ドストエフスキー/亀山郁夫(訳) 18件 人気順 新着順 未成年3 ドストエフスキー/亀山郁夫(訳) ドタバタ劇は一気に加速する。〈ぼく〉アルカージーは、臨終の床にある戸籍上の父マカールと出会い、その数奇な放浪譚と信仰に清冽な衝撃を受け「復活」に向かう。謎の手紙をめぐる陰謀、実父ヴェルシーロフとの熱く長い会話。もつれる愛の行方、そして驚愕の結末……。作者は、無秩序、混沌の泥沼に足をとられた登場人物たちの「復活」の道のりを丹念に描きこんだ。最晩年の作者が到達した世界観が顔をのぞかせている。 1,463円 白痴1 ドストエフスキー/亀山郁夫(訳) 人は彼を、愛情をこめて「白痴」と呼ぶ……。純粋無垢のかたまりムイシキン侯爵、絶世の美人ナスターシヤと強烈な野生びとロゴージンが繰りひろげる三角関係。世界文学の王者ドストエフスキーの最高の「恋愛小説」。亀山郁夫の音楽性ゆたかな新訳が、このハイスピードの物語を演出します! 891円 白痴2 ドストエフスキー/亀山郁夫(訳) あのドラマチックな夜会から半年。白夜の季節の到来とともに、相続の手続きを終えたムイシキン公爵がモスクワに戻ってくる。炎の友ロゴージンと再会したとき、愛のトライアングルが形を変えはじめた。謎の女性ナスターシヤはどこに? 絶世の美少女アグラーヤの不思議な思惑は……。 891円 白痴3 ドストエフスキー/亀山郁夫(訳) 「わたしが純粋な心の持ち主だなんて、どうしてわかるの?」聖なる愚者ムイシキン公爵と友人ロゴージン、美女ナスターシヤ、美少女アグラーヤ……。はたして誰が誰を本当に愛しているのか? 謎に満ちた複雑な恋愛模様は形を変えはじめ、やがてアグラーヤからの1通の手紙が公爵の心を揺り動かす。錯綜をきわめる三角愛の行方は? 「イッポリートの告白」を含む物語の中核部分、登場。 913円 白痴4 ドストエフスキー/亀山郁夫(訳) 「あなたと会えるのはこれが最後かもしれない。最後かも」かつてナスターシヤが語った言葉に導かれるように、この終楽章が始まる。悲劇的なるものとコミカルなものが融合した「世界一美しい恋愛小説」は、4人の運命を、ある渦巻きの中心に向かって引きずり込んでいく。全4巻完結。 1,078円 賭博者 ドストエフスキー/亀山郁夫(訳) ドイツの町ルーレッテンブルグ。賭博に魅入られた人々が今日もカジノに集まる。「ぼく」は将軍の義理の娘ポリーナに恋心を抱いている。彼女の縁戚、大金持ちの「おばあさん」の訃報を、一同はなぜか心待ちにしていて……。金に群がり、偶然に賭け、運命に嘲笑される人間の末路は? 935円 悪霊 1 ドストエフスキー/亀山郁夫(訳) 最近わたしたちの町で、奇怪きわまりない事件が続発した。町の名士ヴェルホヴェンスキー氏とワルワーラ夫人の奇妙な「友情」がすべての発端だった……。やがて、夫人の息子ニコライ・スタヴローギンが戻ってきて、呼び寄せられるように暗い波乱の気配が立ちこめはじめる。ドストエフスキー最大の問題作、新訳刊行なる! 935円 悪霊 2 ドストエフスキー/亀山郁夫(訳) 町でささやかれる怪しげな噂は、大きな出来事の前ぶれだった。1人が狂い、2人が燃えあがり、5人が密議をめぐらし、そしてみんな取り憑かれていく。暗い夜が育む悪意の芽。ついに明らかになった、ピョートルの真の狙いとは。「ドストエフスキーの全小説中、もっとも謎をはらんだ部分(訳者)」といえる第2部。アカデミー版「スタヴローギンの告白」初訳を含む新訳決定版。 1,188円 悪霊 3 ドストエフスキー/亀山郁夫(訳) 街はいよいよ狂乱に向かって突っ走りはじめた。まずは県知事夫人ユーリヤの肝いりによる「慈善パーティ」で、何かが起こる気配。その背後では着々と陰謀が進行し、「五人組」の活動も風雲急を告げる。ワルワーラ夫人とステパン・ヴェルホヴェンスキー氏、スタヴローギンとリーザの「愛」の行方は? 生き残るのは誰か? 愛と悪、崩壊と再生のクライマックス。 