阿佐田哲也 25件 人気順 新着順 先天性極楽伝 阿佐田哲也 究極の悪の道をめざす、痛快ユーモア長編。競馬のノミ屋を生業とし、同級生のカン子と結婚した小学生ハルこと春巻信一の新婚旅行先はネリカンだった。五年後、悪の教室・ガーピー塾を巣立ったハルは、プクプク爺さん、スットン親分、チン夫人らと、三億円をめぐっての死闘を展開する。青春ピカレスクの傑作。 555円 ばいにんぶるーす 阿佐田哲也 野獣のように一人きりで生きている勝負師たちの哀歓。風来坊・ロッカ、元役人・立花、非情なノミ屋・和合、ムショ帰りの鉄五郎老人ら、いずれ劣らぬ一匹狼たちが麻雀、競馬、闘犬、無尽、ルーレット、トランプ、チンチロリンなどでくりひろげる、喰うか喰われるかの凄絶なギャンブル世界を鮮やかに描くロマン。 660円 ヤバ市ヤバ町雀鬼伝1 阿佐田哲也 バクチ打ちの血が騒ぐ。レートは一晩数億円、勝負のアヤで命も賭ける。不動産屋やソープランド経営者たち今風成り金の集まる街に吸い寄せられた雀プロ、警官、ヤクザの群れ。ギャンブル・サバイバルの種目もどんどん広がって、いったい生き残るのは誰か!? トボケた雀鬼の奇策、秘技が満載の長編小説。 550円 ヤバ市ヤバ町雀鬼伝2 阿佐田哲也 乱入してきたアメリカ娘にいつもの賭場は大混乱。賭けこそ命の多彩な悪党たちがどうシノイでいくか。堅気を誘い込むやらハワイへ遠征するやら、パチンコ、競輪に種目を広げてデスマッチ。麻雀放浪記の時代から世代交代しつつある、バクチ打ちの裏の世界を明るくすさまじく描いた、最後のギャンブル小説。 555円 阿佐田哲也コレクション2 ばいにんぶるーす 阿佐田哲也 競輪、ルーレット…男たちの果てしなき戦い!シリーズ第2弾! 競輪に惚れ込んで、生きる道を変えた元バンドマンのロッカ。非合法で天下を取りたいと願う非情なノミ屋・和合。元厚生省のお役人・立花。出所間もない大物老ギャンブラー・鉄五郎……。“フリーランサー”として生きる勝負師たちの壮絶な人生模様。競輪、ルーレット、チンチロリン、手本引き、闘犬、さらには“誰が死ぬか”まで、あらゆるギャンブルが登場する。何をおいても賭け続ける男たちの、果てしなき戦いの譜。 671円 阿佐田哲也コレクション3 ヤバ市ヤバ町雀鬼伝 三〇〇分一本勝負 阿佐田哲也 東風戦ワレ目あり。勝負の額は…1億円!?一話完結形の連作麻雀小説。 風俗営業の店があまたひしめくピンクゾーン“鬼ヶ島”。この界隈には毎夜ギャンブル好きが集まってくる。殺人前科はあるものの物腰柔らかで男前の天才勝負師・オレンプを中心に、僧侶、医者、株屋、社長、弁護士、家電屋、学生、愛人、警官……etc. 立派な肩書きを持つエリートから小市民まで。ギャンブルを愛してやまない、愛すべき面々による、勝負のゆくえ! 660円 阿佐田哲也コレクション4 ヤバ市ヤバ町雀鬼伝 ゴールドラッシュ 阿佐田哲也 麻雀、競馬にルーレット…。一話完結形の連作小説! お色気狙いのみならず、ギャンブル好きも夜な夜な集まるピンクゾーンに、天才勝負師オレンプの娘と名乗る女が突然乱入してきた! アメリカ育ちの気ままさからか、親譲りの血ゆえか、天下無敵の爆裂パワーで町中をかき乱す(『夜は楽しい悪の園』『ここが地獄の一丁目』)。ほかに、おなじみの面々がハワイに集結してユーモラスな勝負に興じる『博徒出陣』、競馬ウマをめぐって引き起こされる騒動を描いた表題作『ゴールドラッシュ』など。エイズ問題の影響で不景気な歓楽街を舞台に繰り広げられる真剣(?)勝負の数々! 660円 阿佐田哲也コレクション5 先天性極楽伝 阿佐田哲也 繰り広げられる“三億円争奪戦”!長編ユーモア・ピカレスクロマン。 小学生同士で“結婚”したハルとカン子。