老後になって後悔しないために、知っておくべき88のこと
山崎 武也
10年前がちょっと昔のことに思えるように、“老後”はあっという間にやってくる。
「もっと○○しておけばよかった……」と後悔しないために、いまできること、やっておくべきこととは?
「老後」をテーマとした本は、「資金はいくらあれば大丈夫か?」など、お金関連のものが数多くあるが、そもそも「実際の生活」や「その心構え」自体も、よくわからないもの。
そこで、著述活動をしながら旅行や茶道の活動など悠々自適に老後を謳歌している著者が、気づかぬうちにやってくる老後にそなえ、88のできること、やっておくべきことをお教えします。
まず老後になると、ある程度、自分で時間をコントロールできるようになりますが、何もすることがないと、家で1日中テレビを見ている「閉じこもり症候群」となってしまいます。
そうならないために、「1人の人間として、どんなことが好きか」を考えてみてください。
結婚、子供の有無にかかわらず、老後はいわば「ひとりの人間としての生き方」が試されるのです。
・老後は、それまでの仕事の世界の延長線上に位置しない
・老後は裸一貫にかなり近くなった環境になる
・人の人生と比較して一喜一憂しない
・「懐かしい気持ち」を大切にする
・下り坂は楽だが、上り坂よりも危険
本書で紹介する、このような老後にまつわる「リアル」を知ることで、人生の集大成を最後まで味わい尽くすことができるはずです。 1,540円