「お茶」を学ぶ人だけが知っている 「凛とした人」になる和の教養手帖
竹田理絵
不穏な海外情勢、上がらない給与、SNSとネット情報の洪水…。複雑で先の見えない今ほど、世間のノイズに動じない「心の軸」の持ち方が必要な時代はありません。しかし、私たち日本人ははるか昔からそんな時代を生き抜く知恵を受け継いできました。それが茶道から広がる「和」の教養。
2022年2月に発売された前作『「お茶」を学ぶ人だけが知っている 凛として美しい内面の磨き方』は、新型コロナのまっ最中に自分磨きの方法に悩む方々に向け、茶道から学ぶ「立ち振る舞い」「メンタル」の整え方を学ぶ本でした。
コロナ明けの発売となった今作は、30年間現役のグローバル茶道家が、500年の歴史を持つ和の教養を8つのジャンルに分け、読みやすくコンパクトにまとめました。現在和文化への回帰が高まっている30-50代の女性に、また、急速に回復しつつあるインバウンドの方々、海外での外国人の方々とのコミュニケーションにも必携の一冊です。ぜひ二冊揃えてのご購入をおいためいたします。<br
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【目次】
「人」の章
茶道初めの一歩
茶道を日常に活かす
茶道から学ぶ人間関係の極意
美しい立ち振る舞い
季節のお茶会を楽しむ
お客の心得
亭主の心得
利久七則
有名な茶人
茶人の逸話
「心」の章
和敬清寂
自分軸
心を整える
今を生きる
季節感
五感
おもてなしの心
わびさび
引き算の美学
美意識
「茶」の章
茶と茶道の歴史
抹茶ができるまで
濃茶
薄茶
抹茶の頂き方
お茶の効能
お点前
自宅で抹茶を点てる
抹茶で作るお菓子
「禅」の章
禅の歴史
栄西禅師
茶禅一味
お茶の禅語
季節の禅語
掛け軸
坐禅
「食」の章
和食の歴史
茶事の流れ
懐石
懐石の頂き方
懐石における日本酒
和菓子の歴史
和菓子の種類
和菓子の頂き方
季節の和菓子
自宅で簡単に作れる和菓子
「器」の章
茶道具の種類と扱い方
千家十職
茶碗の基礎知識
茶入と棗
茶杓
偉人が使った茶道具
現代アート
見立て
茶箱
「衣」の章
着物の歴史
季節の着物
お茶の場での着物
着物の楽しみ方
古典的な着物・新しい着物
帯の選び方・結び方
着物の作法
茶道着あれこれ
洋服でのお茶会
風呂敷
「住」の章
にじり口
茶庭
茶室探訪
立札
野点
華道の歴史
季節の花の入れ方と拝見の仕方
花器の種類と扱い方
香道の歴史
季節のお香と香合 1,760円