、種子島みちほか 司馬遼太郎 鉄砲は、未開の孤島ではなく鉄産業が高水準の種子島にやってきた。歴史の面白さである……。熊野・古座街道、豊後・日田街道、大和・丹生川街道、種子島など、山間の道、海の道を歩く旅。 669円 街道をゆく(9) 信州佐久平みち、潟のみちほか 司馬遼太郎 桜井や海野の地名から、中世信濃の武士団の興亡を思った信州佐久平みち、耕作の土地に恵まれなかった人々の苦労の歴史にひかれ、新潟の低湿地を訪れた潟のみち、空海を思った高野山など、各街道を紡ぐ旅。 740円 街道をゆく(10) 羽州街道、佐渡のみち 司馬遼太郎 東北とは? 中学生のころ、箱根以東はひとつの世界だと思っていた著者が初めて訪れ、念願の最上川と対面する羽州街道。書誌をひもといて、地元の人々も知らない地を訪ねるなど、独自の「佐渡観」をあらわした佐渡のみちを収める。 589円 街道をゆく(11) 肥前の諸街道 司馬遼太郎 地図の中で肥前の島々や浦々をたどっていると、にわかに貿易風の吹きわたるにおいを感じてしまう──唐津から平戸・佐世保をめぐり長崎へ。肥前の浦々を歩きつつ、大航海時代のオランダや英国、ポルトガルについて思いを馳せる旅。 569円 街道をゆく(12) 十津川街道 司馬遼太郎 十津川の農民の不思議さは、主観的には全村が武士だと大山塊の中で思いこんできたことである──奈良・吉野の山奥に広がる十津川郷の知られざる歴史を歩く。天辻峠で天誅組の命運を、上湯で新撰組に追われた田中光顕らを思う興趣尽きない紀行。 530円 街道をゆく(13) 壱岐・対馬の道 司馬遼太郎 朝鮮半島と日本の間に位置し、古来より鉄の海上輸送の経路となり、神話や伝承の上で不思議な様相を帯びつつ、日韓両国の人と文化の歴史的な交流の舞台となった「壱岐・対馬」。壱岐人と対馬人。性格の違う、この二つの島を訪れて、両国の関係に思いを馳せる。 610円 街道をゆく(14) 南伊予・西土佐の道 司馬遼太郎 伊予は愛比売で、文字どおりいい女という意味である。ずいぶん粋な言葉を県名にしたものだと思うが、おそらく松山の教養人が『古事記』を披いて、その判断資料にしたのではないか……大洲から宇和島、そして土佐との国境を越えて山岳地帯を辿り、四万十川沿いの土地を歩く。 550円 街道をゆく(15) 北海道の諸道 司馬遼太郎 函館を出発点に札幌、旭川、陸別へ──古代から幕末維新までの長い道のりをたずね歩く旅。原野を切り開いた開拓使や劣悪な環境で労働を強いられた囚人、屯田兵の時代を振り返り、アイヌとの抗争から台頭した松前氏の京風文化を思う。 650円 街道をゆく(16) 叡山の諸道 司馬遼太郎 「すべてが鬱金色のなかに沈んでいる。……私は、中世の光と影のなかへ連れ込まれてしまっている」。最澄が開き、後に時の権力と真っ向から対峙する一大勢力となった比叡山。法然、親鸞らの反逆者を生んだ中世最大の学林の様々な相貌を描く。 610円 街道をゆく(17) 島原・天草の諸道 司馬遼太郎 天草は、旅人を詩人にするらしい。まして詩人が旅人であれば、……若き日の北原白秋たちの面影を追いつつ、吟遊詩人を生む天草の風土を愛で、初期の幕藩体制を揺るがした島原の乱の遺跡をたどりながら、島原・天草の歴史を考える。 689円 街道をゆく(18) 越前の諸道 司馬遼太郎 平泉寺の菩提林の美しさには聖と俗の痛烈な戦いがあり、それは幾重にも重なった二律背反の力学の上に成り立っていた……九頭竜川、日野川、足羽川が作り上げた越前の国を散策し、律令時代以降の歴史を振り返り、永平寺で道元を考察する。 650円 街道をゆく(19) 中国・江南のみち 司馬遼太郎 蘇州の美しさの第一は、民家である。──江南(長江下流の南側に広がる肥沃な地域)は、歴史を通じて日本との関係が深かった。大いなる古代文明を築き上げた長江流域である蘇州、杭州、紹興、寧波を巡りながら、日本史とのかかわりを探る。 850円 街道をゆく(20) 中国・蜀と雲南のみち 司馬遼太郎 かつて劉邦が治め、諸葛孔明が活躍した地・蜀(四川省)。諸葛孔明を祀った武侯祠を訪れ、『三国志』や英雄たちに思いをはせる。また、かつて雲南省で暮らしていた民族「西南夷」が日本人の祖先ではないかとの思いを巡らせ、昆明へ向かう。 669円 街道をゆく(21) 神戸・横浜散歩、芸備の道 司馬遼太郎 横浜は、時間についての意識をもちすぎているだけに神戸よりも哲学めいている。維新前夜、居留地文化が開花した2つの港の風土を探る「神戸・横浜散歩」。安芸に毛利元就と安芸門徒、備後に古代タタラ集団の足跡を訪ねる「芸備の道」。 669円 街道をゆく(23) 南蛮のみち(II) 司馬遼太郎 ポルトガルは、いうまでもなく海に依存する国である。海の国であることがはじまったのは、周知のようにエンリケ航海王子からであった──スペイン、ポルトガルを歩き、大航海時代を築きあげた華やかな歴史とその影を追う。 610円 街道をゆく(24) 近江散歩、奈良散歩 司馬遼太郎 近代の歴史の舞台、湖東平野を歩き、民家のたたずまいや近江門徒という精神的な土壌や風土から語る「近江散歩」。1000年以上も続いてきた東大寺修ニ会(お水取り)を始め、奈良の寺々を訪ね、仏教文化と哲学世界を考察する「奈良散歩」。 850円 街道をゆく(25) 中国・びんのみち 司馬遼太郎 船は、どの船でも人格を感じさせる。特にジャンクは中国人の思想を具象化したものといえる──福建省の古代名である「びん」。古くは稲作の民にして漂流民でもあった越人の地、そして大航海時代には東西文明の交流の舞台となった地域を歩く。 669円 1 ... 567 ... 11 TOP 電子書籍(本・小説) 司馬遼太郎 6ページ目