庵野ゆき(著) 3件 人気順 新着順 竜の医師団2 庵野ゆき(著) 筆記試験は零点ながら、竜との対峙でめでたく入団を勝ち取ったリョウ。だが、初等教育も受けていなかったため小等学舎から学び直す羽目に。一方レオニートは驚異的な記憶力と豊富な知識で楽々入団を果たすが、血を見るのが苦手で医者としては前途多難。そんな彼らを引き受けたのは、破天荒な言動で周囲の度肝を抜く竜血管内科長ニーナだった。リョウは熱を観ることができるというヤポネ人の視力を武器に、レオと共に数々の症例に挑む。だがカランバスのディドウス、世界最年長にして最大の竜に最期の時が迫っていた。生と死と医療のあり方を見つめる、異世界本格医療ファンタジイ。/【目次】プロローグ/カルテ4 死の舞踏と、竜の愛/カルテ5 咽喉(のど)の痛みと、竜の暴走 ~診断編~/カルテ6 咽喉の痛みと、竜の暴走 ~治療編~/エピローグ 盲(めし)いし者と、竜の加護/あとがき 999円 竜の医師団1 庵野ゆき(著) この世は竜の創りしもの。竜のあるところに豊穣あり。だが竜が病む時、彼らは破壊をもたらす。〈竜ノ医師団〉とは竜の病を退ける者。極北の国カランバス。虐げられし民ヤポネ人の少年リョウは、憲兵から逃れ必死で飛空船の発着場を目指していた。〈竜ノ医師団〉は治外法権、飛空船で辿り着き入団できれば、ヤポネ人でも道が開ける。発着場に向かう途中リョウは、上流階級のお坊ちゃんレオニートに出会う。彼も医師団に入団したいというのだ。二人は協力して船に乗りこむが……。『水使いの森』で第4回創元ファンタジイ新人賞優秀賞受賞の著者が贈る、竜の医師を目指す少年たちの物語。/【目次】プロローグ/カルテ1 咽喉(のど)の痛みと、竜の爆炎/カルテ2 全身の痒(かゆ)みと、竜の爪/カルテ3 もの忘れ、ふらつき、そして竜巻(たつまき)/解説=小出和代 999円 叡智の覇者 庵野ゆき(著) 〈南境ノ乱〉で破壊された町の人々がやっとの思いで手に入れた平和は、カラマーハ帝軍の侵略、そして大旱魃で脆くも崩れ去った。今や頭領になったハマーヌは、人々を救うため禁断の術に手を染める。一方敵の陰謀を逆手に取り、帝家の玉座を乗っ取ったラクスミィだったが、国を潤す青河が涸れ始めていることに気づく。このままでは乳海が露わになり、丹の暴発が起きてしまう。それを回避するには、南境の民が命の糧とする砂漠の水を断たねばならない。それぞれの民の命と希望を背負った、ハマーヌとラクスミィの決断はいかに……。三部作完結。 1,300円 1 TOP 電子書籍(本・小説) 庵野ゆき(著)