1,144円 悪霊 別巻~「スタヴローギンの告白」異稿~ ドストエフスキー/亀山郁夫(訳) 世界初、3つの「告白」を同時収録! 「スタヴローギンの告白」として知られる『悪霊』第2巻「チーホンのもとで」には、3つの異稿が残されている。本書ではそのすべてを訳出した。さらに近年のドストエフスキー研究のいちじるしい進化=深化をふまえ、精密で画期的な解説を加えた。テクストのちがいが示すものは何か? ドストエフスキーがめざした“究極の作品”を読み解くための特別編。 935円 カラマーゾフの兄弟1 ドストエフスキー/亀山郁夫(訳) 父親フョードル・カラマーゾフは、圧倒的に粗野で精力的、好色きわまりない男だ。ミーチャ、イワン、アリョーシャの3人兄弟が家に戻り、その父親とともに妖艶な美人をめぐって繰り広げる葛藤。アリョーシャは、慈愛あふれるゾシマ長老に救いを求めるが……。 770円 カラマーゾフの兄弟2 ドストエフスキー/亀山郁夫(訳) ゾシマの言葉にしたがって、アリョーシャは父の家に出かける。父と長男ミーチャとの確執は、激しさを増していくようだ。イリューシャとの出会い、スネギリョフ大尉の家で目にしたものなど、アリョーシャの心はさまざまに揺れ動き、イワンの「大審問官」で究極の衝撃を受ける。 770円 カラマーゾフの兄弟3 ドストエフスキー/亀山郁夫(訳) ゾシマの死に呆然とするアリョーシャ。しかし長老の遺体には、信じられない異変が起こる。いっぽう、第2巻で〈消えて〉いたミーチャは、そのころ自分の恥辱をそそぐための金策に走り回っていた。そして、ついに恐れていた事態が。父フョードルが殺された! 犯人は誰なのか? 880円 カラマーゾフの兄弟4 ドストエフスキー/亀山郁夫(訳) 11月初め。フョードル殺害犯として逮捕されたミーチャのまわりで、さまざまな人々が動きだす。アリョーシャと少年たちは病気の友だちを見舞い、イワンはスメルジャコフと会って事件の「真相」を究明しようとする。そして裁判で下された驚愕の判決。ロシアの民衆の真意とは何か! 1,100円 カラマーゾフの兄弟5~エピローグ別巻~ ドストエフスキー/亀山郁夫(訳) 「エピローグ」では、主人公たちのその後が描かれる。彼らそれぞれに、どんな未来が待ち受けているのか……。訳者・亀山郁夫が渾身の力で描いた「ドストエフスキーの生涯」と「解題」は、この至高の名作を味わうための傑出したすばらしいガイド=指針となるにちがいない。 660円 罪と罰 1 ドストエフスキー/亀山郁夫(訳) 貧困・孤独・狂気の渦巻く大都会のかたすみに、「理想的な」殺人をたくらむ青年が住んでいた。酔いどれ役人との出会い、母からの重い手紙、馬が殺される悪夢。ディテールが、運命となって彼に押し寄せる!歩いて七百三十歩のアパートに住む金貸しの老女を、主人公ラスコーリニコフはなぜ殺さねばならないのか。日本をはじめ世界の文学に決定的な影響を与えたドストエフスキーの代表作のひとつ、ついに新訳刊行。 847円 罪と罰 2 ドストエフスキー/亀山郁夫(訳) 目の前にとつぜん現れた愛する母と妹。ラスコーリニコフは再会の喜びを味わう余裕もなく、奈落の底に突きおとされる。おりしも、敏腕の予審判事ポルフィーリーのもとに出向くことになった彼は、そこで、背筋の凍るような恐怖を味わわされる。すでに戦いは始まっていた! 予審判事との駆け引きで明かされるラスコーリニコフの「殺人思想」とは? 犯罪小説の雄、戦慄の第二巻。 836円 罪と罰 3 ドストエフスキー/亀山郁夫(訳) 殺人を犯した者の詳細な運命がつづられる最終巻。ラスコーリニコフをはじめ、母、妹、友人、そして娼婦ソーニャなど、あらゆる「主人公たち」が渦巻きながら生き生きと歩き、涙し、愛を語る。ペテルブルグの暑い夏の狂気は、ここに終わりを告げる……。犯罪者に救いは訪れるのか? 人間の本当の罪、本当の罰が明らかになる! 画期的新訳、ついに完結。 913円 1 TOP 電子書籍(本・小説) ドストエフスキー/亀山郁夫(訳)