大きくなってから再会するも、それぞれ究極の悪の道をめざしていた――。詐欺教育塾のガーピー先生、暴力団のスットン親分、資産家のプクプク爺さん、女実業家にして大金持ちのチン夫人etc。ひと癖もふた癖もある面々を巻き込んで、繰り広げられる“三億円争奪戦”! 食うか食われるかの騙し合い、惚れた腫れたの逃亡劇。様々な思惑をはらんで、舞台は海を越えて海外にまで。果たして、生来のアウトサイダー・ハルの行き着く先は?そして大金のゆくえは? 671円 ああ勝負師 阿佐田哲也 ギャンブルの奥は深くて暗い。小市民的生活を嫌い、ギャンブルに憑かれ、のめりこんでいく男達の姿は哀しい中にも、ある種の感動を誘う。牌に命を張り、勝負に火花をちらす苛烈な雀ゴロ。賭博場に暗躍するコーチ屋、ノミ屋。裏芸を駆使する花札のイカサマ師。サイコロ三つが運命を握るチンチロリン。ギャンブルと浅からぬ縁ができてから三十余年。食うか食われるかの苛烈な勝負の世界を渡り歩き、賭博に命を賭ける人間達の浮沈と興亡を身近に見てきた著者が描く勝負師列伝! 506円 ギャンブル人生論 阿佐田哲也 愚かしいことというものは魅力的である。愚かしいことをやって全うできるなら、これほどうまい話はない。自堕落な生活に憧れ、堅気の生活とは全く無縁な、自他共に許す不良男〈阿佐田哲也〉。社会からはみ出し、幾多の修羅場をくぐり抜けてきた男のバランスと破滅の美学。“麻雀の神様”とも“博奕の天才”ともいわれた男、阿佐田哲也が若者達に贈る〈男の生き方〉。虚か実か、きみにわかるか! 506円 雀鬼くずれ 阿佐田哲也 「博打うち」とは本当に因果な商売だ。プロである以上勝たねばならないが、勝てば勝つほど、客の足は遠のき、揚句のはては飯の食い上げだ。この難問が解決できない以上、「博打うち」とは、ギャンブルにのめり込んだ多くの男達の永遠の幻想といえるかもしれない。麻雀必殺技、“二の二の天和”に骨身を削るイカサマ師を描く「天和くずれ」。ギャングバー経営の女衒の達、ドサ健と寺の息子との息づまる秘技の応酬を描く「天国と地獄」など12篇を収録。 528円 雀鬼五十番勝負 阿佐田哲也 終戦直後の東京。一面の焼け野原。巷には化け物のような麻雀打ちがゴロゴロしていた。動乱の世の中を、自らの腕と運と魂だけを頼りに生き抜く男たち。雀聖・阿佐田哲也が、戦後から昭和二十年代終わりにかけて実際に戦った忘れ得ぬ名勝負五十番を鮮やかに再現。『麻雀放浪記』など代表作のモチーフとなったエピソード満載の名作が、ファンの熱望に応えてデジタル化! 594円 ドサ健ばくち地獄(上) 阿佐田哲也 人はただ、やつのことを「健」と呼ぶ。無籍者で、住所不定。どの組織にも属さない一匹狼だ。かつて「麻雀放浪記」のなかで、出目徳の死体を裸にひん剥いて、泥溝の中に叩きこんだ、あの健とご承知おき願いたい。但し、あれから十年たった頃のお話である――。種目は麻雀、チンチロリン、手ホンビキ。一匹狼達の、身を切られるより辛い金を張っての凄まじい闘いが始まる! 「麻雀放浪記」の阿佐田哲也が放つ、長編悪漢小説(ピカレスク・ロマン)。 506円 ドサ健ばくち地獄(下) 阿佐田哲也 東京一レートが高い地下賭博の女主人「殿下」。集まった客は、遊び屋春木、バーテン滝、落語家スケ、根っからのプロ利之助、ドサ健と、いずれもが一癖も二癖もある連中。金のケリは金でつけろ。それが彼らの鉄則だ。金がなくなった時が負ける時だ。誰をコロすか、誰がコロされるか? 一匹狼達の攻めとしのぎあいの壮絶な闘いが始まる。阿佐田哲也が渾身の力をこめて描く、長編悪漢小説。 528円 麻雀狂時代 阿佐田哲也 博打打ちは例外なく、皆、臆病である。博打で生きている限り、現金以外は武器にならない。