吉田敏浩 2件 人気順 新着順 昭和史からの警鐘 吉田敏浩 昭和史の暗部をその作品でえぐり続けた松本清張と、戦争体験を教訓として語り続けた半藤一利。 2人はかつて作家と編集者として共闘し、軍事の復活に警鐘を鳴らし続けたコンビでもあった。 両者をよく知る保阪正康氏などにも取材し、その先駆的な仕事を再検証するノンフィクション。 2,200円 日米安保と砂川判決の黒い霧 吉田敏浩 日米安保史上、最も重要な砂川事件裁判(1959年)。 その波紋は、いまなお広がっている! 米軍基地拡張に反対した砂川闘争をめぐる事件の裁判では、 最高裁長官が判決前にアメリカ大使に情報漏洩するなど、 アメリカ側との秘密の接触があり、不透明で不公正だった。 その事実は米解禁秘密文書が暴露している。時代が下り、 砂川事件元被告たちは情報公開と再審を求め、国家賠償請求訴訟 をも起こした。当時の安倍政権は専守防衛の原則を破る 集団的自衛権の行使を解禁し、安保法制を強行成立させる際、 正当化のために砂川最高裁判決を利用しているのであった。 本書は砂川判決の裏面を暴き、日米安保体制を根本から問うものである。 話題になった『「日米合同委員会」の研究』(2016年、創元社、 日本ジャーナリスト会議(JCJ)賞受賞)の著者による最新刊! 1,430円 1 TOP 電子書籍(本・小説) 吉田敏浩