今井絵美子 54件 人気順 新着順 すこくろ幽斎診療記 : 6 青き踏む 今井絵美子 海で命を落とした併吉の女房お千佳は双子の娘を抱え、裏店でひっそりと暮らしていた。お千佳を気遣って長屋を訪ねた産婆のお辰は、お千佳が赤子を身籠っていることを知り、お千佳と双子の娘を草の実荘で引き取ることになった。ところが、その草の実荘からお辰の息子徳次が姿を消し……。人気シリーズ第六弾。 539円 すこくろ幽斎診療記 : 7 親鳥子鳥 今井絵美子 ふだん施薬院幽々庵に世話になっておる大工や職人衆らの手によって増改築がなされ、見違えるほど広くなった草の実荘。そんななか、産婆お辰の息子徳次に奉公話が持ち上がる。一方、人足寄場に通う杉下幽斎は、人足寄場の介護人恵造に病人小屋で寝たきりの人足絹二の願いを話すが……シリーズ第七弾。 539円 すこくろ幽斎診療記 : 8 泣くにはよい日和 今井絵美子 舩松町の小料理屋「川瀬」の一人娘の葵が、草の実荘で手習塾を開く矢崎三之進のもとに通うことになり、草の実荘は相も変わらず騒がしい日々が続いていた。そんな折り、草の実荘に母子で身を寄せていた妊娠中のお千佳の体調に変化が……。書き下ろし時代小説シリーズ第八弾。 539円 すこくろ幽斎診療記 : 9 禊川 今井絵美子 大勢の子供たちの笑い声や喧嘩をする声が溢れ、今日も騒がしい養護院草の実荘。その草の実荘に薬種問屋浪花屋に奉公する徳次が薮入りで久しぶりに帰ってた。徳次が草の実荘の門前を潜ろうとしたとき、庭を覗き込む袖頭巾を被った女の姿を見かける。それからしばらくして、お夏とお冬姉妹の弟春吉が草の実荘から姿を消した。書き下ろし好評シリーズ第九弾。 539円 夢草紙人情おかんヶ茶屋 優しい嘘 今井絵美子 おかんヶ茶屋で浪人の兵庫助が飲んでいると、芸者の駒乃がやってきた。二人は夫婦の形こそ取っていないものの、ともにかけがえのない存在。駒乃は連れてきた同年配の女の話を聞いてくれと頼み込む。女は駒乃と同じ芸者だったが、七年前、仕事一筋の職人に嫁いでいた。一昨日、かつての馴染客と出会(でくわ)し、芝居見物に誘われたという。そしてその後……女は泣き出しそうな顔で続けた。 704円 夢草紙人情おかんヶ茶屋 雪まろげ 今井絵美子 おますは舞う粉雪を見て思った。ああ、あの男(ひと)が姿を変えて別れを告げに来てくれたんだと。お腹にはもうすぐ生まれる赤児がいる。そんな娘を見守りながら、母親のおことは心の中で言葉をかけた。おます、泣きたければ泣くがいい。叫びたければ叫び、思いの丈を吐き出すんだ。そうすれば、必ずや、その先に明るい光が見えてくる。そうして少しずつ、女ごは逞しくなっていくのだから……。 704円 夢草紙人情おかんヶ茶屋 うつし花 今井絵美子 晴れて女絵師のお郁と夫婦になった寿屋栄次郎の様子が思わしくない。町医者によれば、膵炎で食餌療法が必要とのこと。だが、お郁は家事一切がからきし駄目な女。そこで、ひぐらし店の女衆が助っ人を申し出た。折しも、お郁は江戸月見八景を依頼され、せっつく版元に三日で仕上げると啖呵を切る。栄次郎はお郁を、お郁は栄次郎を、周囲の住人は二人を気にかける中、出来上がった絵は……。 682円 夢草紙人情おかんヶ茶屋 縁の糸 今井絵美子 四十路半ばとは思えぬ嫋やかな美しさを備える女将・お蝠が営む『おかんヶ茶屋』に出てくる惣菜は、ごく普通の家庭料理だが、豊潤で心を和ませるあたたかい味だ。人は癒やしを求めこの茶屋に集まってくる。さて、今日のお客は? 表題作の「縁の糸」ほかに、「霜夜」「冬の月」など3篇。 680円 夢草紙人情おかんヶ茶屋 夏花 今井絵美子 貧しくても懸命に生きる人々が支え合う姿を、温かな惣菜の風味とともに描く時代小説。お蝠(ふく)が営む「おかんヶ茶屋」の惣菜は天下一品! 店に集うのは、ひぐらし店に住まう面々。つらくて悲しいことも、仲間たちの支えと一皿の惣菜があれば乗り越えられる。心とお腹があたたまる、お料理人情物語。これまで謎だった、お蝠の来歴の一片が明かされる。「風の香」「夏花」「巴旦杏」「ふた星」を収録。 680円 夢草紙人情おかんヶ茶屋 今夜だけ 今井絵美子 貧しくても懸命に生きる人々が支え合う姿を、温かな惣菜の風味とともに描く時代小説。お蝠(ふく)が営む「おかんヶ茶屋」の惣菜は天下一品! 常連客の一人、欽哉が幼なじみのおこんと祝言を挙げることになった。おこんは父親を病気で失い、妾奉公に出た母親とは生き別れに。親代わりに育てた兄の翔太は母親に祝言に出てもらうため、居場所を探し出すが、母親との再会は逆に翔太を苦しめる――。ほかに、心に染みる3話を収録。 680円 夢草紙人情おかんヶ茶屋 今井絵美子 『おりき』シリーズで大人気の著者、新シリーズ! 一番の調味料はみんなの笑顔さ。心と胃袋にしみる温かい時代人情物語。 691円 暮れがたき 夢草紙人情ひぐらし店 今井絵美子 新吉原の華やかな表通りに隠れた場所に、ひぐらし店と呼ばれる裏店がありましてねえ。場所が場所でございますから、堅気の仕事をしている者はほんのひと握り。後は大道芸や芝居小屋の中売り。噺家とも呼べないろくでもない奴に、仕事師とくる。おんや、そんなひぐらし店に似つかわしくない、滅法界、品をした女ごがやって来ましたよ…。心に染みる人情物語。 649円 夢草紙人情ひぐらし店 恋しい 今井絵美子 おくにには将来を誓いあった慶太という男がいたが、役者の雪之丞に惚れてしまった。雪之丞を追いかけるため、父・茂七と慶太から金を奪って姿を消した。慶太は衝撃のあまり自殺をしてしまう。それから三年後、衰弱したおくにはひぐらし店に戻ってきた。しかも子供を孕んでいた。茂七は頑なにそんな自分の娘を許すことが出来ずにいた……。 691円 夢の夢こそ 今井絵美子 人形浄瑠璃が縁で二人は出逢った。男は尾道で造酒屋を営む忠三郎。女は廻船問屋の後妻・お夕。お夕が後妻に入った経緯を知った忠三郎は、次第に彼女に心を寄せていくが、婿養子の身でできることは限られる。そんな中、お夕が窮地に追い込まれることに。お夕を救おうとする忠三郎。忠三郎への気持ちを明かすお夕。世間から後ろ指を指されようとも、二人は覚悟を決めた。 715円 123 TOP 電子書籍(本・小説) 今井絵美子 3ページ目