彼らにとっての恐怖は、負け続けることではなく、負けて現金が尽きることである――。絶対ガン札は出来ないといわれているヴァイスクルの封切版カードで、日本ギャンブラーを手玉にとるメリケンお玉。韓国のカジノで15分で1500万稼ぎ、勝ち役の名が鳴り響いている空野とノミ屋ゴロシのプロ車券師。ギャンブルを通して、人間の切なさ、哀しさ、凄まじさを描いた阿佐田哲也の傑作小説。 594円 麻雀放浪記(一) 青春編 阿佐田哲也 終戦後まもない昭和二十年十月、東京。坊や哲(哲也)の物語はここから始まる――。職にあぶれ街をさまよう哲は、麻雀の主のような男出目徳に出会い、徐々に技(イカサマ)を駆使した高レートの麻雀に惹かれていく。出目徳の下でイカサマ技術を覚えた哲は、長年のライバルドサ健のみならず出目徳すらも凌駕しようと、上野下車坂の「喜楽荘」で勝負を挑む。有り金全てを賭けた真剣勝負の勝者は……!? 麻雀史のみならず小説史にその名を残す金字塔「麻雀放浪記」の第一弾。 594円 麻雀放浪記(二) 風雲編 阿佐田哲也 出目徳・ドサ健たちとの死闘を乗り越えた坊や哲だったが、その後、師匠の出目徳同様ヒロポン(薬物)中毒になってしまう。クスリのためにケチな博打で小銭を稼ぎ、禁断症状の怖さと自己嫌悪でさらにクスリを求める最低の生活。皮肉なことにそんな彼を救ったのも麻雀だった。大阪に流れた彼は、ブウ麻雀の猛者たちと戦ううちに関西麻雀の制覇を考える。達磨・飛び甚・タンクロウという強烈な麻雀打ちと決着をつけるべく坊や哲は博打寺「大恩寺」に乗り込んだ……。 594円 麻雀放浪記(三) 激闘編 阿佐田哲也 坊や哲がサラリーマン!? たった一つの商売道具だった右手を傷め、麻雀打ちとして限界を感じ始めた坊や哲。しかし、麻雀はそう簡単には彼を離してくれない。昔激闘を繰り広げたドサ健、女衒の達らが、再び哲を勝負の場へと誘う。小さな博打にもことごとく負けた彼は、金貸しの勇から借金のカタに「就職」を要求される。ところが、これもまた新たな大勝負への布石だった。雇主の社長が貯めこんだ裏金と惚れた女弥枝を奪おうと、出目徳の息子三井とタッグを組んで勝負を挑む!! 550円 麻雀放浪記(四) 番外編 阿佐田哲也 4年前に博打から足を洗い会社員となった坊や哲は、出張先の北九州の雀荘で李億春という玄人に巡り会う。李は哲を一流の玄人と認め勝負を要求するが、彼はいまいちその気になれない。東京に戻った哲は、ドサ健から相棒を頼まれ麻雀を打ってみるものの、思うように牌が操れない自分に気づく。しかし、麻雀の世界だけで生き続ける李、ドサ健への感傷を捨てきれない哲は、彼らにもう一度闘いを挑む。麻雀打ちとしてしか生きられない不器用な男たちのせつないラス半。麻雀放浪記最終章。 594円 合本 麻雀放浪記【文春e-Books】 阿佐田哲也 純文学作家「色川武大」=阿佐田哲也が戦後の焼け野原を舞台に描く、本邦ギャンブル小説の最高峰! 全四篇を集めた合本版です。 【収録作品】 『麻雀放浪記1 青春篇』 終戦直後の焼け野原で、「坊や哲」が「ドサ健」「出目徳」「女衒の達」ら仕事師たちと渡り合う。(解説・先崎学) 『麻雀放浪記2 風雲篇』 いかさまがばれて関西に逃れた「坊や哲」。京都の博打寺でブウ麻雀の鬼たちと激闘を繰り広げる。(解説・立川談志) 『麻雀放浪記3 激闘篇』 肘を壊し、いかさまができなくなった「坊や哲」。闇の組織から高利の金を借りて窮地に陥る。(解説・小沢昭一) 『麻雀放浪記4 番外篇』 無頼の生活から足を洗い、勤めにとなった「坊や哲」の前に、ふたたび“あの男”が現れた!(解説・柳美里) 2,852円 12 TOP 電子書籍(本・小説) 阿佐田哲也