門井慶喜(著) 3件 人気順 新着順 自由は死せず : 下 門井慶喜(著) 会津戦争に指揮官として従軍した板垣退助は、そこで戦争の悲惨さと無意味さを痛感する。幕府が倒れ、新政府が動き出すと、政府の参議に任じられるが、「征韓論」に敗れ下野することに。同じく政府を去った西郷隆盛、江藤新平らが士族の乱を起こし、板垣にも呼応するよう要請するが「戦に意味はない」と信じる板垣は、言論で政治を変えていく道を選ぶ。憲法発布、国会開設、政党立ち上げ――武器を捨て、言論で日本の民主主義の基礎を作った板垣退助の生涯を描く傑作歴史小説。 968円 自由は死せず : 上 門井慶喜(著) 土佐の上級武士の家に生まれながら、子供の頃は「土佐一の悪童」。志士たちが躍動をはじめた青年期も「時勢に興味なし」と嘯いていた板垣退助。しかし、「あること」がきっかけで佐幕派である主君・山内容堂の意に反し、「幕府などいらん」と豪語、民のための政治を志していく。「板垣死すとも自由は死せず」の一言で有名な政治家・板垣退助の生涯を通して幕末維新の激動を描いた大河小説。直木賞作家にして歴史小説界のトップランナーが描いた「日本の民主主義の始祖」の物語、ついに文庫化。 968円 定価のない本 門井慶喜(著) 神田神保町――江戸時代に旗本の屋敷地としてその歴史は始まり、明治期は多くの学校がひしめく文化的な学生街に、そして大正十二年の関東大震災を契機に古書の街として発展してきたこの地は、終戦から一年を経て復興を遂げつつあった。その街の一隅で、ひとりの古書店主が人知れずこの世を去る。男は崩落した古書の山に圧し潰され、あたかも商売道具に殺されたかのような皮肉な最期を迎えた。古くから付き合いがあった男を悼み、同じく古書店主である琴岡庄治は事後処理を引き受けるが――直木賞作家である著者の真骨頂とも言うべき長編ミステリ。/対談=門井慶喜×岡崎武志 850円 1 TOP 電子書籍(本・小説) 門井慶喜(著)