柴田哲雄 2件 人気順 新着順 汪兆銘と胡耀邦 柴田哲雄 独裁政治に抵抗し日本側に立った汪兆銘。政争失脚により天安門事件を招くこととなってしまった胡耀邦。中国の近現代史で民主化と日本との関わりを考えるうえでもっとも重要な二人の人物評伝。 【目次】 プロローグ 第1部 汪兆銘の生涯 はじめに I 生誕から辛亥革命前後まで──民主主義への目覚め II アナーキズムの影響 III 反共と反蒋介石──訓政時期の民主化論 IV 救国の信念と民主化論の終焉 V 「売国奴」に陥った晩年 第2部 胡耀邦の生涯 はじめに I 少・青年期──革命への参加と試練 II 中堅指導者──建国への貢献と失脚 III 総書記──政治改革とその挫折 第3部 救国から救「党」へ はじめに I 救国と民主化 II 救「党」と民主化 III 江沢民・胡錦涛政権 IV 習近平政権 注 引用・参考文献一覧 関連年表 あとがき 2,090円 習近平の政治思想形成 柴田哲雄 独裁化を強めつつある中国の習近平国家主席。 習は、中国をいったいどこに導こうとしているのか。 今後の習近平政権の重要な政策の理念に連なる 習の思想の形成を追い、ていねいにひもとき予測する。 また父・習仲勲の思想との異同や毛沢東の影響も論考する。 現状分析に留まる類書と異なり、習近平の地方政府在任時期 の論文など、現地語の多様な論文・資料を読み解き、 習仲勲の思想も詳述する、 気鋭研究者による現代中国政治史の入門書。 1,760円 1 TOP 電子書籍(本・小説) 柴田哲雄